Yuhiの読書日記+α

TB、コメント大歓迎です♪
但し、記事内容と関係ないものは削除させて頂く場合もありますので、
ご了承下さいませ。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

ナイフ

2008年04月29日 23時50分55秒 | 小説
重松清氏の「ナイフ」を読了しました。

5編の短編から成り立つこの小説は、イジメ問題が主要なテーマとしてとりあげられていました。
人から借りたので、どんな話か知らずに通勤時に読み始めたのですが、あまりにもリアルなイジメの描写に、読んでいるこちらまで吐き気が襲ってくるほどでした。
最近、こんなに重くて苦しい話を読んだことがなかったので、余計に衝撃が大きかったです。

それにしても近頃の学校って、本当にこんな感じなんでしょうか???怖すぎます~。
こんな壮絶なイジメを受けていたら、誰だって不登校になったり、自殺を考えたりするんじゃないでしょうか。
しかも、親も教師もそれにどう向き合って対処していけばいいのか分からずにいるんですよね。
もし、自分がイジメられていたら、または自分の子供がいじめられていたら・・・。自分はどういう行動をとればいいのだろうか。
色々考えさせられました。

でもこんな風に殺伐としているのは、子供だけじゃなく、最近は大人だってそうですよね。ちょっとしたことが原因で刃傷沙汰になったり、限度を超えた嫌がらせをしたり・・・。みんな「我慢」ができなくなっているような気がします。
それも、ある特定の変わった人たちじゃなく、ごくごく普通の一般人でさえ、少しずつそういう傾向になってきている気がしてなりません。
世の中全体に、余裕がなくなってきてるからなのかなぁ・・・。
すごく、いや~な気分です。
コメント

大いなる陰謀

2008年04月27日 00時43分26秒 | 映画(あ行)
ロバート・レッドフォードが監督&出演し、その他のキャストもメリル・ストリープ、トム・クルーズなど超豪華!!これは見るしかないということで、観に行ってきました。

<あらすじ>
ベテラン・ジャーナリストのジャニーン(メリル・ストリープ)は、アーヴィング上院議員(トム・クルーズ)の独占インタビューに赴き、対テロ戦争の新作戦について知らされる。同じ頃、カリフォルニア大学の教授マレー(ロバート・レッドフォード)は、優秀であるのに勉学に身が入らない学生トッド(アンドリュー・ガーフィールド)を呼び出し、志願兵となった教え子2人の話を始める。そして、アフガニスタンでは志し高い2人の若き兵士が最前線に送られていた。


えー!これで終わり???という中途半端なラストにビックリ!エンドロールの後に何かあるのかと思って、思わず待ってしまいましたが、結局何にもありませんでした(苦笑)。
娯楽っぽさは微塵もない、重くて濃い作品でした。
現在のアメリカ(だけじゃないかもしれませんが)の社会に対する問題提起的な作品なので、鑑賞後のスッキリ感とかはありません。それどころか、やり切れなさを感じてしまいます。

それにしても、日本人よりもずっと熱いと思っていたアメリカ人の学生でも、政治に無関心なことが問題になってるんですね。実は無関心でいることが、どれだけ罪深いことなのか・・・。それを訴えたかったからこそ、ラストをわざと曖昧に描いたのではないかという気がしました。自分でちゃんと考えないとダメだという、監督のメッセージなのかな・・・と。

しかし、私が最初に期待したような大物同士の競演♪っていう感じは、ほとんどなかったですね。なんたって、ロバート・レッドフォードとトム・クルーズとのからみなんて全くないし。
しかも、二人とも、ある一つの部屋で椅子に座ったまま話しているシーンが延々続き、大したア動きもなく、ひたすらセリフだけで話が進んでいく展開なのは、ちょっとね・・・。
伝えたい事が多すぎて、ああなっちゃったんだとは思いますが、それなら小説でいいわけで、映画ならではの見せ場を作って欲しかったな~。
ハラハラしたシーンは、マレー教授の教え子の二人が、敵地で囲まれてしまったシーンくらいかな。
字幕を読むだけって感じだったので、もうちょっと映画らしい見ごたえあるシーンを入れて欲しかったな~。

トム・クルーズはアクションシーンがあった方が絶対に映えると思います!

