Yuhiの読書日記+α

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疑惑の影

2010年12月28日 00時06分10秒 | 映画(か行)
監督はアルフレッド・ヒッチコック、キャストはテレサ・ライト、ジョセフ・コットン、マクドナルド・ケリー他。

<あらすじ>
カリフォルニア州サンタローザ。その街で家族と共に平凡に暮らす長女チャーリーは、突然やって来た叔父に秘密の匂いを嗅ぎとる。やがて二人の探偵が現れ、チャーリーは叔父に未亡人殺しの疑いがかかっている事を知る。明るい日常生活の中でチャーリーひとりが、叔父が殺人犯かどうかの疑惑にさいなまれていく……。 (goo映画より)


またまたヒッチコックの作品を見てしまいました!「サイコ」とは違って、この映画のことは見るまで知らなかったのですが、なかなか楽しめました。
サスペンスといっても、そんなに盛り上がりがあるわけではなく地味で暗めな展開でしたが、ふとした瞬間にドキッとするシーンがあったり、チャーリー叔父のウラをチャーリー姪が気づきだしたあたりから、ハラハラする場面もあったりして、最初に予想していたよりも見どころが多かった気がします。

しかし、叔父と姪で同名なのが、すごくややこしいですね(苦笑)。最初は叔父さんに好意を持っていた姪のチャーリーが、少しずつ叔父のチャーリーに警戒心を持っていく場面とか、見ていてドキドキしました。

ヒッチコックって、映像的に派手なシーンはないのです(時期的に仕方ないと思います)が、それを補って余りある心理的なドキドキ感を作るのがとても上手いし、今でも十分通用する面白さですね!
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サイコ

2010年12月25日 23時31分26秒 | 映画(さ行)
伝説的ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツと言われる古典的作品。監督はアルフレッド・ヒッチコック。原作はロバート・ブロックの推理小説。キャストはアンソニー・パーキンス、ジャネット・リー、ジョン・ギャヴィン他。

<あらすじ>
会社の金を横領した女が立ち寄ったベイツ・モーテル。そこには管理人の青年ノーマンと離れの一軒屋に住む年老いた“母”がいた……。


サスペンス好きにはとても有名な作品ですが、実はこれまで見る機会がなく、ようやく見ることができました。
見たい見たいと思っている内に期待しすぎてしまったのか、序盤は今ひとつ。サスペンスものをあまり見ない人だったら、おおっ!とびっくりできるだろうけど、あれこれ見て目が肥えてしまった後でみると、すぐに想像がついてしまう展開なんですよね。思った程大したことないな・・・なんて思っていました、中盤くらいまでは。ところがところが、後半は一気に目が釘付けに!!

ストーリー展開は予想通りなのに、こんなに背筋がゾッとするような気持ちになるのは何故なんでしょう・・・。何とも言えない不気味さが残った映画でした。
これこそがヒッチコックを有名にした賜物なんだろうし、また全てのサスペンス映画に影響を与えたなんて言われる所以なんですね。なんか、すごく納得できました。

もっとも、突っ込みどころも満載ではあるんですけどね(汗)。あの「声」は絶対に出せないと思うし、ミスリードを狙うにしてもフェアじゃないですしね。
でも、これは本格ミステリーではなく、あくまでサスペンスですので、フェアさは関係ないのかな。

キャストで言えば、ノーマンが本当に気味悪かった!特にラストの辺りなんて、目つきからして気味悪かったですもん。私は初めてみましたが、すごい俳優さんですねー。こういう俳優さんじゃなければ、このストーリーも活きてこなかったと思うので、まさにピッタリのキャスティングだったんじゃないでしょうか。

とにもかくにも、この古典的名作を見ることができて、大満足でした。名作と呼ばれるだけのものは、やはりあったな・・・。
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ダイイング・アイ

2010年12月23日 22時06分28秒 | 小説
東野圭吾著「ダイイング・アイ」を読了しました!東野さんの作品は、私の大好きな推理ものな上、とても読みやすいものが多いので、昔からよく図書館で借りて読んでいましたが、最近の人気ぶりにはちょっと驚いています。出る作品出る作品、かなり売れているようですし、しかも次々とドラマ化や映画化されていますもんね。
また東野さん自身、新しい作品を次々と発表されていて、正直最近の作品は私も読み切れていないのですが・・・(^^ゞ

で、肝心のこちらの作品の感想ですが、単なるサスペンスものではなく、ファンタジックというかSF的というか、常識的な枠にははまらないストーリーで、純粋なミステリー好きとしては、ちょっと微妙でした。

