Yuhiの読書日記+α

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ライアーゲーム

2008年03月30日 01時14分12秒 | ドラマ(その他)
私の周りで評判が高かったので、年末に再放送をやっていたのを録画しておいたのですが、ようやく見ることができました。

<あらすじ>
正直で人を信じやすくお人よしな神崎直(戸田恵梨香)は、ある日自室の前に小包が置いてあるのをよく見ずに開封してしまう。中には1億円分の札束がしまわれており、いかなる手段をとっても、対戦相手からマネーを奪うというゲームに参加させられる事になってしまった。その対戦相手は直の中学時代の恩師、藤沢だったが、まんまと1億円騙し取られてしまう。1億円を期日までに取り戻さなければ、借金を抱えてしまう直は、刑務所から出所したばかりの天才詐欺師の秋山深一(松田翔太)に助けを求めることにした・・・。


画面が暗めでB級っぽいな~と思いながら見始めたのですが、昔、関西ローカルでやってた「安楽椅子探偵」っぽいイメージです。って、安楽椅子探偵を知ってる人ってどれだけいるんでしょう(苦笑)。
見終わってから知ったのですが、これってマンガが原作なんですってね。どうりで、キャラクターもマンガっぽい。でも、「騙し合い」って見てて面白いもんですねー。自分がこのドラマの登場人物だったら、とてもそうは思えないでしょうけど、見てる分にはハラハラ・ドキドキできるし、とんでもないドンデン返しがあったりで、どんどん話に引き込まれました。

ただ、ラストが少々意味深で、完全にこのゲームが終了したわけでもなさそうな感じでした。ひょっとして、別に誰かを主人公にして、また続きを作るつもりかもな~。って、そうなったら、ますます「安楽椅子探偵」になっちゃうじゃん!ってツッコミたくなりますが。
でも、もしまたやってくれたら見ちゃうだろうなぁ・・・。

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ミュージック・オブ・ハート

2008年03月27日 21時43分05秒 | 映画(ま行)
メリル・ストリープ主演の、ハーレムにある小学校で子供たちにヴァイオリンを教えた教師の実話を元にした映画。

<あらすじ>
夫に浮気され出ていかれたロベルタ(メリル・ストリープ)は2人の子供と実家へ戻ってきた。偶然出会った、元同級生のブライアン(エイダン・クイン)の口添えで、ハーレムの小学校で、ヴァイオリンを教える臨時教員の職にありつくことができた。貧しく複雑な家庭環境の子供たちが多く、指導は困難をきわめるが、子供たちはみるみる上達し、演奏会は無事に成功する。しかし、実生活では、離婚以来息子とうまく行かなくなり、結婚観の食い違うブライアンとも別れることになった・・・。


想像していたほど、ものすごい波乱万丈な展開があるわけではなかったです。けど、やっぱり感動しますね。ラストのカーネギーホールでの演奏は、本当にじーんときました。音楽って、民族・世代などの差を埋めるんだなーと実感。

もし、小学校でこんな風にヴァイオリンを教えてくれる先生がいたら、私もやってみたかったなー。ヴァイオリンって、値段が高いし、庶民からすればまだまだ敷居の高い楽器だと思います。学校で貸し出してくれたら最高ですよね。

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彩雲国物語/藍より出でて青

2008年03月25日 00時16分46秒 | 彩雲国物語
「彩雲国物語」の外伝2巻目です!前の「朱にまじわれば紅」が、紅一族を中心とした番外編だったのに対し、この「藍より出でて青」の方は、藍龍蓮がかなり出張った話(2編)が入ってるのが特徴ですね。
「朱に~」の時と同じく、この外伝も最高に笑えます。本編がかなり重い話となっているだけに、外伝を読んでホッと一息つきましょうって感じですね。