コメント (6)   トラックバック (44)

キルミー・レイター 崖っぷち逃避行

2008年04月26日 01時16分35秒 | 映画(か行)
テレビ放映を録画してみました。

<あらすじ>
ショーン(セルマ・ブレア)はお堅い銀行員だが、上司と不倫し、その関係にも行き詰まっていた。ついていなかった人生全てに嫌気がさして、ついに自殺を決意。屋上から飛び降りようとした瞬間、ショーンを捕まえたのは銀行強盗のチャーリー(マックス・ビーズリー)だった。駆けつけた警官と鉢合わせしたチャーリーは、ショーンを人質に逃げようとするが、死ぬ気のショーンはいたって冷静。後で殺す事を約束し、2人の逃亡が始まった・・・。

サスペンスものかと思っていたのですが、どっちかというとラブストーリーでしたね。
死ぬ事ばかりを考えていたショーンとチャーリーの関係が、逃亡している内に少しずつ変わっていくストーリーは、いかにもな展開だけど、周りのキャラクターも個性的で面白いので、意外と楽しめました。
それに、結局最後はどうするのかなーという興味と、変わったカメラワークのおかげもあってか、最後まで飽きなかったです。

ただ、もうちょっとテンポが良かったらな~とは思いました。序盤は、物語の設定の面白さで突っ走っていけていましたが、中盤は中だるみしてたように感じたので・・・。

キャストは、役柄にうまく合ってたと思います。セルマ・ブレアは綺麗だけど、憂鬱で暗~い銀行員という雰囲気がよく出てましたし、マックス・ビーズリーも強盗犯だけどどこか憎めないキャラをうまく演じていたと思います。
コメント

彩雲国物語/白虹は天をめざす

2008年04月24日 00時31分06秒 | 彩雲国物語
本編12巻目。藍家編後編です。前巻ラストで、ついに楸瑛が花菖蒲の剣を王に返上。楸瑛を絶対に手放したくない劉輝は、楸瑛を追って藍州へ行くことにしたわけですが・・・。

この巻では、謎に包まれていた藍州や藍家のことが随分明らかになってきました。藍州って、すっごく豊かで美しい国のようですね~。それにパンダまでいるし(笑)。劉輝と仔パンダの挿絵はサイコーですよね。もし、こんな国があるなら私も是非行ってみたい~♪
しかし、この巻は一気にいろんな事が詰め込まれていて、感想をまとめるのも難しい!

まずは、メインの藍家のこと。
楸瑛の長年の思い人は、やはり玉華義姉上(藍家当主夫人)でした。確かに兄嫁では、絶対に想いが叶うことはありませんよね~。けど、アノ楸瑛の長年の思い人としては、意外にもさほど美人というわけでもないらしい。そういう所はなかなかリアルでいいですねー。

しかし、玉華さんって雪兄上だけの妻らしいのですが(さすがに3人を相手にしてる訳ではないらしい。ホッ)、月と花は寂しくないんでしょうか?自分達は妻を娶る事はできないんですもんね。いや、それ以前に、人に見分けられてはいけない訳ですから、本当の自分を出すことすらできない訳で・・・。すごく辛い立場だろうな~と思ってしまいました。
だからこそ、楸瑛が彼らを見分けたことは、内心嬉しかったんでしょうね。

楸瑛は最後にはカッコよく決めてくれたので、まずは良かったなと。さすが初期からのレギュラーです。ここしばらく、あまりにもヘタレすぎてて、どうなっちゃうのかと心配しましたが・・・(苦笑)。
ただ、今後は別の意味で心配ですよね。なんたって、もう藍家の権力は使えないわけだし、将軍職も辞しちゃってるし、貴陽へ戻っても、家もなければ職もなしっていう状態なんじゃ・・・・(汗)
ま、龍蓮が付いてきてるので、何かと便宜は図ってもらえるかもしれませんが。

