ファーストレッグで0-2でローマに完敗したレアルソシエダは、2点差以上で勝つしかない。久保は2試合連続のベンチスタート。日曜日のリーグ戦に備えてのローテーションなのか、調子を落としていると判断されての先発落ちなのか。
ローマはファーストレッグよりはガツガツ来なかった。2点もリードがあれば当然だし、守る自信があったのだろう。3バックで守備の際には5バックの堅守のローマをソシエダは崩せない。シュートしてもことごとくDFがブロックしてしまう。
おまけにこれまで頼りにしていたFWのセルロートが完全にブレーキ。ソシエダ不調の原因はセルロートにある。FW一人の敗因を押し付けるのは酷だが、誰かが決めてくれなければ点を取れないし、敵のゴールに一番近い場所にいるのはFWである。当たり前の理屈だが、それだけ責任があるわけだ。
直近の5試合でソシエダは3分2敗と完全にスランプに陥り、今日の試合で4分2敗となった。本当に勝てない。この間2点取った試合がない。得点力不足のソシエダである。去年の10月にリーグ戦とEL合わせて10連勝していたのがウソのようだ。
先発落ちが続く久保君。