王都上陸!龍蓮台風
会試が終わった直後のお話で、台風の目となってる龍蓮のすごさがよーく分かるお話です。そして「藍龍蓮」という特別な名前の由来も明らかに!たった4歳でその才を認められて襲名したって、スゴイですよね~。けど一般人とはかなりかけ離れた思考の持ち主なので、周囲の人間は大変ですが。
特に龍蓮の兄である楸瑛は大変で、その苦悩ぶりがめちゃくちゃ面白いです。迷惑かけられまくりの楸瑛ですが、なんだかんだ言っても弟の事は可愛がってますよね。「人生初・ほのぼの兄弟会話」には、ちょっとホロっときてしまいました。
そして、この話ではもう一人の天つ才「紅黎深」のはちゃめちゃぶりにもかなり笑わせてもらいました。特に「少し困り顔を返せぇええええ」には、お腹がよじれる程笑いましたよー
龍蓮と黎深の二人の天つ才の直接対決(?)の描写はなかったので、今後ぜひ二人の会話を読みたいですね。全然話が通じない会話になりそうですけど・・・。

初恋成就大奔走!
この話はほのぼのしてて可愛い感じです。克旬と春姫カップル、悠舜と凛カップルの恋愛が成就するお話です。悠舜が凛をどうやって口説き落としたのかという部分が描かれてなかったので、めっちゃ気になるんですけど・・・。
百戦錬磨の策士である悠舜の凄腕ぶりが見たかったので、ちょっと残念。
で、恋愛話だけなのかと思いきや、あの縹家の暗躍ぶりも描かれています。謎の多い縹家が今後本編でも重要となってくるだろうと思うので、この話は要チェックかもしれません。

心の友へ藍を込めて~龍蓮的州都の歩き方~
これまた龍蓮のトンデモぶりが発揮されたお話で、大いに笑わせてもらいました。龍蓮って意味不明な行動が多いけど、好きな人(=心の友)には一直線でわかりやすいですね。ほんと裏も表もなくて正直だなーと。本編に出てきた時はただの変人でつかみどころがないなーと思ってたけど、外伝なんかを読むとすごく可愛い人だと思うようになりました。
本編ではたまーにしか登場しないので、もっと活躍させて欲しいな~。けど、龍蓮は「ジョーカー」の役割を担ってるようなので、そう簡単には出番なしかもしれませんね。あくまでも「心の友」のピンチにのみ登場なのかな・・・。
で、ラストの方で、秀麗の体のことに関する重大な記述あり!これだから、外伝だからといって飛ばすわけにはいかないんですよねー。本編じゃないところで、こんなに重大な話が入ってくるわけですから・・・。要チェックです。

夢は現に降りつもり
最後の話は劉輝の話ですが、短いのですが王としての孤独を感じさせる切ないお話でした。二人の側近との微妙な距離や秀麗とのこと。どれも意のままにならないことばかりで・・・。でも欲しいものは自分の手でつかまなければ手に入らない。今後の本編の動向を暗示しているようです。


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21グラム

2008年03月22日 10時48分08秒 | 映画(な行)
普通なら知り合うはずのなかった者同士が、ある交通事故をきっかけに人生が交錯し思いもよらぬ方向へ展開する人間ドラマ。

<あらすじ>
夫と2人の娘を交通事故で夫と娘達を失ってしまったクリスティーナ(ナオミ・ワッツ)。犯人は、前科があるジャック(ベニチオ・デル・トロ)という男で、最初は逃げたが良心に耐えかねて出頭してきた。死んだ夫の心臓は、大学教授のポール(ショーン・ペン)に移植された。移植は成功し、ポールは移植してくれた相手を知るため調査し、クリスティーナを探し出すことに成功する。二人はやがて親密な関係になっていくのだが・・・。


見終わった後、ずっとラストシーンの意味を考えてました。でも、自分の中でも「これだ」というはっきりとした答えは出ないんですよね。
とても重くて難しいテーマな上、映画の構成自体が、時系列も視点も、あちこち飛びまくるので、想像力をフル活動させないといけないタイプだったので余計です。
もう一度、よーく目をこらして見れば、気づかなかった色んなことが見えてくるのかもしれませんけど、一度ではとても意味をつかみきれません。それくらい複雑なストーリーです。
監督としては、あえてそれを狙ったのかもしれませんけどね。
私としては、じっくりと落ち着いて考えたかったなーという気がします。

