サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

宇佐美貴史

2018-02-19 12:32:55 | 日記
フォルトゥナ・デュッセルドルフの宇佐美が今節の試合で途中出場からゴールをあげて、これが5か月ぶりで今季3ゴール目。2部のクラブで今季3ゴールである。どうして宇佐美はドイツで活躍できないのだろうか。実力がないと言えばそうだろうが、プレースタイルに問題がある。


2011年にバイエルンに入ったときは、あんなビッグクラブで出番があるとは思えなかったが1年で退団。これは予想どうり。プレースタイル云々の前に入ったクラブを間違えた。次がホッヘンハイムだが、ここは弱くて監督が交代して宇佐美の出番もなかった。弱いチームはカウンター中心になるから守備的戦術に合わない宇佐美は出番はなかった。


日本に戻ってガンバで4シーズンすごし、そしてドイツに再挑戦。2016年からアウグスブルクに移籍したがポジション取れず、11試合でゴールなし。そして2017年シーズンからフォルトゥナ・デュッセルドルフにレンタルで移籍。ここまで途中出場ばかりで3ゴール。監督からは練習でハードワークが必要と言われる始末。


宇佐美はヒットすれば豪快なゴラッソゴールをすることもあるが、プレーが緩いというか軽いこともある。まだよく覚えているがバイエルン時代に途中出場してトラップが大きくなり、ボールロストしたことがあった。相手の選手と競り合ったわけでもなく実に緩慢なプレーだった。それにハインケス爺さんが激怒して途中出場なのにすぐに引っ込められてしまい、その後出番はゼロ。


守備をしないとか自分のプレースタイルを潰すのができないと言われるが、反対に天才とも言われる。宇佐美はゴールコントロールがうまくてドリブルが得意だが、得てして独りよがりになりがちでウイングではなく2トップのセカンドストライカーで活きるタイプだろう。フォルトゥナ・デュッセルドルフでどのようなポジションでプレーしているのか知らないが、2トップの戦術のチームは少ないし、1トップの王様になれるわけでもない。


残る選択肢はウイングかサイドハーフになるのだが、当然守備も要求される。それで自分は守備は得意ではないとくれば出番は減る。だから宇佐美は仮にJクラブに戻るとしてもウイングで起用されれば期待されるようなプレーはできないだろう。

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