ブライトンにオージー選手がいる。前節のニューキャッスル戦で終了間際に５分だけプレーした。それがEPLデビューである。現在２０才のピピオンは今季からブライトンに加入。今季はU21に出ていたが、最近３，４試合でベンチ入りしていた。怪我人が多いからだろう。そしてやっとデビューである。
シドニーFCのアカデミー出身で、１７５ｃｍと大きくないがインサイドハーフのMFである。世代別代表では２０１９年U17WC, ２０２２年AFC U-23アジアカップに召集されている。２００２年９月生まれだからパリ五輪世代である。
EPLデビューの前には昨年８月にリーグカップに出ていて、ファーガソンにアシストしている。もっと出場機会を与えれば活躍できるタレントだろう。ブライトンには、ファーガソン、エンシソ、ブオナノッテなど１９－２０才前後の若い選手がトップチームにいて、この３人はベンチ入りも多いし、最近は怪我人が多いので先発もしている。
さてシドニーFCのアカデミーからどのような経路でブライトンに加入できたのか。それはやっぱりU17WCに出場したからだろう。この大会では日本は１次リーグを１位抜けしたが、ラウンド１６でメキシコに負けている。西川、若月などがいた。オーストラリアもラウンド１６で敗退。
日本のメンバーで現在名前が売れている選手は、半田陸、鈴木彩艶、藤田チマくらいだ。ピピオンのようにEPLのU-21に行った選手はいない。西川と若月が期待されていた選手だったが、イマイチ伸び悩んでいる。
U-21では活躍していピピオン君。