サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

瓔珞とコウラン伝

2020-10-20 08:32:41 | 日記

2018年に放送された中国の時代劇ドラマの「瓔珞」と現在NHKBSで放送中の中国時代劇の「コウラン伝」はキャストがかなり重なっている。プロデューサーが同じなのかどうか知らないが、ここまで同じ顔触れというのも珍しい。

 

瓔珞は中国で大ヒットして、アジアを中心に人気が出た清朝の乾隆帝と後宮のドラマである。コウラン伝は秦の前の戦国時代から秦の始皇帝の母親のコウランの物語。どちらもある程度史実を丁寧に描いている。中国の時代劇は神様、魔王が出てきて、武術の宗派が秘術、妖術を駆使して争うという設定が多い。そういうドラマは架空の王朝の話が多く、やたらと絢爛豪華な衣装と兵隊でも金の甲冑に身を包んていたり、不自然な設定ばかりだ。

 

一方、瓔珞のように清朝、特に乾隆帝、康熙帝などをテーマにした後宮も多い。史実に基ずくならばカリスマのある皇帝と皇后、側室たちの争いをテーマにしたほうが描きやすいのだろう。

 

さて瓔珞とコウラン伝で重なるキャストを検証してみよう。

ウー・ジンイェン。瓔珞では主役の魏瓔珞、コウラン伝はやはり主役の李皓鑭。いつも主役の大女優である。

ニエ・ユエン。瓔珞では乾隆帝。コウラン伝では準主役の呂不韋。

ジャン・ズーシン。瓔珞では明玉という女官。コウラン伝では殷小春という軍医。

 

他にも見慣れたキャストが5-6人いて、あれ、この俳優はどこかでみたなという顔ぶればかりで、かなりの違和感を覚える。よくまあ、これだけの多くのキャストのスケジュールを合わせたものだと感心してしまう。日本のドラマでは絶対にありえないだろう。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