サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

日豪間の新車価格

2019-12-07 13:13:34 | 日記
今日のJ1最終節で99%マリノスが優勝する。オーストラリアのスポーツメデイアはポステコの偉業をたたえる記事が多い。ポステコの力量は来季のACLとリーグ戦をどのように両立できるかで評価されることでしょう。


さてポステコとは全く関係ないが、日本とオーストラリアの新車価格を比較してみよう。マツダが2020年1月にCX-30という中型のSUVを発売する。こちらではおそらく2月に販売開始となる。CX-30はCX-3よりも大きくCX-5よりも小さい。新しいサイズのSUVといえる。車に詳しくない人には当然分からない。


一番安いカテゴリーの2WD、AT、ガソリン車、税込みという条件で比較してみよう。税金の仕組みが違うが消費者が最終的に支払う価格としてみよう。


日本では2、392、500円とマツダのサイトに出ている。シドニーでは35324豪ドル。1ドル=75円程度として2,649、300円となるので現在の為替レートでは25万円ほどオーストラリア価格のほうが高い。


これにはこちらでの関税も消費税も含まれているし、為替レートが10円高くなれば差はもっと広がる。生活感覚として1豪ドル=100円くらいだから、3万5千ドル程度の新車は350万円くらいとすれば間違いない。


以前は新車への関税が5~10%くらいだったため、それを避けるために自動車メーカーは現地生産をしていた。トヨタ、日産、三菱の2社はオーストラリア国内に工場があった。しかし関税が低くなり、現地生産のほうがコスト高ということになり3社とも現地生産を打ち切った。同様の理由でフォードもGM系列も現地生産から撤退した。


ダイハツなどはすでにオーストラリアでの新車販売をやめている。こう聞くとオーストラリア市場が小さいように聞こえるが、海外市場の中でオーストラリアは北米に次いで大きな市場である。


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