森保監督とメキシコの監督を対比しようと思ったが、森保監督の修正力のなさはいまさらという感じなので、今日はセレッソのロテイーナ監督を分析してみよう。ロテイーナは今季限りでセレッソを退団するようだ。守備的な戦術の監督だが昨季は５位、今季もここまで５位と爆発的な強さは示していないが、堅実な実績を残せている。
来季はJ1２０チームの中から４チームも自動降格するというのに、どうして実績を残している監督を交代させるのか理解に苦しむ。後任候補がなんと名波というからさらに驚きである。名波なんて名選手は名監督にあらずという典型ではないか。
さてロテイーナ監督は日本に来てからはヴェルデイで２シーズン、セレッソで２シーズン。ヴェルデイでは２０１７年にその前年には１８位だったチームを５位に引き上げた。２０１８年には６位から昇格POに参入していいところまでいった。そしてセレッソでは２０１９年が５位、今季がここまで5位と実に堅実である。
スペイン時代の経歴を見ても、弱いチームを立て直したり、２部のチームを昇格させたりするなど、チーム力の底上げ、立て直しに長けた監督であることがわかる。さて来季だが本人が日本に残ることを希望してという前提であるが、J1の守備の弱いチームに再就職すればいい。筆頭の候補は神戸である。守備が脆弱な神戸なんてロテイーナにビシビシと鍛えなおしてもらったほうがいい。
しかしロテイーナのような地味な監督をミッキーが好むかどうかは疑問ではある。