サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

バルサvヘタフェ

2018-02-12 09:37:04 | 日記
柴崎は4-4-2の2トップで先発。前半終了間際と後半途中から左SHに移動していた。ヘタフェはハイプレスで前半はバルサの攻撃を完璧に封じてバルサの枠内シュートは0。後半になりヘタフェのプレスが緩んできてからはコウチーニョのミドルやらメッシのドリブルで苦しんだが、0-0でドロー。カンプノウでドローは立派。


後半途中からイニエスタがコウチーニョと交代で出てきたが、やっぱりイニエスタはすごい。ボックス内で相手を二人抜いてクロスをあげたり、アルバとの連携もピカイチ。コウチーニョがミドルからの崩しならばイニエスタはボックス内で動ける。今季か来季かは知らないが、コウチーニョがイニエスタの後継者になるだろうが、違うタイプだしやっぱりバルサの象徴はイニエスタだ。


さて柴崎は前半に左サイドでGKと1対1になり、シュートを打つかと思ったが、中途半端なクロスを出してGKに取られてしまった。あるいはシュートミスでGKに行ってしまったのかも知れない。角度もなかったので、あれを決めるのは難しい。


それよりも後半にカウンターからGKが前に出すぎておまけにスリップした瞬間にゴールががら空きになった。柴崎はミドルを打ったが枠の上だった。もっと落ち着いてシュートしていれば枠さえとらえていればゴールできた。あれは決めて欲しかった。ヘタフェの唯一の決定機だった。


それ以外の柴崎は可もなく不可もなし。バルサ相手だから守っているだけになるのは必然だから多くを求めるのは無理。しかし動きにキレがなく100%のトップフォームには見えない。それでも柴崎を先発させて2トップと左SHを順繰りに任せるのだから、ヘタフェの監督は柴崎を信頼していることが分かる。


ヘタフェは守備は固いが攻守の切り替えに難がある。DFがボールを奪ってもそれを中盤、前線につなげない。相手にボールを取られるのならまだしも簡単にギフトパスしてしまうので、攻撃ができない。守備だけであっぷあっぷしてしまっている。


バルサに先月新加入したコロンビア人のジェリー・ミナという195CMのCBが初先発した。フィジカルが強くセットプレーでの空中戦も脅威。多分WCでも出てくるだろうから怖い選手である。