そして、劉輝のこと。
この巻を読む前は、てっきり楸瑛の去就問題に1冊費やすのかと思ってたんですが、意外にも劉輝の王としての自覚の方がクローズアップされてた感じも受けました。
しかし、これまで劉輝がそういう事を悩んでいたようには思えなかったんですけどね~。妙に唐突に感じたのですが・・・。これって私だけ???
まぁ、側近に試練が降りかかり、成長していってるわけですから、王にも厳しい現実を見せておかないと!って事かもしれませんけどね。
秀麗の方は、どんどんと成長していってるようですしね。(絳攸達を追い越しているという清雅の説もあるくらいですし・・・)

そして、迅と珠翠の問題。
彼らは誰に雇われているのか?真の黒幕は???
私的には、旺季あたりなのかな~とも思うのですが。何たって王位も狙える程の身分らしいし、国試派や彩七家の台頭を快く思ってないようですし。
この辺は今後明らかになってくるでしょうね。

そうそう、迅と十三姫の過去のことは、ビックリしました。二人にはこんなに過酷な出来事があったんですね。十三姫が明るくてサバサバしてるから、まさかこんなに暗い事件があったなんて思いもよりませんでした。
それに迅と楸瑛の仲も、「親友」と呼べる程仲が良かったなんてね。楸瑛って、なかなか本心を明かさない人だと思ってたけど、迅には心の内を見せてたんだろうなー。だからこそ、敵対しなければならない今はかなりつらいだろうなと。
私の予想では、いずれ迅は楸瑛に斬られるんじゃないかと思ってるんですが。楸瑛にとってはかなりツライことになりそうですが、迅は楸瑛になら斬られてもいいと思ってるんじゃないかな。勝手な予想です。

そして、悠舜と黎深との仲も気になります。あれで完全に決裂しちゃったのか。それに晏樹も悠舜の過去のことで意味深な発言をしてましたしね。次巻では、その辺がもっと出てくるのかな。なんたって「紅家編」らしいですので。

うわー。すっかり長くなってしまいました。本当にこの巻って、内容が多すぎて大変なんですよね。秀麗のことなんて、主人公だってのに、ほとんど触れてないよ、私・・・。
コメント

スキージャンプ・ペア Road to TORINO 2006

2008年04月22日 00時05分36秒 | 映画(さ行)
ドキュメンタリー風のつくりになっているので、「え?映画じゃないのー???」と、最初はすごくビックリしました。

スキーのジャンプ競技をペアで行うという、実に荒唐無稽なものなんですが、ジャンプをペアで行う方が飛行時に安定するという独自の理論から始まって、オリンピックの正式種目になり、トリノ五輪での決勝戦までを、ドキュメンタリータッチで描いているのところが、普通の映画にはない面白さ。
それに、スキー競技に実際に出ている有名人(荻原さんとか船木さんとか)もたくさん登場するので、時々フィクションなのかそうでないのか、分からなくなってしまうくらいです。

実際の競技の場面では、さすがに実演は不可能(笑)なので、CGで再現してるんですけど、これがまた笑えます!
本当にこんなのあり?っていうような摩訶不思議な体勢で飛ぶ姿がとにかく面白いので、これだけでも見ごたえありますよ~。
もちろん、人間ドラマの部分もあるので、2度美味しいってところでしょうか。
コメント (4)   トラックバック (4)

ジャニスのOL日記

2008年04月20日 01時27分53秒 | 映画(さ行)
一流企業に契約社員として働き始めた冴えない女の子が、明るく苦境を乗り越えるさまを描いた痛快コメディ。

