Yuhiの読書日記+α

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夜霧のマンハッタン

2008年06月29日 00時03分13秒 | 映画(や行)
マンハッタンを舞台にした絵画をめぐるサスペンス。出演は、ロバート・レッドフォード、デブラ・ウィンガーほか。

<あらすじ>
ローガン検事補(ロバート・レッドフォード)は、ケリー弁護士(デブラ・ウィンガー)からチェルシー(ダリル・ハンナ)という女性を紹介される。チェルシーはある絵を盗もうとしたとして、起訴されそうになっていた。その絵はチェルシーの父が描いたもので、彼女の誕生日にプレゼントされたという。絵の裏には父のサインもあると聞き、ローガンはサインが本当にあれば訴えは取り下げると約束したのだが・・・。

タイトルは聞いたことがあったのですが、すごく詩的な邦題がついているので、てっきりラブ・ロマンスものなのかと思ってたんですよね。実はサスペンスものなのだとは、観るまで気づきませんでした。

とは言え、軽いノリの入った恋愛もの的な要素も強い作品だし、思ったよりもアクションっぽい部分もあるし、意外と気楽に観ることができるストーリーでした。
ロバート・レッドフォードもやや3枚目な感じで、娘とのやり取りがなかなか笑えました。

ストーリー展開はありがちな感じだし、ご都合主義な部分も結構目に付いたので、サスペンスとして観るとそこまでハラハラ・ドキドキするわけではなかったけど、ラストの真犯人にはやられました!ここで驚くことができた分、評価が一段上がったかな~。

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恋空

2008年06月27日 00時18分23秒 | 映画(か行)
ケータイ小説を元にし、新垣結衣が主演の純愛もの。他のキャストは、三浦春馬、小出恵介、浅野ゆう子など。

<あらすじ>
平凡な女子高生の美嘉(新垣結衣)は同じ高校に通うヒロ(三浦春馬)と運命的に出会い、瞬く間に恋に落ちるが、ヒロの元カノからの嫌がらせや妊娠など想像を絶する悲劇に見舞われてしまう。そのうえ、ヒロから一方的に別れを告げられた美嘉は心に大きな傷を負うが、ヒロと正反対の穏やかな優(小出恵介)と出会い、心癒されていく。(シネマトゥデイ)

たまたま知人からDVDを借り、上映当時話題になってたよなーと思って見てみたのですが、うーん・・・。泣ける泣けると聞いてたのですが、私は泣けるってところまではいかなかったかな。悲恋で可哀相だと思う部分はたくさんあるんですけど、あまりにも現実離れしすぎてる上、美化しすぎてる気がして、ついていけなかったです。(携帯のアドレスなどのメモリーを消去しちゃうような人物と、ましてや名乗りもしない相手と簡単に電話で話したりするなんて、信じられませんよ)

元々がケータイ小説で、購読対象が中高生だったようだし、高校生活を中心とした話だから、そういう世代だともっと身近に感じて、グッとくるのかもしれませんけどね。

ストーリーは、どこかで見たようなシチュエーションや、聞いたことのあるような泣けるエピソードをつなげて、てんこ盛りにしただけのように感じました。
新しい恋の相手が、ものすごくよく出来た人だったり、イジワルされてた彼のモトカノと簡単に仲直りしちゃうところなんかも、かなりご都合主義ですよね。ラストの泣ける場面に向けて、辻褄を合わせてる気がしてなりませんでした。

スゴイと思ったのは、映画の中でケータイをフル活用しているところ。メールや電話はもちろん、写メやらテレビ電話やら、今時はこれだけ携帯の機能を使いきるのが当たり前って感じですよね。自分がロクに使いこなせていないだけに、思わず感心してしまいました。
さすがにケータイ小説から生まれた映画だけあります。

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ミュリエルの結婚

2008年06月25日 00時48分52秒 | 映画(ま行)
トニ・コレット主演で体重を20キロも増やして演じた、見目も悪く平凡な女の子が理想の結婚に成功するまでを描いたコメディ。オーストラリアの作品。

<あらすじ>
町の有力者の娘ミュリエル(トニ・コレット)は、仕事も友達もなく、不美人で太めな容姿、さらに内向的な性格で、何をやってもうまくいかない女の子。そんな自分に嫌気がさし、結婚すれば運命が変わると考え、名前もマリエルに改名して一路シドニーへ。高校の親友ロンダ(レイチェル・グリフィス)をパートナーに日夜結婚相手を探す。そんなある日、ロンダがガンだと知る・・・。

