サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

日韓戦 3-0

2021-03-25 23:34:15 | 日記

3-0で完勝したが韓国はあまりにも弱かった。試合前から負けた場合の言い訳をしているようでは最初から勝つつもりがなかったかも知れない。メンバーも2軍のようなもので、前線のいい選手が全く招集できなかったわけだが、ここまでひどいとは思わなかった。

 

特に前半は韓国は前線からのプレスが全くなく、日本にいいように縦パスを決められて山根と鎌田のゴールで2-0。後半は選手交代が6人までだから大味な試合になりがちだが、多少韓国が前掛かりに来たものの決定機もなく、CKから遠藤のドフリーのゴールが決まり3-0。

 

ここまで簡単に勝てるといくら日韓戦でもこんな試合を組む必要を感じない。やっぱりヨーロッパでやればよかったのである。しかし30日にモンゴル戦があるのでそうもいかない。久々に意味のない日韓戦を見た。

 

さて各選手の感想を述べると、大迫は味のあるプレーをしていた。ポストをさせるとやはり代役の効かない選手である。南野は2回のPAボックス内の決定機を1回だけでも決めて欲しかった。チェルシー戦でのゴールを彷彿させるようなゴールができたのに。

 

古橋は3回もあった決定機を決めて欲しかった。遠藤は攻守に活躍。浦和時代を考えると本当に別人である。これほどまでにヨーロッパで大化けした日本人選手もいない。守田は気合が入りすぎて不容易なファールが多かった。

 

佐々木は攻撃参加はまあまあだが、守備は相変わらずの不安定さ。もう呼ばないで欲しい。権田はほとんどすることがなかった。この試合のMOMは遠藤だろう。


追悼、古賀稔彦さん

2021-03-25 08:54:48 | 日記

平成の姿三四郎、古賀稔彦さんが亡くなった。享年53才。80才すぎまで長生きすることが当然となっているのに、53才で逝くのはあまりにも残念である。柔道家と言われる名選手は3人いると思う。それは古賀稔彦さん、井上康生さん、そして山下泰裕さんである。みんな苦労して五輪の金メダルを獲得。個人の功績というよりも柔道界全体を盛り上げた功績が大きい。

 

特に井上康生さんは、自分が途中で負けた五輪の大会でも他の選手を応援するために、最後まで残り他の選手を応援していた。これが他の国のメデイアで話題にあり、称賛を浴びた。普通なら落ち込んで他の選手の応援などできない。

 

元スポーツアスリートが政治に利用されるのはよくないと思う。山下さんは現在JOC会長であるが、名誉職であるのに諸事万端に責任を追及されるし、政治力も求められる。ましてや五輪組織委員会の会長に祭り上げられそうになったのは気の毒である。

 

元アスリートが政治家になるのは自由ではあるが、要するに人寄せパンダである。谷亮子さん、橋本聖子さん、馳浩さんなど、どんなに要職につこうが芸能人と同じ扱いである。現役時代にアスリートとして苦労して名声を得ても、政治家になってからはその名声が失われていく。

 

古賀さんは政治の世界とは無縁だった。三四郎は散ってしまったが、その名声は永久に残る。さようなら、三四郎。