<あらすじ>
スコットランドに住む冴えない女の子ジャニス。彼女が生まれたと同時に父親が死に、母親はそれが原因で病にかかり、以来家に引きこもったままだった。そんな母親の医療費を稼ぐ為、ジャニスはロンドンで働きはじめるのだが・・・。

序盤がかなりダラダラとしていて(特にジャニスが子供の時の話とか)、本筋へ入っていってくれないので、結構イライラしましたよ。それに、イギリスの作品というのもあるのか、笑いのツボがちょっと違うようで、なかなか笑えないのです・・・。
コメディ作品でこれはちょっとツライな~と思っていたら、中盤辺りからやっとスパイっぽい話が絡んできて、話が面白くなってきました。

会社の同僚(お局様?)たちとの確執を何だかんだあって乗り越えて行ったり、騙した相手を好きになっちゃったり・・・と、よくあるパターンといえばそうなんですけどね。
けどまぁ、最後の最後に、自宅から一歩も出られなかった母親が、ジャニスと一緒に夜景を見るシーンは、ちょっと良かったです。
それに、騙されていた相手に絆されたりしなかったのもね。簡単に絆されてハッピーエンドにしていたら、ご都合主義すぎてガッカリですもん。
甘さ・辛さが適度に交じり合ったラストのおかげで、ちょっと評価が上がったかな。
コメント

彩雲国物語/青嵐にゆれる月草

2008年04月18日 01時15分12秒 | 彩雲国物語
本編11巻目。前巻で清雅に出し抜かれてリストラ寸前までいったけど、なんとかラストで御史台に拾われた秀麗とタンタン。この巻では、ついに藍家から楸瑛の異母妹の十三姫が後宮に送りこまれるが、暗殺の噂が流れ、秀麗は御史台長官の命令により、十三姫の身代わりとなる為に後宮へ入ることとなる・・・。

いよいよ十三姫登場です!彼女は、秀麗と同年齢な上、容姿も似ているという設定ですが、名門のお嬢様でありながら男勝りな性格も似ているようです。ここまで似せる必要があるのかな?と正直、思わないでもなかったですが、十三姫のサバサバした性格にはかなり好感が持てました。好きな男がいながら当主命令で後宮に入れられたにもかかわらず、決して悲壮がっていない所とかも・・・。
特に、楸瑛を厳しく断罪していた静蘭に向って、スパっと言いたいことを言いきった所なんてサイコーでした。だって、私も十三姫と同じことを言いたかったんですもん(笑)。十三姫が言ってくれてスッキリしました~。
静蘭って、楸瑛にはかなりキツイですよね。何でなんだろ・・・。楸瑛が王と藍家の間で迷っている事を断罪するなら、絳攸だって同じだと思うのですが、絳攸にはさほど厳しいことを言ってるフシはないし・・・。
ま、静蘭も劉輝の為に言っているというのがわかるし、何か思惑がありそうだとも思うので、決して嫌ってる訳ではないんですが、言い方とかが冷たすぎて怖いんですよねぇ・・・。
楸瑛は全く考えてないとか言ってましたが、静蘭と十三姫って、案外相性が良さそうな気がしました。静蘭は自分に向って恐れずにハッキリと物を言ってくれる人が好みなんじゃないかなーと。これまでそんな人はいなかったでしょうし。もし、そうなっちゃったら、楸瑛はヒサンですけどね(笑)。

話がそれたので元に戻しますが、「隼」という隻眼の人物が、楸瑛や十三姫とかかわりがありそうで、清雅も何やら探っている様子・・・。
そういえば、清雅も色々と謎が多い人物ですね。女性に対して何やら憎しみを持っているようだし、陸家も名門だったけど今は落ちぶれてるみたいだし・・・。
それに、絳攸のことをめちゃくちゃに貶していましたけど、そこまで言うってことは、逆にかなり意識してるってことのような気もします。清雅のような人物は、興味ない人間の事はバッサリ意識の外に捨て去ってしまうように思いますし・・・。
この辺りのことが、今後の話につながってきそうですね。
そして、清雅と秀麗も実は相性いいと思うんですよねー。ここまではっきりと言いたいことを言える相手って、あまりいませんもんね。今はライバルですが、いつか一番分かり合える相手になるんじゃないかなーと予想してみる・・・。

