日韓戦の敗戦を受けて韓国フットボール協会の会長さんが謝罪文を出した。たかだか親善試合、それもベストメンバーからはほど遠いチームで負けたのだから、ある意味仕方がない面もある。
「昨日行われた代表チームの韓日戦の敗北に失望したサッカーファン、サッカー関係者、国民の皆様にサッカー協会会長として非常に申し訳なく思っています」。どうしてわざわざこんな謝罪文を出す必要があるのだろうか。
日韓、どちらもワールドカップ予選のための準備である。コロナのためにしばらく試合ができていなかったのだし、そもそも試合をすることに意味があったはず。勝負は二の次、内容が伴えばよかったものの負けてもよかったはずである。チームとして集まったことが重要だった。
それなのに、この謝罪文である。そして謝罪文の最後には「問題の原因を正確に把握して、6月から始まるW杯予選ではサッカーファンと国民の皆様に新たに変わった代表、喜びと希望を与える代表になるように万全を期す。もう一度心から謝罪の言葉を申し上げます」と締めくくっている。
ちゃんとやっているのにどうして心から謝罪の言葉が出てくるのだろうか。おまけにサポからはベント監督の解任要求もでている。ベストメンバーを組めない親善試合で負けたくらいでどうして解任できるのだろうか。日韓戦はそんなに重要か?
あきれ果ててものが言えない。