これは最近の東野さんの傾向でもあると思うのですが、以前ほど本格的なミステリーは書かれないんですよね。
私は初期の頃の、オーソドックスなミステリーが好きなので、最近の作品はあまり好みのものは少ないのですが、これもその一つになるかなぁ・・・。

語り口は軽快で読みやすいし、さらっと読む分には十分楽しめるんですけどね。読み終わった後もう一度最初から読みたくなるかと言えば、そうはならないんですよねぇ・・・。キャラクターに魅力を感じないし、個性がなくて印象も薄いというか。
最近の作品の印象は、こういうパターンが多いので、ちょっと残念です。
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インソムニア

2010年12月21日 00時07分52秒 | 映画(あ行)
白夜の晩に起きた殺人事件をめぐって、刑事と犯人の心理対決が展開するサスペンス。監督はクリストファー・ノーラン、キャストはアル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク、モーラ・ティアニー他。

<あらすじ>
アラスカ・ナイトミュート。いまの時期は24時間太陽が沈まないこの町で17歳の少女の変死体が発見された。翌日、ロス警察のウィル・ドーマーが相棒のハップとともに応援にやって来る。ウィルは今までの豊富な経験を駆使し、犯人をおびき出す方法を思いつく。思惑通り海辺の小屋に犯人が姿を現わす。しかし、深い霧に犯人を見失ったウィルは誤って相棒を射殺してしまう。自分が射殺した事実を地元警察に告白しそびれたウィルは白夜も手伝って不眠症に陥る。不眠が続いて3日目の早朝、ウィルのもとに少女殺しの犯人から電話がかかってくる…。


私の大好きなサスペンスの上に、これほどの豪華キャストとくれば、なぜ今まで見なかったのか不思議なくらいです。

ストーリー展開は序盤から想像がついてしまいますので、ハラハラドキドキというには物足りないかな。後味すっきりというお話でもなかったし・・・。

でも、アル・パチーノとロビン・ウィリアムズの演技は見ごたえ抜群!!一筋縄ではいかない複雑で裏のある役柄を見事にこなしています。特にアル・パチーノは後半になるにつれ不眠がひどくなり、鬼気迫る目つきをしていて凄い迫力でした。

このお話の舞台がアラスカであるということに大きな意味がありましたね。広くて寒々とした大地と全く沈まない太陽を見ていると、確かに不気味な気持ちになります。
もちろん、とても美しい風景も素敵でしたけどね。

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50回目のファースト・キス

2010年12月19日 01時20分26秒 | 映画(か行)
記憶障害で前日の出来事を全て忘れてしまう女性と、そんな彼女にアタックを続ける男性との恋の行方を描いたラブストーリー。監督はピーター・シーガル、キャストはアダム・サンドラー、ドリュー・バリモア、ロブ・シュナイダー他。

<あらすじ>
ハワイの水族館で働くヘンリー(アダム・サンドラー)は、ルーシー(ドリュー・バリモア)という女性に出会い、恋に落ちる。しかしルーシーは事故により1日しか記憶を保持できなかったため……。(シネマトゥデイ)


最初はドタバタ・コメディなのかと思っていたのですが、明るく軽い中にも切なくて辛い体験がひそんでいたりして、コメディとシリアスさがうまく融合された、なかなかいい映画でした。

事故で記憶が1日しか持たないなんて、どんな気持ちなんでしょう。作中でルーシーが言っていましたが、自分に未来がないように感じてしまうって。本当に切ないですね。
そして、ルーシーを想う周りの人切ない。自分達がいなくなったらどうするのか、どうやって生活するのか。不安は尽きないと思います。

でも、この映画では、そんなルーシーを心から想いやる相手が現れるんだから、素敵ですよね。現実にはそんなことありえないと思っていても、見ているだけで心が温かくなります。
最近は、こんな風に幸せな気持ちになれる映画って少なかったので、見て良かったなー。

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テンペスト

2010年12月17日 00時25分26秒 | 小説
池上永一著「テンペスト」を読了しました!池永さんの小説はこれまで読んだことがなかったのですが、この小説はなかなか評判が高いと聞いたので、ずっと読みたいと思っていました。

かなり分厚い上に上下二段組みの小説で、読み切れるかなと最初は不安になりましたが、読み始めたらあっという間でした。
女でありながら性を偽って宦官として王朝につかえるという、まるでライトノベルさながらの設定にどんどん惹きこまれていきました。