ナオミ・ワッツやショーン・ペンの演技はすごい迫力でよかったです!全力でぶつかって演技してるという感がありありで、とても見ごたえありましたよ。

タイトルの「21グラム」って何なのかなと思っていたら、魂の重さのことなんですって。全然知りませんでした。


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スリー・リバーズ

2008年03月20日 02時13分39秒 | 映画(さ行)
ブルース・ウィリス主演のサスペンス・アクション。

<あらすじ>
ピッツバーグの警察官トム(ブルース・ウィリス)は5代続いた警察官一家の出身で、父ヴィンス(ジョン・マホーニー)、叔父ニック(デニス・ファリーナ)とその息子ダニー(トム・サイズモア)とジミー(ロバート・パストレリ)も警官だった。
ある日、若い女性を狙った連続殺人事件が起こり、その途中で父のヴィンスが狙撃され命を落とした。犯人は逮捕されたが、トムが思い描いていた犯人像とは全く違い、納得がいかない。同じ頃、従兄弟のジミーが暴力行為で告発され、トムの証言により有罪となり投身自殺し、ダニーはトムを責め立て、その後行方不明となった。
2年後、トムは河川のレスキュー隊で働いていた。ある日トムは昔付き合っていた彼女の死体を発見する。2年前の事件との関連性を感じたトムは、事件のファイルを盗みだし捜査をはじめるが、また女性の変死体が川で発見された。今度の女性は、トムの現彼女であるデビーだった・・・。


序盤から激しいカーチェイスがあり、なかなか大掛かりなアクションものなのですが、サスペンスとしてはイマイチ盛り上がりに欠けたような気がしました。
犯人は、ちょっとしてアノ人じゃないかな~と予想していた通りだったせいもあるかもしれません。わりと平凡な刑事物って感じだったので、もう少しヒネリが欲しかったなあ。

所々、面白くなりそうな部分があるだけに、余計に勿体無い気がしました。特に、ジョーという女性の使い方。一応、えーっと驚かせようとしてるんだと思うのですが、あの場面で真実を明かされても衝撃度が低いような・・・。構成が悪いんですかね。

それから、トムの家族関係もちょっと分かりにくかったですね。もう少し、最初の方に詳しい説明があっても良かったような気がします。

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ラストゲーム

2008年03月18日 23時05分32秒 | 映画(ら行)
スパイク・リー監督が、製作・脚本も手がけた父と息子の絆を描いた作品。キャストは、デンゼル・ワシントン、レイ・アレン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ビル・ナン、ゼルダ・ハリスなど。またバスケットボールを題材にしているため、マイケル・ジョーダンなどMBAのスター選手たちもゲスト出演しています。

<あらすじ>
刑務所で服役中のジェイク(デンゼル・ワシントン)には、バスケットボールの天才プレーヤーとして注目を集める息子ジーザス(レイ・アレン)がいた。ジーザスはMBAか大学進学かの決断を1週間後に発表することになっていた。そんなジーザスを知事の母校であるビッグ・ステート大に入学させることに成功すれば刑期を軽くしてやるという裏取引を持ちかけられたジェイクは、1週間の期限付きで特別に出所することになったが・・・。


天才プレーヤーって、いろんなところから良い条件を提示され、どこでも希望するところに行けて単純に羨ましいなーと思ってたけど、この映画を見てると人間不信になっちゃいそうですね。信じていた周囲の人間が、実はみんな彼がこれから得るだろうお金が目当てだったなんて・・・。
お金・車・家・時計・女・・・。ありとあらゆる物でつろうとしてくる様子は人間の浅ましさを感じて、ぞっとしました。
日本でもスポーツ推薦とかありますが、こんな感じなのでしょうか???
まだ若いのに、こんなことに巻き込まれたら、大変だろうなぁ・・・。

