Yuhiの読書日記+α

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ぼくの神さま 

2009年01月20日 00時24分40秒 | 映画(は行)
ナチスによるユダヤ人迫害が厳しい時代を生き抜く少年達の姿を描いた作品。監督はユレク・ボガエヴィッチ、出演はハーレイ・ジョエル・オスメント、リアム・ヘス、ウィレム・デフォー他。

<あらすじ>
1942年、ポーランドはナチス侵攻でユダヤ人の強制連行が始まっていた。11歳の少年ロメックは両親から1人話されて小さな村に預けられた。ナチスの残酷な現実の中、美しい田舎の村で一生懸命生きていく子供たちだったが、そんな日々は長くは続かないのだった・・・。


ユダヤ人の迫害を題材にした映画って、たくさんありますが、いつ見ても辛いですね。特にこの映画は子供が中心に描かれているから、余計に重苦しいものがあります。ラスト近くのトロの決断。もう切なくて切なくて・・・。トロが何故あのような決断をしたのか。すごく考えさせられます。

この映画の特徴をあげるとするなら、宗教的な部分が際立っている点でしょうか。日本人の私にはよく分からない部分もあったのですが、トロが自分をイエスと重ね合わせて様々な行動を取るところとか、神父さんが村人を助ける為にブタを追い掛け回すシーンとか、強烈に印象に残っています。

また、美しい景色と音楽が、余計にこの映画全体の物悲しさを際立たせていて、すごく良かったです。

ちなみに、ハーレイ君が主役なんだと思っていましたが、どっちかというとトロ役のリアム・ヘス君の方が中心的な役割で目立っていましたね。目がくりっとして可愛い上に演技もすごく上手い!!こんな子役がいたんだなぁ・・・。


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