主人公は宦官と偽っていることにより、弱みを握られて追いつめられたり、恋する相手には本当のことを告げられず切ない思いをしたり、はたまた流刑になったりと、とにかくよくもここまで詰め込めるなーと思うほどの波乱万丈の人生で、読んでいても続きが気になって気になって、あっという間にラストまで読んでしまいました。

また、琉球王国の文化や歴史なども知らなかったことばかりで興味深かったし、どこまで正確に描かれているかはともかくとしても、当時の史実ともストーリーがうまく絡めてあって、歴史的な読み物としても楽しめますね。

ただ、かなりファンタジックな面も多いし、例えライトノベルでも、そこまでハチャメチャな展開はないだろうと思う程、ぶっ飛んだ展開なので、好き嫌いが分かれるところかと思います。実際、私ももうちょっと現実的な方が好みなので、楽しく読めましたけど、ものすごくハマルというところまではいかなかったかなー。

それは、主人公の真鶴(=寧温)に思った程、感情移入できなかったことも原因のひとつかも。ものすごく頭が良い上に美人で正義感や意思の力も強い真鶴は、あまりにも出来過ぎていて、現実的にこんな人間がいるとはとても思えないんですよね。もうちょっと、欠点や人間臭さもあった方がいいのになと思ってしまいました。
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セカンドバージン

2010年12月14日 23時52分48秒 | ドラマ(その他)
NHKで本日まで全10回で放送されていた鈴木京香主演のドラマです。NHKにしては珍しい本格的ベッドシーンまであるラブロマンスもの。見ていても、確かにNHKとは思えないなーとビックリ。こんなドラマもやれるようになったんですねぇ・・・。

鈴木京香は40代半ばの敏腕編集者役。17歳も年下の妻帯者と恋に落ちるんですよね。いわゆる不倫です。清純派のイメージが強い鈴木京香ですが、こんな役も案外似合っていました。

ストーリーは、最初はなかなか面白かったけど、中盤はちょっとグダグダして、テンポが悪い感じがしました。年下の彼を忘れるために、中年の作家とちょっといい雰囲気になったりする場面もあるのですが、あれは別にいらなかったかな~。
また、それまで懇意にしていた女流作家から突然冷たくされ、自分の著作を全部引き上げるという意地悪をされるのですが、あれもちょっと意味が分からなかったです。どこで彼女の機嫌を損ねたんでしょう???

そのグダグダ感を引き締めたのは、恋敵である深田恭子。最初は、ただの世間知らずのお嬢様という感じで、甘えた声も態度もイライラっと来ましたが、夫の浮気相手が親しくしていた鈴木京香だと分かってからの悪女ぶり。ゾゾーっとしました。可愛い顔でやることがスゴイです。でも深キョンが出てくると思わず見入ってしまいました。怖いものみたさってやつかも・・・(苦笑)。

ラストは、女は強し!ということで、あまり深刻になりすぎずに終わりました。あれだけのことがあったのに、ちょっと呆気なかったけど、救いのないラストよりは良かったのかも・・・。

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マイ・ブラザー

2010年12月13日 00時30分29秒 | 映画(ま行)
互いにぶつかり合いながらも目に見えない強い絆で結ばれた兄弟をみずみずしく描いた感動作。監督はアン・クォンテ、キャストはウォンビン,、シン・ハギュン、イ・ボヨン、キム・ヘスク他。

<あらすじ>
兄のソンヒョンと弟のジョンヒョンは、性格が正反対の兄弟であった。ふたりは同じ学校に通い、ソンヒョンは学年トップの成績で、ジョンヒョンはそんな兄が疎ましく、不良グループとつるみ、毎日喧嘩に明け暮れていた。母親は兄のソンヒョンを可愛がっており、ジョンヒョンはいつも喧嘩ばかりをしていた。そんななか、ジョンヒョンは憧れのミリョンに近付くため文芸部に入部するが、実はソンヒョンもミリョンに淡い恋心を抱いていた。


特に期待もせずに見たのですが、これがなかなか良かった!兄弟がいる人なら、こういう気持ち分かる分かる!という部分も多いのではないでしょうか?私はジョンヒョンの気持ちはすごくよく分かったな~。あんなに良いお兄さんがいたら、なおさら自分と比べてしまって、やるせない気持ちになるんじゃないかな。

