サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL 第2節、セレッソ大阪v広州恒大

2018-02-21 22:53:27 | 日記
スーパーカップ、ACL初戦に勝ち、2連勝のセレッソは調子がいいのかどうか、戦力がアップしているのかを確かめたくてこの試合を見た。結論から言えばセレッソは強くない。清武を欠き、この試合では柿谷と杉本をベンチスタートにしてベストメンバーではないのかも知れないが、一言で言えばボールの扱いが雑だ。


特に中盤で信じられないようなボールロストをする。ビルドアップするためにボールを回すのだがわざわざ相手が待ち構えている場所に突っ込み、ボールを引っかける。当然ロストする。そういうシーンが多かった。もっと大きくボールを展開すればいいのにできない。サイドチェンジしたくても他の選手が走らない。


残り20分くらいから柿谷と杉本が出てきて攻撃に厚みがでてきた。ゴールしそうなにおいも出てきたのだが0-0でドロー。セレッソはまともなクロスをあげてそれに合わせてシュートできるのが柿谷と杉本しかいない。この二人がベンチスタートだった時点でこの試合はドロー狙いだったのだろうか。


これだけ攻撃も守備も雑なセレッソだが、広州も似たようなものだったのでドローは順当なところか。以前の広州恒大はもっと強かったイメージだが、外国人選手も監督ばかり有名でスーパーな選手がいない。この選手層でACLを勝ち抜くのは無理でしょう。


同じ時間帯の水原V鹿島は金崎の2ゴールで鹿島が勝った。鹿島とセレッソは1次リーグできると思うが、川崎Fと柏は厳しいでしょう。

ACL 第2節、川崎Fは早くも終戦か

2018-02-20 23:23:43 | 日記
ACL第2節は川崎Fがアウエーで蔚山と対戦。中村憲剛を温存して大卒ルーキーをスタメンにするなど余裕の選手起用であったが、攻撃が単調で守備もほころびが多くて2-1で敗戦。これでACL2戦2敗と早くも終戦である。ケンゴウさんがいないとアクセントをつけることができない。大久保はセカンドストライカーなんだろうが、小林との連携も悪い。このままJリーグでもこんな調子なんだろうか。


柏はホームに天津を迎えてベストメンバーで必勝の構え。後半からしか見ていないが柏がほぼボールを支配して天津はモデストへのロングボールだけ。こんなところでモデストを見られるとは思わなかった。モデストさえ孤立させておけばさほど怖くないはずだった。


柏はチャンスを多く作ったが、クリスチアーノのスーパーなゴールで先制したものの追加点が奪えない。80分くらいになっても柏の攻撃は同じ調子で追加点を取りに行くがラインが高くカウンターを食らいやすいように見えた。1点守って守備固めすればいいだろうが、案の定終了間際にモデストにボールが渡りパトにゴールを決められて同点。このまま1-1でドロー。


前節の試合も2点リードから3点くらって逆転負けしている。リードを守り切れない。リードしていて残り時間も少ないのに同じ調子で攻撃してカウンターを食らう。追加点が取れればいいだろうがそうでなければ時間稼ぎをすればいい。もっとボールをゆっくりと回すなりすればいいのに不思議とそういうことをしない。


攻撃は迫力があるのだからもっと守備を考えてやれば勝てるはずなんだが。

宇佐美貴史

2018-02-19 12:32:55 | 日記
フォルトゥナ・デュッセルドルフの宇佐美が今節の試合で途中出場からゴールをあげて、これが5か月ぶりで今季3ゴール目。2部のクラブで今季3ゴールである。どうして宇佐美はドイツで活躍できないのだろうか。実力がないと言えばそうだろうが、プレースタイルに問題がある。


2011年にバイエルンに入ったときは、あんなビッグクラブで出番があるとは思えなかったが1年で退団。これは予想どうり。プレースタイル云々の前に入ったクラブを間違えた。次がホッヘンハイムだが、ここは弱くて監督が交代して宇佐美の出番もなかった。弱いチームはカウンター中心になるから守備的戦術に合わない宇佐美は出番はなかった。


