サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

Jリーガーの平均引退年齢

2020-01-05 10:56:09 | 日記
オフの時期になると来季の補強、編成作業が進む。移籍以外にも大卒、高卒、ユースからの昇格など新規に入団する選手はJリーグ全体で毎年100人程度。これに対してやはり100人程度が引退する。最近はJFL,地域リーグにも移籍するので、即引退はせずサッカーにしがみつく選手も多いが、引退する選手の平均年齢は25才である。


高卒から26才までとすると選手としてプレーできる年数は6,7年である。最初の2年はトップチームでポジション取れる選手はそういないから、それを省けば活躍といえる期間はせいぜい4年程度。この4年の間で鳴かず飛ばずであれば引退となる。これは厳しい世界だ。


給料も安いだろう。J3クラブならばプロ契約でも年俸200万円程度か。フリーターのほうがましかも知れない。それでもプロサッカー選手になりたい、できるだけ長く続けたいと思うのだろう。見切りがなかなかつかない。子供のころからサッカー選手になることを夢見て、中学、高校とサッカーしかしてこなかった少年たちである。


引退後のセカンドキャリアは千差万別だろうが、普通の新卒の就職よりも大変だろうし、なによりも中途採用である。Jリーガーだったなんて肩書はよほど有名だった選手でなければ役に立たない。


石の上にも三年というが、新卒で入団して3年経過して目が出なければ引退すべきだろう。高卒ならば21才である。このくらい若ければいろいろなことがまだできる。若い選手がJ1→J2→J3→JFL、地域リーグのクラブとだんだん落ちていく様子を見ると、胸が痛くなってくる。


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