お気楽なラブコメなのかと思って見始めたのですが、意外とシリアスで考えさせられる所も多い話でした。
主人公のミュリエルは、結婚すれば何もかもうまくいくと信じて突き進むんですが、途中で、友人がガンになったり、両親が不仲になり、あげくに優しい母親に死なれてしまったり・・・と、結構つらいことだらけで。合間合間に明るいシーンはあるものの、なんとなく痛々しい感じがつきまとってる気がして、心の底から笑えませんでした。

しかも、ミュリエルは、誰もがうらやむような結婚を手には入れるのですが、思ったほど幸せにはなれないことに気づいていきます。
結局、ミュリエルが結婚したかった理由は、人から幸せそうに見られたいからだったのであって、結婚したからといって、自分が幸せになれるわけではないということが分かるわけですよね。
この辺は、なんとなく自分の人生と置き換えて考えてしまいますね。
自分の中にも、どこかで、人から「羨ましがられたい」とか「幸せそうに見られたい」という気持ちがあるような気がして・・・。

ラストで、結婚を解消し、自分の足で新たな道を歩み始めたミュリエルの笑顔が最高でした。ここに全ての答えがありそうですね。

この映画で主人公のミュリエルを演じたトニ・コレットは、「イン・ハー・シューズ」でも、美人の妹と対照的なイケてない姉の役を演じていましたが、そのときは特に不美人だとは思ってなかったんですよね。
でも、この作品では、さすがに20キロも太って演じただけあって、確かにモテないのも分かる容姿に(笑)。さすがのプロ根性です。

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顔 FACE

2008年06月23日 00時08分32秒 | 小説
横山秀夫作「顔 FACE 」を読了しました!

横山作品は「真相」に続き2作目です。今回は、元似顔絵描き婦警の平野瑞穂を主人公とした短編集です。

読みはじめて気づいたのですが、この作品って、確か仲間由紀恵主演でドラマ化してましたよね。ドラマはチラッと見ただけで、中身は全然知らなかったのですが、確かにこんな作品だったような・・・。

短編集なのですが、1人の婦警の成長する姿を描いた連作もので、ミステリーとして読むと、正直イマイチ盛り上がりに欠けました。
しかし、男社会である警察の中で、必死でもがきながらも前に進んでいく1人の婦警の姿としては、なかなか興味深く読むことができました。

ただ、ちょっと残念なのは、瑞穂が折角似顔絵描きを得意としている婦警なのだから、もっとそれを元にした大活躍を見せて欲しかった。
それは確かに現実的ではないだろうし、瑞穂のような扱いを受けるのがリアルなんだろうとは思いますが、せめてラストくらいは、そういう方面での活躍があったらもっと楽しめただろうなーと思います。

決して面白くないわけではなかったのですが、アっという驚きや、ジーンとくるエピソードが特になかったので、少々印象が薄めだった気がします。
こんな地味な話をドラマ化したわけだから、どんなドラマだったのか、そっちの方が妙に気になる・・・。

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さくらん

2008年06月22日 02時03分42秒 | 映画(さ行)
安野モヨコ原作のマンガを映画化したもの。監督は蜷川実花、土屋アンナ主演で、その他のキャストは、椎名桔平、成宮寛貴、木村佳乃、菅野美穂など。

<あらすじ>
お蘭によって吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女。きよ葉と名付けられた彼女は、高級花魁・粧ひに面倒を見られることになった。玉菊屋から脱走を図り続けるきよ葉だったが、粧ひに導かれ吉原一の花魁を目指す事を決意する。やがて17歳となったきよ葉は、美貌と鼻っ柱の強さで一躍江戸中の注目を集める存在に。そんなきよ葉は、お客として来たうぶな青年・惣次郎と初めての恋に落ちるのだが…。(goo映画より)


かなりド派手な映像で、ビックリしましたが、色使いなんかはとても綺麗でしたね。吉原が、実際にああいう感じだったのかどうかは分からないんですが、雰囲気は感じられました。