日本に戻ってガンバで4シーズンすごし、そしてドイツに再挑戦。2016年からアウグスブルクに移籍したがポジション取れず、11試合でゴールなし。そして2017年シーズンからフォルトゥナ・デュッセルドルフにレンタルで移籍。ここまで途中出場ばかりで3ゴール。監督からは練習でハードワークが必要と言われる始末。


宇佐美はヒットすれば豪快なゴラッソゴールをすることもあるが、プレーが緩いというか軽いこともある。まだよく覚えているがバイエルン時代に途中出場してトラップが大きくなり、ボールロストしたことがあった。相手の選手と競り合ったわけでもなく実に緩慢なプレーだった。それにハインケス爺さんが激怒して途中出場なのにすぐに引っ込められてしまい、その後出番はゼロ。


守備をしないとか自分のプレースタイルを潰すのができないと言われるが、反対に天才とも言われる。宇佐美はゴールコントロールがうまくてドリブルが得意だが、得てして独りよがりになりがちでウイングではなく2トップのセカンドストライカーで活きるタイプだろう。フォルトゥナ・デュッセルドルフでどのようなポジションでプレーしているのか知らないが、2トップの戦術のチームは少ないし、1トップの王様になれるわけでもない。


残る選択肢はウイングかサイドハーフになるのだが、当然守備も要求される。それで自分は守備は得意ではないとくれば出番は減る。だから宇佐美は仮にJクラブに戻るとしてもウイングで起用されれば期待されるようなプレーはできないだろう。

エイバルvバルサ

2018-02-18 09:52:12 | 日記
乾は4-4-2の左サイドで先発。エイバルは前線からのハイプレスで15分くらいまでバルサを圧倒した。しかし両SBを含めて前がかりになっていてラインも高く、ボランチが抜かれるとCB2枚のみ。それでメッシとスアレスのバルサの攻撃を止めるのは無理だろうと予想したが、案の定メッシからスルーパスを通されて16分にあっさりと失点。


それでも後半20分までエイバルはかなり攻めていたが、オレジャナという右SHの選手がくだらないこの試合2枚目のイエローをもらって退場。これで万事休すとなり追加点もくらって0-2で敗戦。


乾は左から4-5回クロスを上げたが、どれも精度を欠いた。シュートは2回で最初は枠外、2回目はGKを突いただけ。どちらかを決めてほしかった。エイバルはいい攻撃をしていたように見えたが、最後のフィニッシュを決める選手がいない。20ゴールくらいできるエースがいれば上位に食い込めるチームになれるでしょう。

羽生選手の金メダル

2018-02-17 19:15:03 | 日記
チャンネル7を見ていたが、フィギュアスケートの男子シングルはオージー選手が出ていた早い組は生放送だったが、有力選手がでてくる後半はデジタル波の第2チャネルでしか見られない。まあそれでもなんとか見られたが、面白かったのはこのTV局が昨年のNHK杯に合わせて大阪に取材チームを送った。


その目的は羽生選手を取材するのはもちろんのこと、有名なファンのおばさんたちを取材することでもあった。そのおばさんのグループが3分くらいで紹介されたがあまりにも熱狂的すぎて気持ち悪い。氷川きよしの追っかけのおばさんたちと雰囲気が似ている。ここまで取材していることに感心した。


さて羽生選手の演技は心臓パクパクだったが、多少のミスはあったもののフェルナンデス選手も精彩がなかったのなんとか金メダルをとれた。アメリカのネイサン・チェン選手がショートプログラムで出来が良かったらトータルで羽生選手を抜いていただろう。フィギュアスケートは強い選手でも100%勝てるわけではないのでなんともシビアな競技である。


オージーのブレンダン・リーという選手は20位だった。4回転も飛ばなかったが、それでも必死に演技していた。我が家から車で10分くらいにあるショッピングセンターの中にあるスケート場をベースにしているクラブに所属していたが、2012年からアメリカに拠点を移した。。オーストラリアではNO.1だが、世界選手権では15位が最高。みんなが羽生選手のように天才ではないのである。