リーグ戦で不調なソシエダはそれをそのままこの試合に持ち込んでしまった。久保は２トップの右で先発。ダビド・シウバも先発復帰。しかしローマの堅守と激しいマークに苦戦。そしてローマのカウンターに屈して２－０で敗戦。
ローマは強い。というよりもソシエダはあまりにも迫力のない攻撃だった。チーム全体のリズムが悪く、連勝記録を更新していた今季の前半がうそのようだ。久保はチャンスに絡んで好調だと思うが、頼みのFWセルロートが不調だし、ダビド・シウバも長期離脱だった。
ローマは懐かしい名前が多い。スモーリング、シャラーウイ、デイバラ、ベロッテイなどなど。スモーリングなんて以前マンUにいたあのスモーリングである。もう３３才。そしてシャラーウイは中国でもプレーしたあの選手。デイバラを除けば使い古しのような選手ばかり。セリアAで４位と好調なんだから、ベテランをうまく使うモーリーニョの采配ということか。
これでソシエダはセカンドレッグで２－０以上で勝たなければならない。いくらホームでもこの試合の内容をみれば、ソシエダが勝てるとはとても思えない。
現在のスモーリング ２０１４年のスモーリング