対して、お母さんの気持ちは私にはまだよく分からなかったです。障害がある息子が心配なのは分かりますが、同じ息子であるジョンヒョンの事も、もっと気に掛けてあげればいいのに・・・って思ってしまうんです。夫をなくし、女手ひとつで二人の息子を育てあげなければならなかったわけだし、そんなゆとりもなかったんだろうとは思いますが、ちょっと一声かけてあげるだけでも、随分違ったんじゃないかなと思います。

ラストはまさかの展開で、すごく衝撃を受けました。良い人程・・・という言葉通りですね。親孝行な兄弟がお互いを思いやった結果があんな事になってしまうなんて・・・。本当に切なくて胸が痛みました。

ウォンビンの出ている映画を見たのは初めてなんですが、すごく良かったです。悪ぶっていても、どこが目が優しくて、本当の悪人にはなりきれない感じがよく出ていました。
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アンナと王様

2010年12月11日 00時24分57秒 | 映画(あ行)
アジアの王国を舞台に、国王と家庭教師をめぐるドラマを描いたロマンス。監督はアンディ・テナント、キャストはジョディ・フォスター、チョウ・ユンファ、バイ・リン 、トム・フェルトン他。

<あらすじ>
実在の英国人女性の体験記を、史実に沿って描く。時代考証に忠実に再現された、豪華な宮廷や衣装も見どころ。19世紀中頃、シャムのモンクット王の依頼で、王子たちの宮廷教師に赴任したアンナ。異文化に戸惑いながら新生活をスタートした彼女は、王と衝突しながらも彼との心の交流を深めてゆく。(allcinema ONLINE)


時代がかったお話なので、とっつきにくいかなーと思っていたのですが、予想に反してすんなりと物語世界に入っていけました。
ストーリーも分かりやすいし、淡々としている中にもちょっとした事件が起きたりして、最後まで飽きずに見ることができました。

また、この時代のタイ(シャム?)の衣装や建築物、文化など、全然知らなかったので、すごく見ごたえありましたし、もっと詳しくしりたくなりました。

ジョディ・フォスターもすごく知的で綺麗で、こんな人がきたら、そりゃあ王様も惹かれてしまうだろうな~。もっとも二人は心の中では想い合っていても、決して口には出しませんでしたけどね。そこがまた「大人」という感じがして、すごく良かったです。
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ROOKIES -卒業-

2010年12月07日 23時07分05秒 | 映画(ら行)
森田まさのりの同名マンガを原作の、大ヒットした熱血野球ドラマの映画版。監督は平川雄一朗、キャストは佐藤隆太、市原隼人、小出恵介、城田優、高岡蒼甫、吹石一恵他。


<あらすじ>
ニコガク野球部に戻ってきた顧問の川藤(佐藤隆太)は、安仁屋(市原隼人)、御子柴(小出恵介)、新庄(城田優)らと再び野球を共にできる喜びをわかち合っていた。そして新学期、メジャーリーグを目標とする新入生の赤星(山本裕典)と、ひょんなことから入部した濱中(石田卓也)が野球部に入ったことによって……。
(シネマトゥデイ)

TV版はすごく話題になっていて、私の周囲での評判も上々でした。だけど、結局見る機会を逃してしまって、残念に思っていたところ、映画版がTVで放送されるというので、録画してみました。

TVを見ていないので、ちゃんと分かるだろうか・・・と、心配していたのですが、そんなのは無用でしたね。元不良だった高校野球部員が、今時珍しい程の熱血教師に支えられ甲子園を目指す・・・というストーリー。非常に分かりやすいテーマと、青春ものらしい感動も適度にあって、なるほど人気が出るのも納得だなと思いました。阪神の選手の名前を使用しているというのも、阪神ファン(一応)としては思わずニヤリとしてしまいますね(笑)。

しかし、これは映画版だけなのかどうか分かりませんが、正直テンポがイマイチ悪いような・・・(汗)。一つの試合だけを延々と描かれてもな~。もっと選手間のドラマとか先生たちとのやり取りも見たかったのに・・・。もしかすると、それはすでにドラマの方で描いていたからなのかな???でも、そこがないとストーリーに入り込めないし感情移入もしづらいんですけどね~。

それにかなり強引なご都合主義ですしね。別にこういうストーリーだし、ご都合主義であっても良いとは思うのですが、ここで感動して!と無理に盛り上げを作ろうとしているのがミエミエなので、ちょっとひいてしまいました。

もしかするとこの映画は、2時間のスペシャルドラマとかでやった方が良かったのかも。それだとドラマを見た人がその続きでこのストーリーを見るから、もっと楽しめるんじゃないかな~。
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ムーラン・ルージュ

