サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL優勝の局地的盛り上がり

2023-05-08 09:12:10 | 日記

浦和が優勝したACLだが、決勝セカンドレッグは優勝がかかった大一番だったにもかかわらず、地上波もBSもテレビ放送がなかった。本来であればNHK総合で生放送してもいいくらいの重要な試合だった。それでもコアなサッカーファン以外はそもそもACLの存在を知らないだろう。これは浦和だけの問題ではなく、Jリーグ、JFAの世間一般への宣伝があまりにも不足しているからだ。

 

渋谷で鹿島が看板だしたことが話題になったが、ACL決勝戦をそのくらいの熱量で宣伝して欲しかったし、そもそも土曜日の午後6時キックオフという誰もが見やすい時間帯であるのに、DAZNでしか見られないことが大問題だろう。世間一般からの関心がないから盛り上がらないし、こういう重要なタイトルを取ってもJリーグの宣伝にならないことが悲しい。

 

筆者の家人はサッカー素人だが、三苫、富安、堂安、久保くらいは知っている。富安の名前は筆者がOptus Sportsでアーセナル戦を見ているときに、英語のコメンテーターの「トミヤス」と変な発音するのに、覚えてしまったそうだ。しかし家人はACLのことは筆者が頻繁に説明しているので知っているので、アルヒラルなんて名前は全く知らない。サッカーを知らない人は三苫の名前を憶えていてもACLは知らないだろうし、関心もないだろう。

 

JFAはもっとACLを宣伝すべきだろう。そしてJクラブが決勝に進んだら、日本中の繁華街で看板だして欲しい。何よりもNHKに放送させろよ。土曜日の夜に浦和の居酒屋が集まっている通りにシュルツが出没して、大変盛り上がっていた。これぞまさしく局地的な盛り上がりである。