また今回もサウジアラビアの旅のかけらを綴っていきますね。
■アラビアコーヒー
サウジアラビアにはスターバックスをはじめ欧米スタイルのカフェもたくさんあったけれど、伝統的なコーヒーといえば、やはりアラビアコーヒー。
最初とてもコーヒーには見えなかった。
色といい香りといい。コーヒーカップは日本のおちょこ程の小さなカップです。色は少しミルクがかった琥珀色。初めてカップを口に近づけた時、強烈な香りが鼻から脳までつきぬけていったのは忘れられない思い出。それまで飲んでいた欧米スタイルのコーヒーとはまったく異なる飲み物であることを即座に理解。
いわゆるコーヒーの香りなんか一切せず、代わりに芳香なカルダモンというスパイスの香り。聞けば、様々なスパイスを使っているのだそう。カルダモンは絶対的な存在で、他にサフランにシナモンなど。サウジアラビアでは客人をもてなすのには必ずこのコーヒー。家庭によってレシピは様々なようだけど、カルダモンなくしてはサウジコーヒーは語れません。小さなカップなので2杯、3杯といけますが、「もう結構です」という合図はカップを横に振ることだそう。
同僚達はこれにハマってホテルのロビーで毎朝ふるまわれるアラビアコーヒーを2杯、3杯と飲んでいました。私は最後までこの香りを身体がうけつけなかった・・・(心のなかで「スターバックスー!」と叫ぶ日々)。ただ、お茶うけとしてデーツが一緒に出されるのだけど、これは抜群の相性でした。
■たばこ、喫煙
これまたカリフォルニアに慣れすぎて忘れていたこと:世の中には、たばこというものがある、ということ。カリフォルニアでは吸える場所はかなり制限されるので(外ぐらいか?)、ふだんの生活のなかでたばこの煙の被害にあうことはありません。ホテル、レストラン、カフェ、駅、ショッピングモール、etc. カリフォルニアでは絶対に公共の場でタバコは吸えないし、禁煙はものすごーく徹底されている。
それがサウジアラビアときたら、、、。到着初日、初めて足を踏み入れたホテルのロビーで感じたのは「うわ、日本みたい!」ということ。屋内でたばこの匂いがすること自体が久しぶりで、私の嗅覚が日本を思い出したのでした。しかもひと昔前の日本というか。どこでも喫煙天国!どこにでも灰皿が当たり前のように置いてあるよ、みたいな。分煙もまったくされていない。基本、ホテルのロビー、レストラン、ショッピングモール、とにかく人が集まるところはどこでも喫煙がOKのよう(カリフォルニアの真逆!)。吸っているのは男性がほとんど。白いトーブ(サウジ男性の伝統衣装)を身にまとった人からカジュアルな服装の人まで、誰でも。お酒ない代わりにタバコが流行るのかな、と思ったり。毎日着ていたアバヤに匂いがつくので、サウジアラビアの喫煙文化には本当に辟易。ホテルの自分の部屋は禁煙ルームでよかったー。
■アラビアコーヒー
サウジアラビアにはスターバックスをはじめ欧米スタイルのカフェもたくさんあったけれど、伝統的なコーヒーといえば、やはりアラビアコーヒー。
最初とてもコーヒーには見えなかった。
色といい香りといい。コーヒーカップは日本のおちょこ程の小さなカップです。色は少しミルクがかった琥珀色。初めてカップを口に近づけた時、強烈な香りが鼻から脳までつきぬけていったのは忘れられない思い出。それまで飲んでいた欧米スタイルのコーヒーとはまったく異なる飲み物であることを即座に理解。
いわゆるコーヒーの香りなんか一切せず、代わりに芳香なカルダモンというスパイスの香り。聞けば、様々なスパイスを使っているのだそう。カルダモンは絶対的な存在で、他にサフランにシナモンなど。サウジアラビアでは客人をもてなすのには必ずこのコーヒー。家庭によってレシピは様々なようだけど、カルダモンなくしてはサウジコーヒーは語れません。小さなカップなので2杯、3杯といけますが、「もう結構です」という合図はカップを横に振ることだそう。
同僚達はこれにハマってホテルのロビーで毎朝ふるまわれるアラビアコーヒーを2杯、3杯と飲んでいました。私は最後までこの香りを身体がうけつけなかった・・・(心のなかで「スターバックスー!」と叫ぶ日々)。ただ、お茶うけとしてデーツが一緒に出されるのだけど、これは抜群の相性でした。
■たばこ、喫煙
これまたカリフォルニアに慣れすぎて忘れていたこと:世の中には、たばこというものがある、ということ。カリフォルニアでは吸える場所はかなり制限されるので(外ぐらいか?)、ふだんの生活のなかでたばこの煙の被害にあうことはありません。ホテル、レストラン、カフェ、駅、ショッピングモール、etc. カリフォルニアでは絶対に公共の場でタバコは吸えないし、禁煙はものすごーく徹底されている。
それがサウジアラビアときたら、、、。到着初日、初めて足を踏み入れたホテルのロビーで感じたのは「うわ、日本みたい!」ということ。屋内でたばこの匂いがすること自体が久しぶりで、私の嗅覚が日本を思い出したのでした。しかもひと昔前の日本というか。どこでも喫煙天国!どこにでも灰皿が当たり前のように置いてあるよ、みたいな。分煙もまったくされていない。基本、ホテルのロビー、レストラン、ショッピングモール、とにかく人が集まるところはどこでも喫煙がOKのよう(カリフォルニアの真逆!)。吸っているのは男性がほとんど。白いトーブ(サウジ男性の伝統衣装)を身にまとった人からカジュアルな服装の人まで、誰でも。お酒ない代わりにタバコが流行るのかな、と思ったり。毎日着ていたアバヤに匂いがつくので、サウジアラビアの喫煙文化には本当に辟易。ホテルの自分の部屋は禁煙ルームでよかったー。