サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ペルーに取り残された人々

2020-03-27 08:42:58 | 日記

日本人が200人以上がペルーから脱出できないでいるが、これはオーストラリア人も同様である。ペルー政府は突然すべてのフライトを禁止し、その影響で多くの外国人がペルーから出られなくなってしまった。

 

ペルーには現在260人のオージー(国籍か永住権保持者)がいる。この人々を救うためにオーストラリア政府が民間の旅行会社経由でチャーター機を手配した。これは有料でエコノミークラスが5160豪ドル(36万円程度)、ビジネスクラスが10872豪ドル(72万円程度)とバカ高い。エコノミークラスはすぐに満席となり、どうしても乗りたい人は70万円以上払わなければいけない。

 

このフライトは今週の月曜日か火曜日に首都のリマから出る予定だったが、ペルー当局の許可が出ずにキャンセルになった。再出発は2,3日のうちというがペルーの地方にいる人は国内線も飛んでいないのでリマまで行けない。

 

出入国を禁止し、すべての民間機路線がキャンセルされればもう鎖国である。日本政府も早くペルーに取り残されている日本人を迎えにいかなければならないが、この場合はやはり有料になるのだろう。

 

オーストラリアはカンタス航空とLCCのバージン航空、ジェットスターのすべての国際線がキャンセルされているが、JALと全日空はまだ飛んでいるし、他の外国の航空会社も乗り入れている。これはオーストラリア政府の不要不急の海外渡航を自粛という通達の影響である。ただし入国者は2週間の自己隔離が求められる。ただし空港到着時にそう言われるだけで監視されるわけではない。


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