ただ、ストーリーは期待はずれだったかな。「大奥」のような女同士の戦いを描いているのかと勝手に思っていたのですが、そういうのはほとんどなかったんですよね。超イジワルな先輩や凌ぎをけずるライバルなんかも登場しないし。なんか物足りない。

かといって恋愛ものとして見るにも、展開が速すぎるためか、キャラクターひとりひとりを掘り下げて描き切れていなかったので、誰にもイマイチ感情移入できず・・・。
原作のマンガは未読なので、どんな感じなのか分かりませんが、ちょっと中途半端すぎましたね。

唯一、スゴイ!と思ったのが、夏木マリ。もう似合いすぎてて笑えました。

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フリックストーリー

2008年06月21日 00時20分42秒 | 映画(は行)
ジャック・ドレー監督、アラン・ドロン主演の刑事もので、実話を基にしているそうです。

<あらすじ>
凶悪犯エミール(ジャン=ルイ・トランティニャン)が脱獄し、フランス警察のボルニッシュ(アラン・ドロン)は、密告により彼のアジトを襲撃する。しかしエミールは逃亡し、ボルニッシュの協力者を次々と殺害していくのだった・・・。


ジャン=ルイ・トランティニャンの冷酷ぶりが最高ー!妙に整った顔が一層冷たさを引き出していて、凶悪犯らしい凄みがありました。
アラン・ドロンもいいけど、このお話ではやっぱりトランティニャンにつきるかなー。

ストーリー的には派手さはないし、全体的に淡々として緩急がない感じ。もうちょっとテンポ良く進んで欲しかったなーと思いましたが、冷静沈着で抜け目のないエミールがまさかあんな風に捕まるなんて・・・!そのキッカケがちょっと意外な感じだったので、好感度あがりました。

出てくる車がレトロでカッコイイ。ヨーロッパの石畳の道にすごく似合ってて良かったです。
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ドラキュリア

2008年06月19日 00時30分34秒 | 映画(た行)
「エルム街の悪夢」「スクリーム」の監督ウェス・クレイヴンが製作総指揮を務めたヴァンパイアもの。まだ有名になる前のジェラルド・バトラーも出てます。

<あらすじ>
ヘルシングと甥のサイモンが経営する遺物館に、窃盗団が侵入し金庫の中にあった銀製の棺桶が盗まれた。しかし、ヘルシングは警察に通報せず、サイモンにも行き先を告げずに出かけてしまう。不審に思ったサイモンはヘルシングを尾行し、ニューヨークへ到着した。同じ頃、窃盗団は金目の物が入っていると思い込み、盗んだ棺桶を開いたところ、本物のドラキュリアが入っており、目覚めた彼に次々と襲われる。そのころアメリカのニューオリンズの或る町で、少女マリーはマントの男が自分を呼ぶ悪夢に悩まされていた……。


見終わった後で調べていて気づいたのですが、この作品を製作しているのは「スクリーム」の監督だったんですねー。先日ちょうど「スクリーム」を見たところだったので、「あれ?何か見たことのあるようなシーンだな」と思ってたんですよねー。
やはり作り手の好みというかクセのようなものが表れるんでしょうか・・・。

かなりB級っぽい作品なのですが、普通のヴァンパイアものとは少々違う独自の解釈がしてあるので、わりに楽しめました。
それに、全く無関係なマリーがドラキュリアとどう関係してくるのかというのも、謎めいていて興味をひきます。
そして、この映画の一番の変わっている点は、ドラキュリアの正体!!アゼンというかナットクというか、とにかくすごい説ですよ~。
ネタバレすると面白くないので、ここではあえて触れません。見てのお楽しみってことで(笑)。

ちなみに、この映画はホラーっぽい気持ち悪いシーンも少々ありますので、苦手な方はやめた方がいいと思います。(私はヴァンパイアもの=ホラーという認識がなかったので、ちょっとビックリしました)

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最高の人生の見つけ方

2008年06月15日 00時06分29秒 | 映画(さ行)
 遅ればせながら、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの競演ということで話題になっていたこの映画を観に行ってきました。
けど、観てから気づいたのですが、つい先日見たばかりの「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」とかなり内容が被ってる!!
何も考えずに見に行ってしまったんですよねー。でも、私は全然別物として楽しめましたよ。

