オランダのスパルタで３戦連発のゴールを決めた斎藤光毅という選手がいる。同じ年代と神戸にいる斎藤未月とどうも区別がつかない。顔は全然似ていないが、名前が似ている。この光毅という名前はずいぶんと難しい字を選んだものだ。昨今では珍しい。
さてこの光毅は、怪我が多い選手という印象だが、横浜FCでカズと２トップを組んで史上最大の年齢差などと言われた。オランダのスパルタでやっと活躍し始めたところだが、２０１９年のU-20ワールドカップに出ている。出場したのは１試合だけで負傷して離脱している。
この時のメンバーはなかなかタレントが揃っている。中村敬斗、田川亮介、原大智、斎藤光毅、斎藤未月、小林友希、菅原由勢、瀬古歩夢、鈴木彩艶などなど。パリ五輪世代であるし、ヨーロッパで活躍している選手もいるし、中村、菅原のようにA代表に呼ばれる選手もいる。A代表に定着するにはパリ五輪での活躍いかんだろう。
さてこの時にメンバーに西川潤がいた。その前のU-17WCではなかなか活躍を見せて、将来の日本代表の主力になるだろうと期待されたが、その後ほとんど目立っていない。セレッソ大阪に入ったもののポジションをつかめずに、２０２２年シーズンから鳥栖に移籍。前半戦はポジションをつかめなかったが後半から活躍し始めてU２１代表にも選手された。
今季は５節までで４試合に先発。まだゴールはなし。うーん、まだブレイクできていない。２０才までにはヨーロッパに移籍するような勢いだったが、伸び悩んでいる。天才、神童と言われていたのに残念である。
この世代が２０２６年WCの主力になれるようならばいいのだが、これから残り３年でみんなどこまで伸びるのか。
これが斉藤光毅 たくましくなってきた斎藤未月