そしてラストでは、ついに楸瑛が藍州に戻ってしまいます。絳攸も相変わらず、上司兼養い親に仕事を押し付けられて身動きが取れない状態のようだし、双花菖蒲は一体どうなっちゃうの~!
コメント

パーフェクトワールド

2008年04月16日 01時02分48秒 | 映画(は行)
クリント・イーストウッド監督(出演も)、ケヴィン・コスナー主演の犯罪ドラマ。

<あらすじ>
脱獄犯のブッチ(ケヴィン・コスナー)とテリー(キース・サセバージャ)は、8歳の少年フィリップ(T・J・ローサー)を人質に逃走するが、途中でテリーはフィリップに危害を加えようとし、ブッチに射殺される。州警察のレッド(クリント・イーストウッド)と犯罪心理学者のサリー(ローラ・ダーン)らは、ブッチを追っていた。一方、逃走中のブッチとフィリップは少しずつお互いに親しみを覚えていくが・・・。

ずっと以前に見たことがあり、何となくいいお話だったなーという微かな記憶と、ケヴィン・コスナーがキャスパーの格好をした男の子と手をつないで歩いている場面だけが強烈に印象に残っていていました。
けれども、内容はかなりかなり忘れていたし、クリント・イーストウッドが監督&刑事の役で出ていたことも全く記憶になく・・・。
途中で、こんな場面あったっけ???と思うことが何度もありました。
やはりもう一度観て良かったです。

この映画の一番の見所は、ブッチとフィリップの不思議な関係ですよね。脱獄犯と人質では、通常ならば決して仲良くなれるはずのない関係ですが、この二人は段々と心を許し合い、親しくなっていきます。
ブッチは脱獄犯であっても決して凶悪な男ではないし、フィリップは心が素直な少年だったから可能だったんだろうなーということが、さらりとした描写で綴られていました。あまりにもさらっとしてるので、流してしまいそうなくらいなのですが、それが後になって効いてくるというか・・・。
もうラストの辺りは、美しい風景とあいまって、かなり胸にせまるものがありましたね。

そして、警察のレッドとブッチとの関係もまた考えさせられるものが多かったです。レッドが良かれと思ってしたことが、ブッチにとって本当に良かったのかどうか・・・。でも、それは結局誰にも分からないことなんですよね。

それにしても、フィリップ役の男の子がめっちゃ可愛いくて良かったです。特にキャスパーの格好をしてるところなんか、もうラブリーすぎますよ~。
今頃どうしてるのかなーと思って、ちょっと調べてみたのですが、その後はあまり映画には出てないようですね。ひょっとして俳優はやめてしまったのかな?なんだか残念です。
コメント (4)   トラックバック (3)

アンフェア the movie

2008年04月14日 00時35分44秒 | 映画(あ行)
TVドラマシリーズの劇場版が早速TVにて放映されました♪
TVシリーズのファンだったので、公開時に見たいと思っていたのですが、結局見逃してしまいました。早速TV放映されて嬉しいです!
キャストは、ドラマ時のおなじみのメンバーに加え、江口洋介、椎名桔平、成宮寛貴、加藤ローサらも登場し、映画らしく豪華に仕上がってます。

<あらすじ>
バツイチ、子持ち、大酒飲みだけれど、検挙率No.1の敏腕美人刑事の雪平夏見(篠原涼子)。ある朝、何者かが仕掛けた爆弾で自宅前に止めてあった車が爆発し、学校に向かおうとしていた娘の美央(向井地美音)が巻き込まれ爆風で大怪我を負ってしまう。娘の美央にまで危害が及ぶことを心配し、刑事を辞めようかとさえ思い始める。しかし、数時間後、美央が入院した警察病院がテロリストに占拠されてしまう・・・。