<あらすじ>
自動車整備工のカーターと実業家で大金持ちのエドワードが入院先の病院で相部屋となる。方や見舞いに訪れる家族に囲まれ、方ややって来るのは秘書だけという2人には何の共通点もなかった。ところが、共に余命半年の末期ガンであることが判明し、カーターが死ぬ前にやっておきたいことをメモした“棺おけリスト”を見つけたエドワードはリストの実行を持ちかける。2人は周囲の反対を押し切って冒険の旅に出るのだった。(goo映画より)


 こうやって、あらすじを見ながら内容を思い出せば出すほど、「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」と似ているよな~としみじみ思います。
死を目前に控えた男2人の旅という設定や、死ぬまでにやりたいことをリストにしたりするところとか、ほんとソックリですよね。リメイクってわけでもなさそうなので、こういうテーマがよくあるってことなのかもしれませんね。

 とても仲の良い家族を持つ真面目で善良な男カーター役はやっぱりモーガン・フリーマンで、逆にすっごくアクの強い強面の実業家役はやっぱりジャック・ニコルソンなんですね。絶対にそういう配役なんだろうなーと予想した通りだったのが笑えます。もし、逆の役を演じていたら・・・。それもまた面白そうだったのにな、なんて思ってしまうのですが。

 とにかく、この二人はさすが熟練した名優だけあって、演技の面では本当に安定感があって文句なしでした。おかげで、じっくりとストーリーを味わうことができて良かったです。

 それにしても、「棺おけリスト」に基づいて世界中を旅する二人は、豪快でうらやましい限りでしたねー。私も死ぬ前に、あんな風に世界中を旅していい思い出をたくさん作りたいよ・・・。もっともあれは、大金持ちのエドワードがいたからで、庶民には全く無理なお話でしょうけどねー。
でも、そこで育まれた二人の友情は、本当に素晴らしかったです。人生の最後で、こんなに通じ合える人ができるなんて、生きててよかったと思えるんじゃないでしょうか・・・。

 「棺おけリスト」が一つ、また一つと消されていき、最後にお墓に入れられるところはグッときましたね。抑えた演出がすごくいい感じでした。
ちなみに、あの秘書のトーマス(マシュー)は、あの後どうなったのかな。エドワードの遺産を分けてもらったんでしょうか。
彼もまた名優二人に負けない程、いい味出してて良かったです。

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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

2008年06月14日 00時21分52秒 | 映画(な行)
ドイツで大ヒットしたという、余命わずかな男性二人のロードムービー。

<あらすじ>
死期の迫った脳腫瘍のマーティン(ティル・シュヴァイガー)と末期骨髄腫のルディ(ヤン・ヨーゼフ)は、ひょんなことで同じ病室でベッドを並べることに。こっそりテキーラを口にしたふたりは、まだみたことがない海をみようと思いつき、病院を抜け出す。駐車場のベンツを拝借し、旅に出たふたりだが、なんとその車はギャングの所有物で、中には大金が隠されていた。落ちこぼれのギャング(モーリッツ・ブライブトロイ)は大物に渡すはずだったその大金を取り返すべく、ふたりの後を追う。かくして心ならずもギャングを向こうにまわした逃避行をする羽目になったふたりの病身の男は、正真正銘の人生最後の冒険に乗り出すのだった。(goo映画より)


ドイツの映画って見た記憶がほとんどないのですが、これはすごく良かったです!
余命いくばくもない二人の旅・・・となると、かなり深刻でシリアスな話を想像したのですが、その予想は完全に覆されました。どっちかというとかなりドタバタコメディっぽいです。

もっと泣ける話を期待する人もいるかと思いますが、私はお涙頂戴系は苦手な方なので、これくらいのカラっとした描き方が丁度良かったです。
流れている音楽も、妙に明るくて、死期の迫った二人には本来なら不似合いなんだけど、何故か決まってる。

かといって、死を軽く扱っている風でもなく、合間合間には、ホロっとくるエピソードが挟まれてあるのが余計に切なく、ぐっと心に迫るものがありました。

ラストシーンは特に印象的で、あの雄大な海を見ながら、二人は何を思ったのか・・・。すごく余韻が残る終わり方でした。

死期をいつまでと宣告されたら自分だったらどうするか・・・。何をしたいと思うのか。
先日のブログにも書いていますが、好きな作家さんの死を知ったばかりということもあり、こういう問題には特に胸に重くのしかかります。