子供の頃から、自分の夢を息子にかなえて欲しいがために、付きっ切りでバスケの英才教育を施して、でも、それがあまりにも行き過ぎて、結果ジーザスの母を死なせることになってしまったという。やり切れませんよね。
父と息子の間にできた大きな溝を埋めるのは、やはりバスケットだったわけで。バスケでできた溝をバスケで埋める。バスケがこの親子の一番の絆であり象徴なんだろうな・・・。
ラストの方で行われる父と息子の1対1のゲームは、言葉にしない分、何か伝わってくるものがありました。

熱血な父親役をデンゼル・ワシントンが好演してましたけど、この当時(1998年)のデンゼルって、細くて若い~!
つい先日も「アメリカン・ギャングスター」で見たばっかりですが、一瞬誰かわかりませんでしたよ。彼って、かなり色んな作品で見かけますが、そんなに変わった感じはしてなかったんですが・・・。役作りのせいもあるのかな。イメージが違います。

ちなみに、ミラ・ジョヴォヴィッチが演じていた女性に関するストーリーは特に必要なかったのでは?
父と息子だけでは、華がないってことかもしれませんが、いまいちストーリーにはまってなかった気がします。

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彩雲国物語/光降る碧の大地

2008年03月17日 20時23分25秒 | 彩雲国物語
「彩雲国物語」8巻目、番外編を入れると9巻目の作品となります。
物語は前巻からの続きで、茶州で疫病が発生し、秀麗たちは急遽王都から茶州に戻る。その頃、茶州で疫病の患者の治療にあたっていた影月が姿を消し・・・という辺りです。

この巻は、本当に読むのが辛かったです。秀麗たちが必死に頑張ってなんとか疫病の患者を助けようと奔走するのですが、それでも助からない人は助からないし。
また影月くんの過去も、予想以上に壮絶で、本当に重苦しかったです。

最終的には疫病もなんとかおさまり、影月の問題も解決するんですけどねー。影月くんのことは好きだから、命が助かってくれて嬉しかったんですけど、でもここは死んでしまった方が物語的には感動だったのかもな~と思ってしまうんです。
なんか取って付けたように、急に助かることになってしまって、少々拍子抜けだったわけで・・・。影月の死によって、命の大切さとか生きることの意味がもっと強く打ち出せたのではないかなぁと思ってしまって・・・。
でも、ライトノベルでそんな展開は無理ですよね。罪もないまだ13歳の彼が死んでしまったら、やっぱり非難ごうごうだろうし。

この巻で、一番好きなシーンは、瀕死の影月の元に龍蓮が駆けつけて、影月を助ける為なら何でもするのに・・・(文面ウロオボエです。ちょっと違うかも)という場面。
あの龍蓮が人の為に何かを為そうとするなんて、本当にビックリですよ。彼も成長してるんだなーと思い知った場面でした。

で、この巻で一応影月編は終わりのようで、次巻からは新たな章が始まるようです。ラストで、秀麗は州牧の地位から外されて貴陽に戻されることになったので、今後また王都組の出番が増えそうで嬉しいです。
しかし、この人事もまたちょっと微妙ですね。だって、秀麗以外の人は、それほどお咎めがあるわけではなかったんですよね。彼女だけが痛い目に遭わされるのは、ヒロインだから!?
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モロッコ水晶の謎

2008年03月15日 13時42分03秒 | 小説
 有栖川有栖作、犯罪学者火村英生助教授と作者と同名の推理作家有栖川有栖がコンビを組む、通称「作家編」の中の国名シリーズ第8弾。今回のお話は、中編3本と掌編1本の計4つの作品からなってます。

 印象に残ったのは、「ABCキラー」。これはアガサ・クリスティの有名な推理小説「ABC殺人事件」をモチーフにしたもので、違いを比べながら読んでみるとなかなか面白い。あまり書くとネタバレになってしまうので、難しいところですが、クリスティの作品を知らない方は、そちらをまず一読してから、こちらを読んでみるとずっと楽しめるかも(多分)・・・と思います。