今回は、警察内部に内通者がいるという設定でしたが、誰も彼もが怪しく見える展開で、ドキドキしました。
このシリーズは、女ながらも周りと同調しない雪平刑事の一匹狼的なクールな性格と、颯爽とした男前なところがウリだと思うのですが、全然変わってなくて良かったです。
もっとも、TVドラマ時よりも、破天荒なところ(大酒のみな所とか)はあまり見られず、母親らしいところが前面に押し出されていたように思いますが・・・。

正直なところ、ストーリー的には、ツッコミどころが多いのも事実です。
バイオテロとか、仕掛けが大掛かりなだけに、アラが余計に目につくというか、設定がうまく生かされてないというか・・・。登場人物が多すぎて、一人一人を一人一人を描ききれてないし、警察幹部の悪どさも、画一的でしたしねー。
それに、ドラマのように、一度立ち止まって怪しい人は誰なのか?と考える時間もないので、あまり映画には向いていないような気もしました。

それでも、怪しい人達が次々に出てくるこういうストーリーは私は好きなので、結構楽しめましたよ。
「アンフェアなのは誰か?」最後の最後でまた分からなくなりましたしね。
続きを作ろうと思えば作れる終わり方だったので、もしやるなら、ぜひドラマでお願いしたいです。
コメント (8)   トラックバック (18)

今夜誰のとなりで眠る

2008年04月12日 00時21分16秒 | 小説
 唯川恵作「今夜誰のとなりで眠る」を読了しました!

 唯川さんの作品は、何冊か読んだことがあるのですが、どれも文体が平易だし、テーマも身近なものが多くて、すごく読みやすいです。
恋愛ものが特に多いみたいですが、恋愛ものはあまり読まない私でも、それほど違和感なく読めるのがいいです。

 で、本作ですが、これまで読んできた唯川さんの作品とは一風変わっていて、「恋愛もの」という感じはあまりなく、1人の奔放な男に関わった、様々な生き方をしている女性の人生を描いた作品で、色んなタイプの女性が登場し、それなりに分かるなと思う部分があったり、もし自分だったらと置き換えてみたりして、結構楽しめました。

 ただ、たくさんの女性が入れ替わり立ちかわり登場するので、視点が目まぐるしく動きすぎて、1人1人に感情移入がしづらかったのが残念です。
できれば、もう少し人数を絞って、一人一人の人生を掘り下げて描いてくれたら、もっと楽しめたのではないかなと思います。

 それと、この作品に登場する女性達の中心である男、高瀬秋生には私は正直いって、あまり魅力を感じなかったです。
彼は物語の冒頭で交通事故で死んでしまい、読者は、彼に関わった女性達を通して、彼の人となり、生き方を知ることになるのですが、彼女達の回想シーンを読んでも、そんなにいい人かな?という疑問がわいてきてしまうんですよね。
確かに、人とは違う感性・価値観を持っていて、なかなか人の気づかない面を見つけることに長けていたのだろうとは思いますが、それと同時に自分勝手さ、怠惰な面も目に付いて、皆がそれほど心をとらわれる気持ちが分かりませんでした。
そこが物語の核となる重要な部分なだけに、いまいち同調できなかったのは、ちょっと辛かったですね。

 それでも、続きが気になって、どんどんと読み進められるのは、サスガに唯川さんの作品です。女性の気持ちをつづるのは本当に上手いですね。
時々、本当にドキっとさせられる描写があって、ビックリしますよ。
コメント