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テンプレート変更しました

2008年06月13日 00時35分07秒 | その他
 鬱陶しい梅雨になりました。梅雨のこの時期にぴったりのテンプレートを見つけましたので、変更してみました。
なかなか可愛いので気に入ってます。鬱陶しさを払ってくれるかな・・・。

 先日のブログにも書きましたが、氷室冴子さんが亡くなったことは、私にとってはかなり大きなショックでした。1週間経った今も、どんよりとした気分のまま浮上できていません。
しかし、あれから、あちこちのブログや掲示板を拝見し、皆さんが自分と同じように氷室さんの小説に少なからず影響を受けたり、勇気づけられたりしていて、今回のことに大きなショックを受けていることが分かり、皆気持ちは同じなんだと思うと、少しは救われる気持ちがしました。

 ネットが普及した今だからこそ、こうやって見ず知らずの方の気持ちなどを簡単に読んだり伝えたりする機会があるわけで、ネット社会の弊害も色々と叫ばれてはいますが、やはり役立つ部分も大きいなと実感しています。

 そうそう、お葬式に行かれた方のブログなどを拝見すると、氷室さんは死を覚悟されていたようで、ご自分でお墓や戒名を用意されていたみたいです。
実に氷室さんらしいなーと思えるエピソードだなと思いました。

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フライト・オブ・フェニックス

2008年06月11日 00時17分35秒 | 映画(は行)
ジョン・ムーア監督、デニス・クエイド主演のサバイバル・アドベンチャー。
キャストは他に、ジョヴァンニ・リビシ、タイリース・ギブソン、ミランダ・オットー、トニー・カラン、ヒュー・ローリー、ジャレッド・パダレッキなど。

<あらすじ>
閉鎖された石油採掘所のスタッフと廃材を運ぶ運搬機が、巨大な砂嵐に遭遇。砂漠のど真ん中に不時着した。操縦士のフランク(デニス・クエイド)は、助けを待つしかない状況にあると気づくが、コスト削減のため採掘所を閉鎖した本社が、彼らの捜索部隊を出す予算など持っているわけがないことを悟り……。(シネマトゥデイ)

レンタル屋さんで何度か見かけたことがあり、ずっと気にはなっていたのですが、アメリカのドラマ「スーパーナチュラル」に出演中のジャレッド・パダレッキがこの映画に出ていると知り、絶対に見よう!と決心し(笑)、ようやく見ることができました。
けど、出てきた~!と思ったら、アッサリと退場・・・。うーん、ちょっと呆気なかったですね。

砂嵐と墜落時の映像は圧巻。迫力満点で物語の序盤から、かなりひきつけられます。特に墜落するまでの何分間かは、本当に手に汗を握りました~。この映像は、映画館で見たら、もっと凄かっただろうなーと思います。

しかし、その後は予想に反して、わりと淡々と話は進んでいきます。
救援が来るアテはなく、水や食料にも限りがあるわけですが、タイムリミットがわりと長く設定されているせいか、さほど緊迫感がないんですよね。

それに、人間関係の方も、生き残った人たちの間で、激しい争いがあったりするのかと思いきや、さほどの対立もなく・・・。極限状態の中で、人間がどうするのかという部分をもっと見たかったなーと思います。
この辺りは、うまく描けば、もっと面白くなると思うんですけどね~。

これって、時間的な制約があってか、人間の書き分けができなかったのが要因のような気がします。
まぁ、そこまでやるとなるとテレビドラマくらいの長さが必要になってきて、まるで「LOST」になっちゃいますか・・・(笑)。

俳優さんで言えば、ジョヴァンニ・リビシがめちゃくちゃ目立ってました。怪しい役をやらせたら天下一品ですね~。
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追悼:氷室冴子さん

2008年06月08日 01時10分34秒 | その他
 今朝、新聞を見て驚愕しました。あの氷室冴子さんがお亡くなりになったなんて・・・!! その記事を目にした瞬間、新聞を持つ手が、ブルブル震えてしまいました。本当にショックでショックでたまりません。
ここ10年ほどは新作を書いておられなかったようで、私もどうされているのかなーと気にはなっていたのですが、まさかご病気だったとは。新聞の記事を読むと、まだ51歳だったそうです。こんなにお若くして逝ってしまわれるなんて、全く想像もしてなかったので、未だに信じられない気持ちでいっぱいです。