 それから、表題作「モロッコ水晶の謎」。これは、今までの作品とはちょっと違った印象を受けました。有栖川さんって、占いやオカルトめいた話って、避けてるというか、正直お嫌いなんじゃないかなぁと思っていましたが、今回の作品では、うま~く話に取り入れられていました。特に最後の小説を引用して終わるシーンは、かなり幻想的でいい感じです。推理作家さんの中でも、有栖川さんは文章がお上手だなと思う部分が多いのですが、今回はまさにそんな感じでした。

 そして、とっても短い「推理合戦」は、火村・アリスコンビの日常も垣間見え、彼らのファンにとってはとても嬉しいサービスではないでしょうか。久しぶりに朝井さんも出てきますしね。読んでいてニンマリしてしまいました(笑)。

 あと「助教授の身代金」という作品。「助教授」と聞くと反射的に火村のことを思い浮かべてしまうのですが、残念ながら(?)火村とは違います。

 以上4作品は、正直トリックや動機といった点で、ちょっとナットクいかないなぁとか、弱いな~とか思う部分があったのですが、最後までグイグイ読ませてくれる筆力はさすがです。火村&アリスのコンビも相変わらずで嬉しい限り・・・。
もっとたくさん読ませて欲しいものです。

 それと、短編集的なものも楽しく読めていいのですが、やっぱり長編を書いて欲しい!基本的に長い話の方が、話の中にどっぷり浸れるので好きなんですよ~!

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ザ・ペーパー

2008年03月13日 00時51分09秒 | 映画(さ行)
ロン・ハワード監督、マイケル・キートン主演のコメディタッチのヒューマンドラマ。他にもロバート・デュバル、グレン・クローズ、ランディ・クエイドなど結構豪華です。

<あらすじ>
地方新聞の編集者ヘンリー(マイケル・キートン)は、大手新聞社へ移籍すべく面接を受けたが、そこで彼の新聞が昨夜起きた殺人事件を報じてなかったことを侮辱され、その腹いせに特ダネのメモを盗んでしまう。やがて雑人事件の容疑者が逮捕されるが、彼はメモの内容からそれが誤認逮捕だと確信し、その証拠を得るため奔走する…。(amazonより抜粋)

とある新聞記者の1日の様子が興味深く描かれていました。朝の7時に始まり、翌朝7時に終わる・・・よく考えたら「24」と同じような手法ですね(笑)。

主人公の新聞記者ヘンリーが、殺人容疑で捕まった黒人の少年2人が無実であると確信し、他の新聞がこの2人を容疑者としてスクープしようとしているのを尻目に、真実を伝えるべく必死に頑張るわけですが、かなりコミカルに描かれていたので、重くなりすぎず楽しめました。
しかも、新聞の締め切りというタイムリミットがあるので、これがハラハラ感をさらに演出していてスリリングで良かったです。

それに他のヘンリー以外の記者たちにも、それぞれ問題を抱えているのですが、それらが交錯しながら、どんどん話が進んでいく展開で、すごく見ごたえありましたね。

また、マスメディアの力の強さとか、それに携わる人間の良心も問われていて、なかなか奥深い作品でした。
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彩雲国物語/心は藍よりも深く

2008年03月11日 00時58分30秒 | 彩雲国物語
「彩雲国物語」7巻目、番外編を入れると8巻目の作品となります。

前巻に引き続き、物語の中盤までは、朝廷内が舞台の中心で、妙にまったりとした雰囲気で話が進んでいきます。茶州編では、朝廷内の話がほとんど出てこなくて、少々寂しかったので、すごく嬉しかったです。

特に好きなのは、府庫で秀麗と絳攸がみかんを食べる場面。この二人のやり取りは、すっごく微笑ましくて、読んでるこちらもホワーっとしてしまいました!
実はこれまで、秀麗と絳攸は、いくら縁談が持ち上がったといっても、恋愛関係とは無縁だろうと思っていた(!)のですが、この場面を見て案外いい組み合わせかも・・・と考えを改めました。それくらい良い雰囲気だったんですよね~。悠舜さんも微笑ましそうにしていましたし・・・。

