ブライトンが後半ATの最後のプレーでPKを獲得して、それをマカリスターがしっかりと決めて1-0でマンUに競り勝った。これでブライトンは6位に浮上してEL圏内に残れた。試合は前半早々にマンUのパスミスを三苫がかっさらって、シュートしたがGKのデヘアの顔面ブロックで止められてしまった。あれが決まっていればブライトンはもっと楽に勝てたはず。
ブライトンはマーチをスタメンからはずして、カイセドを右SBに回すという苦肉の策。カイセドが中盤にいなかったために、中盤では苦戦した。特にマンUのカゼミロにかなりブロックされてしまい、やはりカイセイドがボランチにいないと苦しい。
マンUはラッシュフォード、アンソニーが山のようなチャンスを作ったが、枠外かGKに好セーブされた。決めなければいけないところで決めないと罰を受けるという典型である。マンUは三苫の攻撃を外へ外へ押し出すように守備をしていた。三苫は見せ場を作ったが、ゴールには結びつかない。それにしても前半早々の決定機でゴールできなかったのは痛かった。
ブライトンの攻撃陣ではパラグアイ人のエンシソが2試合連続で先発起用されたが、シュートはことごとく枠外。気合が空回りしていたかんじ。やはり真ん中を固められると三苫しかこじ開けられる選手がいない。マーチと三苫のセットがいないと苦しい。
後半途中までは勝てるようにも思えなかったし、負ける確率のほうが高かったが、後半ATのPKで勝つなんて奇跡である。試合後のデゼルビ監督のインタビューを見ていたら、前半早々に三苫のミステイクとコメントしていたので、あれは誰がみても決めなければいけないシュートだった。
もっと決定力が欲しい三苫さん。