 氷室さんは、私にとっては、様々な面で一番影響を受けた作家さんだと思います。友人に貸してもらった「なんて素敵にジャパネスク」を読んだのが始まりで、あまりの面白さに既刊分を一気に借りて読み漁り、それでも飽き足らずに自分でも即刻購入しました。当時はまだ中学生で、お小遣いもほとんどなく、何かを買うということは随分勇気がいったのですが、躊躇は全くなかったですね。

 その後、ジャパネスク以外の作品にも手を出していき、「ざ・ちぇんじ!」「雑居時代」「なぎさボーイ」「多恵子ガール」「シンデレラ迷宮」「シンデレラミステリー」「銀の海金の大地」などなども次々読破。どれを読んでも文句なく面白いし、こんなに面白い作家さんは他にはいない!とまで思っていた程はまってましたね。
新刊が出る日には、受験勉強なんてそっちのけで、ワクワク・ソワソワしながら書店へ買いに行き、読み終えると次巻を待ち望み・・・と小説を読む楽しさを存分に味あわせてもらいました。それに、強いパワフルな女の子が主人公の作品が多かったので、読むとすごく元気をもらえたし、明日も頑張ろう!と前向きな気持ちになれましたね。

 今は色んな作家さんの本も読むし、好きな作品もたくさんありますが、私にとっては、一番最初にはまった「なんて素敵にジャパネスク」は今でも別格。この小説に出会ったおかげで、古典や日本史に興味が出て、その後の進路にも随分影響しました。

 氷室さんの本はボロボロになるまで読み返しましたが、未だに捨てられずに置いてあります。この先、手に入りにくくなる作品もあると思うので、自分が持っている本はこの先ずっと宝物として手元に置いておこうと決めました。

 心残りと言えば、未完のままになっている作品がいくつかあること。その中の「銀の海金の大地」は序章部分しか発表されてなくて(といっても11冊もありますが)、ご本人もあとがきで本編を書くことに意欲をもやされていたので、続きが出なかったのはすごく不思議で・・・。
でも、こちらは序章部分は完結しているので、まだいいと思えるのですが、もうひとつ「碧の迷宮」の方は、かなり中途半端なところで終わっているだけに、すごく続きが気になってます。
しかも内容がサスペンス調な上、謎が明らかになり始めるかという部分で終わっているだけに、当時から続きが早く読みたいと思っていた作品だったので余計です。
一度は新刊案内にも(下巻)の発売が掲載されたくらいなので、小説としてある程度まで出来上がっていた事は間違いないと思うんですよね。
何故急に出版されなくなったのか今でも疑問ですが、これだけでも出してくれないかなぁ・・・。もし、小説として出せないなら、せめてメモ書きでもいいので、だいたいの流れを教えてくれたらなぁ・・・と切実に思います。

 新作がもう読めないのは悲しいけど、今まで楽しい作品をたくさん読ませてもらっただけでも、本当に感謝しています。氷室さんはおられなくなっても、作品はこの世界で私たちの心に生き続けますもんね。

 なんだか動揺のあまり、とりとめもなく書いて長くなってしまいましたが、氷室さんの作品は本当に大好きでしたし、これからも折に触れて読み返していくと思います。

 今まで本当にありがとうございました。そして、心からご冥福をお祈り致します。

 
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ステルス

2008年06月07日 00時12分06秒 | 映画(さ行)
ロブ・コーエン監督のアクションもの。キャストはジョシュ・ルーカス、ジェシカ・ビール、ジェイミー・フォックス他。

<あらすじ>
アメリカ海軍のステルス戦闘機のパイロット、ベン(ジョシュ・ルーカス)、カーラ(ジェシカ・ビール)、ヘンリー(ジェイミー・フォックス)のチームに、4人目のパイロットが加わることになった。なんとそれは、最新鋭の人工頭脳を搭載した、“エディ(E.D.I.)”だった。しかし4機での訓練中、エディが制御不能になり、暴走を始めた・・・。

自宅のテレビで見ていても、すごい迫力とスピード感だったで、映画館で見たらさぞかし凄かっただろうなーと思います。
しかし、ストーリーはかなり大味。正義と悪の描き方がいかにもアメリカ的ですし、自分達が助かるためには人が犠牲になっても仕方ないって感じなのも後味悪い・・・。