2010年12月05日 00時11分48秒 | 映画(ま行)
19世紀末のムーラン・ルージュで繰り広げられる作家と高級娼婦の悲恋を描いたミュージカル。監督はバズ・ラーマン、キャストはニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスバーグ他。

<あらすじ>
1899年、夜のパリに瞬く魅惑のナイトクラブ“ムーラン・ルージュ”。その華麗なショーは人々を魅了したが、実のところセットにカネをかけすぎ経営は火の車。オーナーのジドラーは、資産家の公爵に新しいショーの主役サティーンをあてがうことで投資を引き出そうと考えていた。本格的な女優を目指していたサティーンもパトロンを必要としておりジドラーの申し出に不満はない。しかしサティーンは青年舞台作家クリスチャンをパトロンと勘違いしてしまい、それがきっかけで二人は愛し合うようになってしまう……。(allcinema ONLINE)


この映画が公開されていた当時、かなり話題になっていましたねー。ミュージカルはあまり得意な分野ではないのですが、主役二人の歌声が見事だという評判だったので、ちょっと見たいなーと思っていたのでした。

見てみると、ホントに吹き替えなしで歌っているんですか!?と言いたくなる程、素晴らしい歌声でした。本職の歌手でもないのに、これだけ歌えるなんて、スゴイ!!
特にユアン・マクレガーの声がイイ!!音程がどうのこうのというのは素人の私にはよく分かりませんが、声質は私の好みど真ん中でしたよ~。ちょっと鳥肌が立ってしまいました。

また音楽もすごく良かったです。洋楽をあまり知らない私でも聞いたことのあるナンバーがどんどん出てくるし、またそれが映画の内容にも合ってるんですよね~。もっとじっくりと聞いてみたくて、サントラを購入したくなりました。

ストーリーの方は、序盤は正直よく分からなかったのですが、主役二人が恋に落ちたあたりから、俄然面白くなりました。展開はごくごくオーソドックスなもので、目新しさはないはずなのですが、独特の世界観のせいか、音楽が良いせいか、はたまた幻想的な映像のせいか、目が離せなかったです。
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ヘヴン

2010年12月02日 00時19分10秒 | 映画(は行)
誤爆テロをやってしまった女教師と、刑務官の青年の運命的なラヴ・ストーリー。監督はトム・ティクヴァ、キャストはケイト・ブランシェット、ジョヴァンニ・リビシ、レモ・ジローネ、ステファニア・ロッカ他。

<あらすじ>
イタリア・トリノ。英語教師のフィリッパは高層ビルに忍び込み時限爆弾を仕掛けた。彼女の目的は一人の男を殺すこと。彼女の愛する夫を死に至らしめ、大切な教え子たちを不幸へと導いた麻薬密売人。これまで、男を逮捕するよう警察に訴え続けたが相手にされず、自ら行動に出たのだった。犯行後、彼女は抵抗することもなく警察に逮捕される。ここまでは予定通りのはずだった。ところが、尋問中、彼女は男が死を免れ罪なき4人が犠牲になったことを知らされる。ショックで失神するフィリッパ。その時、刑務官のフィリッポが彼女の身体を優しく受け止めた…。(allcinema ONLINE)


とても静かでしみじみとした切ない作品でした。麻薬密売人を殺すために爆弾をしかけたものの、無関係な4人を死に至らしめてしまった罪を背負う女と、そんな彼女を愛してしまった男の物語です。警察から逃亡しても、麻薬密売人を殺しても、4人を死なせてしまった罪から逃れることはできないわけで、行きつく先は最初から見えているようなものです。だからか、イタリアのとても綺麗な風景が映し出されても、切なく心に沁みました。

しかし、ラストはまさかそういう展開だとは思っていなくて驚きましたが、最初の場面とリンクしているわけなんですね。なかなか上手い構成だと思いました。
最後にタイトルがパッと映し出されて、ハッとしたんですよね。このラストの後の二人は、タイトルの場所へ行くということなんでしょうね・・・。

ケイト・ブランシェットは、本当に体当たり的な役で、迫力満点でした。あの髪の毛を反り落としてしまうシーンには、びっくりしましたし・・・。
また、ジョバンニ・リビシは、いつも変わったタイプの役柄ばかりを見ていたので、こういう真面目で一途に一人の女性を思い続ける役柄を演じるなんて想像していなかったので、ちょっと驚いてしまいましたが、意外に合っていて良かったです。
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