サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

小林祐希のカタール日記

2021-03-12 08:44:09 | 日記

小林祐希のカタールのレフリーへの抗議は思わぬ結果となった。まず発端は3月8日の小林のツイッターである。

 


「今日の試合で俺がカタールに来て1番衝撃的なことがあった。試合後半、チームメイトが打ったシュートが相手ディフェンダーに当たってゴールラインを通過していった。普通ならコーナーキックでマイボール。みんなが知っている。レフリーはゴールキックを指示した」

「1番近くにいた俺が「he touched」とレフリーに言うと「yes , I was small touch. But small touch is no touch. This is new rule」と言って相手チームの選手と笑っていた。俺は「this is no respect」それは良くないと主張した。すると「ok you’re my opponent, I’m gonna kill you」と言ってきた」

「レフリーの言ったことが録音されているはずだから聞いた方がいい。サッカー云々関係なく、人に対して殺すぞと言って良いのか?ありえないでしょ。カタールリーグがこのレフリー(Abdulrahman lbrahim Al-Jassim )に対してどんな処分を下すのか。普通なら2度と笛を吹けなくなる

 

その後カタール協会での事情聴取でKill youではなく、Tell youであって小林の聞き間違いだったから、小林はこのレフリーに謝罪しますという結末になった。しかしそれでもCKになるはずのボールをSmall touchはnot touch, This is new ruleとルールを捻じ曲げたことは事実だろう。この件はどうなったのだろうか。

 

小林の聞き間違いによる謝罪はそれとして、それ以外は事実ならばこのレフリーは追放されてしかるべき。国際審判もしているので、それを考慮してカタール協会がかばっているふしがある。小林はあっさりと自分の間違いで謝罪したのも唐突。

 

わざわざツイッターで衝撃の告白というか告発をしたわりにはお粗末な展開である。うがった見方をすれば、聞き間違いだったからそれで手打ちにしようとカタール協会から持ち掛けられたのではないか。そこにどういう条件が付随したのかは憶測でしかない。

 

それに「I was small touch」と言う部分は「It was small touch」の間違いだろう。細かいことをいえば、「It was a small touch」のほうがベター。