ジェヴォーダンの獣

2008年04月11日 00時38分48秒 | 映画(さ行)
正体不明の謎の獣に立ち向かう自然科学者と政治的陰謀に渦巻く人々の姿を描く、サスペンス・アクション。

<あらすじ>
1765年頃、フランスのジェヴォーダン地方で、女性や子供ばかりが百人以上も野獣に殺されるという事件が起こった。ルイ15世はこの野獣の正体を突き止めるため、自然科学者のフロンサック(サミュエル・ル・ビアン)と彼と兄弟の誓いを立てたマニ(マーク・ダカスコス)を派遣した。調査を開始したフロンサックとマニは、野獣の歯が鉄で出来ていることを突き止めたが、野獣を射止める事はできず、王はフロンサックをパリに呼び戻す。
翌春、野獣による殺戮が続いていることを知ったフロンサックは、再びジェヴォーダンに赴き、ついに野獣の姿を目にする・・・。そして驚愕の事実が明らかに!

私は初めて知ったのですが、この「ジェヴォーダンの獣」というのは、フランスでは今も語り継がれる有名なお話だそうですね。現実でも結局、獣の正体ははっきりとは分からなかったようです。
だからこそ、この作品では獣の正体をどう描くのか、また背後にきな臭い陰謀がありそうなのも、サスペンスタッチで面白いところです。

が、肝心の野獣の姿と動きがかなりイマイチ!!
こってりとした時代劇なのに、この野獣の姿が思い切りCGだと分かるつくりな上、動きもいかにも作り物って感じで雰囲気台無しなんですよね。う~ん。
姿を出さずに音とかだけで表現した方が良かったんじゃないかと思いました。
それに殺戮シーンも無駄に長いし、野獣登場以降は一気にB級作品になった感があります。

その他のアクションシーンは、やりすぎ感もなくはないですが、カッコイイシーンもありました。一番良かったと思うのは、冒頭の雨の中で戦うシーン。流れるような美しい動作が見事で、もう一度みたいなーと思ったくらいです。

それから、キャストもなかなか良かったと思います。みんな役柄に合ってたし・・・。特にモニカ・ベルッチは色っぽいし、ものすごく美しいですね~。目の保養になりました(笑)。
コメント   トラックバック (2)

エア・ハッカー 異常接近

2008年04月09日 00時31分39秒 | 映画(あ行)
ハイテク飛行機が、ハッカーによってハイジャックされる様を描くサスペンスアクション。出演は、クレイグ・シェイファー、レイチェル・ヘイワード他。

<あらすじ>
世界史上初のコンピューター全自動制御の飛行機に女性飛行士、政治家家族が乗り込み初飛行に飛び立った。しかし、地上からコンピュータをハッキングする事件に巻き込まれる。

飛行機がハイジャックされる映画って、結構たくさんありますよね。ストーリー展開は分かってるんだけど、ハラハラできるので何故か結構好きなジャンルで見てしまいます・・・。

この映画は、かなりB級っぽく、話の展開も単純すぎる上、無駄な部分も多くイマイチ緊迫感がない。でも、ハラハラできる部分がところどころにあって、私としては意外と楽しめました。

特にラストで燃料切れになった飛行機を、手動で無事に飛行場に着陸させられるかどうか・・・というところは、絶対にうまくいくのは分かりきってるけど、ついつい手に汗を握ってしまいました。

もっとも、パイロットの元旦那が、アッサリと犯人の居場所を突き止めたり、犯人も呆気なく死んでしまったりと、かなりご都合主義のところも目に付きますけどね。
特に犯人は、もっと憎憎しいくらいの悪役ぶりを発揮してこそ、こういうお話は盛り上がるのに・・・と勿体無く思いました。
コメント

ターゲット 爆破監禁事件 in フランス

2008年04月07日 00時47分57秒 | 映画(た行)
フランスの映画。タイトルだけ見ると、サスペンス・アクション映画なのかと思いますが、どっちかというとコメディ色が強いストーリーでした。

<あらすじ>
恋人を探すためにテレビの人気番組に出ることを思い付いたクリスだったが、あっさりと断られる。仕返しにテロのまねごとをして憂さをはらしたが、本物のテロリストが現れ、指名手配されることに・・・。