人工頭脳を持ったステルス戦闘機「エディ」が、制御不能になるあたりは、この先どうなるのか・・・とハラハラさせられ、なかなか面白かったですけどね。
機械ではあっても感情を持ち、反抗をすることもあれば逆に力になってくれることもある・・・。すごく人間的ですよね。
こういう人工頭脳で動く機械って、便利なようですが、やはり一歩間違うと、この映画のような危険性をはらんでいますよね。科学技術に頼りすぎる弊害って、絶対にあると思うんですよね~。そう考えると、この映画はなかなか鋭いところを突いているのかも・・・。

「Ray」でアカデミー賞をとったジェイミー・フォックスがこんな所に出ているとは思わず、ビックリしましたよー。
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アサインメント

2008年06月05日 00時38分51秒 | 映画(あ行)
テロリスト逮捕にまつわる実話を元にしたサスペンス・アクション。キャストは、アイダン・クイン、ドナルド・サザーランド、ベン・キングスレー他。

<あらすじ>
国際的テロリスト、カルロス・サンチェス(アイダン・クイン)を追うCIAとモサドは、彼に生き写しの米国海軍将校のアニバル・ラミレス(アイダン・クイン=二役)を使っての替え玉作戦によってカルロス逮捕を目論む。最初は替え玉になる事に抵抗していたラミレスだったが、CIAのジャック(ドナルド・サザーランド)とモサドのアモス(ベン・キングズレー)による苛酷な極秘訓練を受け、やがて心身ともにカルロスの替え玉になりきり、作戦は開始されたのだが・・・。


ハラハラする場面も多く、予想外に楽しめました。特に、ラミレスがカルロスに成りきる為の訓練を受ける所や、作戦が失敗して逃げ回る所などは迫力満点でしたし、作戦の為に多くの人を犠牲にしなければならないという矛盾に苦悩する辺りも、なかなか考えさせられる所でした。
実話を元にしてるという事ですが、替え玉作戦というのも本当なのかなー???

ラストは、オチがイマイチ・・・と思いかけた所で、もう一段あってちょっと嬉しかったです。そうでなければ、救いがなさすぎますからねぇ。

難を言えば、替え玉を使う作戦が、さほど有効に働いていなかった気がすること。最初の作戦だけは確かにソックリさんは必要だったかもしれないけど、一度家族の元に戻って以降の部分では、同じ顔である必要性はないですよね。そこからは、何だか付け足しっぽくて、スッキリしません。惜しいなぁ・・・。
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犯人に告ぐ

2008年06月03日 00時40分53秒 | 小説
雫井脩介作「犯人に告ぐ」を読了しました。雫井さんの本は「火の粉」を読んで、なかなか面白かったので、またいつか読もうと思っていたのですが、この本がベストセラーになっているとは知らず・・・。今回はたまたま図書館で目に付いたので、手に取ってみました。


「アンフェア」なんかもそうだったと思うのですが、マスコミを使った「劇場型の犯罪」を扱った作品が、最近注目をあびているのでしょうか。
この作品も、まさにマスコミを使って犯人と警察が駆け引きをしながら、事件を解決に導くというもので、なかなかスリルがあって面白かったです。
しかも、単に「犯人VS警察」という構図だけではなく、「マスコミVS警察」だったり、警察内部の争いだったりと、様々な構図が見え隠れしていて、より一層楽しめました。
特に、警察内部からの情報漏れを察知した主人公の巻島が、敵をあっと言わせた時には、爽快感を感じましたよー。

文章も分かりやすく、サラっとしていて、とても読みやすいし、普段あまり小説を読まれない方でも読みやすい作品ではないかと思います。ベストセラーになるのも分かります。

とは言え、不満も少々。犯人は最後に捕まりましたが、結局の所、動機は何だったのか?という事については、明確な回答が書かれていませんでしたね。それに、巻島がそもそも左遷されることになった事件の犯人についても、結局誰だったのか曖昧なままだったのが、何となくスッキリしません。
読者の想像におまかせします、という事なのでしょうけど、私はハッキリ書いてくれている方が好みなので、ちょっと物足りなかったです。
この辺が、純粋な推理小説とは違うところで、評価が分かれるかも・・・。

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