サンフランシスコ近郊のメジャーな日帰りスポット(ex. ミュアウッズ、ナパ、ソノマ、モントレー、パロアルト、シリコンバレーなど)をよそに、母が行きたいと言ったのは、メンドシーノ(Mendocino)という北カリフォルニアの田舎町。サンフランシスコから車で3時間ちょい、道中、絶景の連続で「わぁ、、」といたるところで歓声をあげつつ2人でドライブに行ってきました。
それにしても、なぜメンドシーノ?
答えは、ずっと昔の映画『エデンの東』にあり。うちにはなぜか昔から映画俳優ジェームズ・ディーン(James Dean)のポスターやら写真集やらがありました。実家の押し入れに白黒の古ぼけた写真集や黄ばんだ雑誌を見つけるにつけ、私は幼いながらに母が若い頃に大ファンだったジェームズ・ディーンという俳優さんの存在を知ることになりました。英語のパンフレットや雑誌を母が若い頃に辞書を引きながら読んだと思われる鉛筆の跡とか(笑)、今でもとても印象に残っています。
ジェームズディーンはたった数本のメジャーなハリウッド映画の主演をつとめ、わずか21歳で不運にも交通事故で亡くなってしまうのですが、彼の代表作『エデンの東』は、このメンドシーノの町で撮影が行われたそう。『エデンの東』のビデオも昔からうちにあり、何度か母と一緒に観ようとしたことがあるのだけれど、うちにあったビデオには日本語字幕がなく私にはちんぷんかんぷんだったのですが。
そんな母にとって、映画のロケ地となったメンドシーノはいつか訪れてみたい町だったようです。メンドシーノは、崖っぷちにたつ小さな町。いくつかのカフェやレストラン、今ではアーティストを招聘して町おこしをしているようだけれど、たった数ブロックで終わってしまうような田舎の町でした。
実際に町を歩いてみると、
「あぁ、ここが最初のシーンでジミーが座っていたデッキ、、、!」
「ここが確かあの銀行の跡で、、、」
「あの崖はどこにあるのかしら、、、」と、
50年以上前の映画シーンの記憶をたどりながらのお散歩となりました。当時の町並は少しだけれどまだそのとおりに残っていて、映画で使われた建物もそのまま。きっと母にとってこの町は青春の1ページの背景なのね(笑)。私にとって、メンドシーノはなじみのない町だったのだけれど、今回こうして母と一緒に訪れたことで、思い出のある町になりました。
映画で使われた建物の前で。
母が手にしているのはジェームズ・ディーンの本。セピアにしてみたよ、笑。
家に帰ってからフィリップに「どうだった?」と聞かれ「とってもよかった」「ずっと行きたいと思っていた場所」「長年の夢がかなってよかった」と嬉しそうに伝える母の様子に(もちろん私が横から訳すのだけど)、私も嬉しくなりました。メンドシーノは、カリフォルニア1号線をずっとあがったところにあります。うねりの続く海岸線をドライブしているだけでもとても気持ちよかった。
それにしても、なぜメンドシーノ?
答えは、ずっと昔の映画『エデンの東』にあり。うちにはなぜか昔から映画俳優ジェームズ・ディーン(James Dean)のポスターやら写真集やらがありました。実家の押し入れに白黒の古ぼけた写真集や黄ばんだ雑誌を見つけるにつけ、私は幼いながらに母が若い頃に大ファンだったジェームズ・ディーンという俳優さんの存在を知ることになりました。英語のパンフレットや雑誌を母が若い頃に辞書を引きながら読んだと思われる鉛筆の跡とか(笑)、今でもとても印象に残っています。
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ジェームズディーンはたった数本のメジャーなハリウッド映画の主演をつとめ、わずか21歳で不運にも交通事故で亡くなってしまうのですが、彼の代表作『エデンの東』は、このメンドシーノの町で撮影が行われたそう。『エデンの東』のビデオも昔からうちにあり、何度か母と一緒に観ようとしたことがあるのだけれど、うちにあったビデオには日本語字幕がなく私にはちんぷんかんぷんだったのですが。
そんな母にとって、映画のロケ地となったメンドシーノはいつか訪れてみたい町だったようです。メンドシーノは、崖っぷちにたつ小さな町。いくつかのカフェやレストラン、今ではアーティストを招聘して町おこしをしているようだけれど、たった数ブロックで終わってしまうような田舎の町でした。
実際に町を歩いてみると、
「あぁ、ここが最初のシーンでジミーが座っていたデッキ、、、!」
「ここが確かあの銀行の跡で、、、」
「あの崖はどこにあるのかしら、、、」と、
50年以上前の映画シーンの記憶をたどりながらのお散歩となりました。当時の町並は少しだけれどまだそのとおりに残っていて、映画で使われた建物もそのまま。きっと母にとってこの町は青春の1ページの背景なのね(笑)。私にとって、メンドシーノはなじみのない町だったのだけれど、今回こうして母と一緒に訪れたことで、思い出のある町になりました。
映画で使われた建物の前で。
母が手にしているのはジェームズ・ディーンの本。セピアにしてみたよ、笑。
家に帰ってからフィリップに「どうだった?」と聞かれ「とってもよかった」「ずっと行きたいと思っていた場所」「長年の夢がかなってよかった」と嬉しそうに伝える母の様子に(もちろん私が横から訳すのだけど)、私も嬉しくなりました。メンドシーノは、カリフォルニア1号線をずっとあがったところにあります。うねりの続く海岸線をドライブしているだけでもとても気持ちよかった。