サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

サッカーと野球

2023-03-23 08:47:09 | 日記

日本がアメリカを破ってしかも最終打席は大谷対トラウトという夢のような対決でWBCは終わった。日本の選手を見て野球に無知な筆者には知らない選手ばかりだが、こういう身体能力が高い若者をサッカーに行かせるにはどうすればいいか考えてみた。

 

スポーツ選手にとって大切なものは名誉とお金だろう。サッカー選手にとっての名誉とは、ヨーロッパのビッグクラブに行き、CLの常連になりWCで活躍する。こんなところか。Jリーグを経由しない選手も出始めていて、選手の目はヨーロッパである。

 

収入面でいえば、Jリーグの日本人選手で高額サラリーをもらっていても、せいぜい年俸1億円くらいだろう。ヨーロッパのビッグクラブならば5億円から10億円はもらえる。しかし中堅以下のクラブでは5億円をもらえるケースはかなり少ない。一握りだろう。つまりせいぜい年俸5億円である。

 

野球は日本のプロ野球ならば時間はかかるが一流選手となれば4億から5億円はもらえる。そこまでいかなくても1億円プレーヤーは多い。Jリーグに比べればその数は多い。そしてMLBに行けばイバラの道かも知れないが、長期契約で年俸20億円なんて選手もいる。年俸10億円の日本人選手も出てきた。

 

金額だけみればMLBのほうが大きいが、これまた一握りの選手だけ。日本人選手でもMLBに挑戦するも1年で挫折なんて選手も多い。世の中甘くはない。こう考えてみれば身体能力が高そう小学生、あるいは幼児からでも野球ではなくサッカーをしようと勧誘するしかない。

 

子供たちの夢をサッカーに向けさせるにはどうするか。それにはワールドカップのように4年ごとのイベントではだめで、なんといってもJリーグの繁栄が必須。そのためにも選手の年俸を上げなければ。せめてブンデスの中堅クラブと同じようなサラリーが欲しい。