最近職場に韓国人男性が転勤してきた。年齢は多分30代から40代。以前、サッカー好きでない韓国人男性は存在しないと聞いたことがあるので、試しに「あんたはサッカーが好きか」と聞いてみた。するとすぐに食らいついてきて、話が盛り上がった。
どのチームをフォローしているのかと聞くと、マンUとトットナムだという。EPL全体も好きで、かなり筋金入りのサッカーファンである。マンUが好きな理由はパク・チソンがいたからで、トットナムは当然ソンフンミンがいるからだ。要するにチームをフォローというよりも韓国人選手をフォローしているわけだ。これは日本人ファンが三苫をフォローするためにブライトンをフォローしたり、久保建英をフォローするためにレアルソシエダをフォローするのと同じだ。
お前は三苫がいるからブライトンをフォローしているのかと聞かれたからそうだと答えると、他にもマンUファンの同僚、リバプールファンの同僚がいるので、彼らと同じシフトになるとサッカーの話で盛り上がる。仕事が半分、サッカー談義が半分のようになってしまった。
2015年のアジアカップ決勝、オーストラリア対韓国は見に行ったかと聞くと、もちろんスタジアムに生観戦に行ったそうで、その試合でゴールを決めたソンフンミンはあの当時はレバークーゼンにいたとなかなかマニアックは話になった。ちなみに筆者もその試合を生観戦していた。
ゴール裏の韓国人サポの一角に試合開始前に巨大な韓国のフラッグが広げられた。日本でもそうそう見られない巨大なフラッグで、あんなものをどうやって韓国から運搬してきたのかと議論になった。重量もかなりのものだろう。同僚曰く、大韓航空の協力を得たのではないかという。
彼は7月のFIFA女子WCの韓国対コロンビア戦も見に行くそうで、もうチケットも購入済。なかなかマニアックである。しかしひとつ驚いたことは、こいつは現代とかKIAではなく、なんとトヨタ車に乗っている。韓国人が日本車に乗るなど掟破りだろう。
2015年のオーストラリア対韓国でのフラッグはもっと大きかったような気がする。