それと笑えたのは、「吏部尚書が仕事をしない」件を紅家当主名代の玖琅に言うべきかを秀麗が悠舜に相談しているのを聞いた黎深が、焦ってさーっと吏部へ戻っていく場面。珀明が秀麗に叔父だと言わないよう、しっかりみかんを命中させてね(笑)。
しかも、この後黎深はちゃんと仕事を片付けちゃうんですよね。さすが天つ才!なんと1年分の仕事を3日で終わらせることができるんですって!そんなんだったら、いつもさっさとやってくれればねぇ。絳攸だって、あんなに働かずに済むのに・・・。
ま、そんなところが黎深さまらしいんですけど。

と、ここまでは、すっごくほのぼのな展開で、面白かったんですけどね。
この後、一気に内容が深刻に・・・。

昔、影月くんのいた村で疫病が流行し、2人を除いて全滅して疫病と同じ病が、茶州内の村で発生したのです。しかも影月くん自身の命にも重大なことが起こり・・・!!
これまでの、のんびりぶりは何だったのかと思うほどの怒涛の展開と内容の重さについていくのがやっとでした。しかも、人の死、それも治す方法も見当たらない病によってとなると、読み進めるのが辛くて辛くて。
この巻の後半部分は、当面は読み返すことができないかも・・・・。

影月くんって、のんびりとした癒し系なキャラだと思っていたんですが、陽月とのことだけでなく、さらにこんなに壮絶な過去があったんですねー。「彩雲国」の登場人物は皆、表面だけを見ていては分からない裏の顔や過去がありますね。それだけに色々と想像できて楽めるのが良いところです。
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マッチスティック・メン

2008年03月09日 00時48分23秒 | 映画(ま行)
リドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ主演の犯罪コメディ。

<あらすじ>
病的な程の潔癖症で、詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は、相棒フランク(サム・ロックウェル)と組んで仕事をしていたが、あまりにも潔癖症すぎて仕事にも支障をきたす事があった。その為、フランクの勧めで、精神分析医のクライン(ブルース・アルトマン)の元を訪ね治療を始めることにする。その治療の過程で、ロイは別れた前妻との間に子供がいるかもしれないと思い始める。やがて娘だというアンジェラ(アリソン・ローマン)と会い、彼女は彼の生活に侵入し始めるが・・・。

偶然なのですが、この作品のアンジェラ役のアリソン・ローマンは、つい先日見た作品「ホワイト・オランダー」の主役の子でした!彼女が出てるなんて全然知らなかったので、めちゃくちゃ驚きましたよ~。

それはともかくとして、この作品はオチが全てなので、そこで驚けるかどうかが作品の評価に大きく影響するように思います。私はオチが途中でなんとなく分かっちゃったので、あまり意外性がなかったのが残念!!
それと、あまりテンポが良くなかったように思いました。中盤、ちょっとダラーっとした雰囲気でしたし、もうちょっとハラハラさせるシーンを入れても良かったのでは?という気がしました。

でも、ロイとアンジェラの父娘関係には、結構ジーンときましたよ。あれほど潔癖症だったロイが、アンジェラに振り回されている内に、それまで異常なまでに気にしていた事(土足で家の中に入るとか、窓を開けるとか、食べ物を絨毯の上にこぼすことなど)を忘れ気味になったり、娘の代わりに犯人になってあげたり。このままの関係が続けばロイの病気も治るんじゃないかなーと思ってたんですけどねぇ。

それにしても、潔癖症の人ってすごいんですねー。塵ひとつ見逃さないって感じの掃除の仕方でしたし、扉や窓の開け閉めにもあんなに気を使うなんて・・・。ビックリしてしまいました。
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ホワイト・オランダー

2008年03月05日 00時03分20秒 | 映画(は行)
ジャネット・フィッチ原作の小説を映画化した美しく支配的な母とその娘の葛藤を描くヒューマン・ドラマ。
キャストは、アリソン・ローマン、ミシェル・ファイファー、レニー・ゼルウィガー、ロビン・ライト・ペンなど。