最初にサスペンスものだと思いこんでいたせいが大きいと思いますが、コメディ色が強すぎて、私としてはいまいち楽しめませんでした。
というか、単純に笑いの方面に走ってくれてれば、まだ楽しめたと思うのですが、かなりブラック風味な笑いだったので、余計に辛い・・・。
フランス映画のコメディ物をあまり見たことがなかったんですが、笑いどころが分かりづらいというか・・・。多分、私にはあまり合わないんだと思います。

この題材なら、普通にサスペンスもの、あるいはアクションものとして作った方が良かったように思うのですが・・・・。

コメント

お花見

2008年04月06日 00時51分19秒 | その他
 今日はすごく良いお天気で、家にいるのは勿体無くて、お花見に行ってきました~!

 いつもは京都にばかり行っていて、ネタが尽きてきたので、今回は大阪・桜ノ宮へ。名前の通り、桜が大川沿いに4800本も植えられていて、すごく見ごたえありました。桜のシーズンに来たのは初めてだったのですが、もう「見事」の一言ですね。

 しかも、ちょうど今が一番見頃だったようで、はちきれんばかりに咲いてましたよ。
多分、次に雨が降ったら、かなり散ってしまうだろうなぁ・・・。
コメント (4)   トラックバック (1)

UDON

2008年04月05日 00時07分10秒 | 映画(あ行)
 タイトルが面白いな~と思って、ずっと気になっていた作品。見てみると、本当に「うどん」だらけのお話なんですね~。あちこちのお店の美味しそうな「讃岐うどん」ばかり見せられると、ものすごく食べたくなってきましたよ~

<あらすじ>
 ニューヨークでコメディアンになる夢が挫折し、多額の借金を抱えて故郷の香川県に戻ってきた香助(ユースケ・サンタマリア)は、友人の庄介(トータス松本)の紹介で地元のタウン誌で働くことになった。何とか部数を上げて給料アップを狙う香助は、香川名物である讃岐うどんの店についての記事を他誌が取り上げていない事に目を付け、人に知られていない穴場の店を紹介するコラムを載せることにした。目論み通り、このコラムは評判を呼び、タウン誌の売り上げはうなぎ登り、そして空前の讃岐うどんブームがやってきた・・・。

 ストーリーは予定調和的で、だいたい予想したとおりに話が進んでいくので、見ていて安心だけど、ちょっと物足りなさも感じました。
ただ、知られざる隠れた名店を皆で探し歩くところとかは、軽いノリで結構楽しめたし、簡単に流行に踊らされる日本人を皮肉った感じで描いてるのは、結構面白かったんですけど。
 それに、主役級は当然としても、端役としてちょこちょこ出てくる人たちも、ものすごく豪華 
大泉洋、江守徹、佐々木蔵之助、寺島進、要潤、フジテレビのアナウンサーとか書ききれないほど盛りだくさん 
 さすがは「踊る大走査線」チームが作っただけありますね~。このキャストを見るだけでも、かなり楽しめますよ。

 そして、この映画の一番の主役はやはり「うどん」です。この美味しそうなこと!見ていると、すでにご飯を食べた後なのに、ものすごくお腹がすいてきました

 元々私は関西人なので、蕎麦よりうどん派なんですが、近畿地区のうどんは、温かい出汁の中に入ってるものが多いんですよね。麺ももちろん大事なんですが、出汁の味が命という感じがします。
 それに対して讃岐うどんの方は、出汁で食べるものも勿論ありますが、醤油を上からかけて食べるのが主流のようですね。私はこの食べ方は、これまであまり馴染みがなかったのですが、こっちもすごく美味しそうで、認識を新たにしました。
 特に、ほんの少し「お酢」をかけて食べると美味しいと映画の中に出てきてたので、今度ぜひ試してみようと思ってます!
コメント (2)   トラックバック (24)