1-1の引き分けだったが、これまでのメンバー、特にDFラインは初顔のようなもんだろうから連動もなかった。ウルグアイは個の力が強く、1対1に強い。簡単にボールを取られてしまうので、日本はそれが怖くてDFラインとGKの間でのバックパスばかりになってしまう。全くボールが前に進まない。
先に失点してしまうが、それでも後半途中からウルグアイの選手の足が止まり始めたところに、伊東純也がびゅんびゅんと走って、高速クロスから西村がファーストタッチでゴール。西村はなかなか持っている男だ。
三苫は何度も仕掛けて頑張っていたが、浅野の決定力のなさには閉口してしまう。本当に下手。浅野が代表活動でたまに輝くことがある。五輪予選の韓国との決勝戦でのゴール。WC予選のオーストラリア戦でのゴール。そしてカタールWCでのドイツ戦でのゴール。どれもあまりにもインパクトが強くて浅野を使いたくなるのは理解できる。
しかし継続性のないのが浅野の欠点。言い換えれば決定力がありそうでない。上田のほうがいい選手だと思うが、1トップの選考は監督の好みなので、こればっかりは仕方がない。ただこの試合で1対1が強いウルグアイのDFの囲まれて、古橋がボールを受けてもフィニッシュまでいけるとは思えなかった。
ボールをつないでビルドアップしようとしても無理なんだから、サイドからのスピード、ドリブル、裏抜けに特化するしかない。そうすると伊東と三苫の二枚看板でいくしかない。この二人ならば中盤からちんたらとビルドアップするよりは、よほど推進力があるように見える。
伊東純也は最高!