<あらすじ>
美人で芸術家の母イングリッド(ミシェル・ファイファー)が、恋人殺しの罪で逮捕され、刑務所に収容された為、娘のアストリッド(アリソン・ローマン)は、里親に預けられることになった。アストリッドは新しい生活になじもうと努力するが、里親の家庭にも様々な問題があり、結局転々とすることになる。一方、母のイングリッドは獄中から娘に手紙を出し、自分勝手な価値観を強要するのだった・・・。

この作品のタイトルである「オランダー」というのは、夾竹桃のことなのだそうですが、この花は美しいけれど毒があるんですって。まさにイングリッドそのものの花だなーと思いました。
イングリッドは、娘を自分の好きなように操って、懐き始めた里親と距離をおかせたり、娘を養ってくれている里親に対して、微笑みながらも心にぐさりと突き刺すような言葉を吐いたり・・・。娘をまるで自分のもののように思っている、自分勝手でわがままな、ものすごくイヤな女です。
特にレニー・ゼルウィガー演じる里親のクレアの件は、イングリッドが鬼に見えますね。クレア自身がとても人がよくて優しい人なだけに、一層それが目立つし、もう可哀相で・・。

でもこの事件により、娘のアストリッドも目を覚まします。それまでアストリッドの中では、母親は偉大で絶対的な存在で母の意見を鵜呑みにしていたのですが、次第に母の考えに疑問を持ってきていたんですよね。そして、このクレアの1件により、完全に母と決別することを決め、さらに新しい里親を自分で決めるのです。

全体的に淡々とした話なのですが、色々と考えさせられました。
自分が産んだから子供を自分のもののように思っている親って結構たくさんいるんじゃないでしょうか。
でもそれに気づかずに、子供のことを愛しているから、子供の為だからといって、自分の考える道を知らず知らずのうちに押し付けてたりするのかもしれません。
この作品では、最後にはイングリッドも娘を解放してあげることを決断しました。
この決断をするにはきっとすごい葛藤があっただろう事が想像できるだけに、グっとくるものがありましたね。

この作品は、圧倒的に女性の登場人物の方がインパクトのある役を演じているのですが、皆さん素晴らしかったです。とても見ごたえありましたよ。

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彩雲国物語/欠けゆく白銀の砂時計

2008年03月02日 22時09分30秒 | 彩雲国物語
「彩雲国物語」の本編6冊目、番外編も入れると7巻目にあたります!
前巻で、茶家の騒動は一応決着。秀麗も新茶州州牧として影月と共に仕事に励む毎日。様々な面で他州より立ち遅れている茶州のため、秀麗たちはとあることを考えつき、その案件の根回しの為、朝賀を利用し悠舜と共に貴陽へと戻る・・・。

前2冊は、州牧になる前に茶家の当主問題に巻き込まれ、バタバタと進んでしまったのですが、今回は秀麗の官吏としての力がようやく発揮されようとしています。
それに何と言っても、ようやく貴陽に戻ってきてくれたので、いつものメンバーとも久々の登場で楽しかったです!やっぱり王都組がいいな~。


意外だったのは、朝賀に初めて出席したという龍蓮と黎深。まさかこんな所で出てくるとは思わなかったので・・・。2人の天つ才が会話した様子はなかったけど、この2人が会話したらどうなるんだろう。いつか書いて欲しいな。

それと、今回絳攸と秀麗の縁談話が玖琅様から出されましたね。それに何と龍蓮との縁談話もあるとか。いや、驚きです。
しかし、玖琅様って、あの兄2人に囲まれてかなりの苦労人(ダジャレじゃないですよ!)ですね~。しかも一見冷たそうだけど、実はめっちゃイイ人だし。克洵にさりげなく当主の心構えをアドバイスをしてあげたり、絳攸をちゃんと黎深の息子で紅家の一員として認めてあげていたり・・・。もう株あがりまくりでした。
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