サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

パナマ戦

2020-11-14 09:14:04 | 日記

1-0で勝ったものの3バックにして植田、板倉、三好、橋本とこれまで出番が少なかった選手を起用。この試合はテストでメキシコ戦でベストメンバーで臨むということだろう。それもあってかどうか前半は最初の5分はよかったものの、それ以降はボールが取れず押し込まれた。失点しなかったのはパナマに決定力がないからだ。パナマはロシアWCに出たとはいえ、北中米の中では弱いほうだ。やはりこんなもんだろう。

 

後半は遠藤航が出てきてから途端によくなった。中盤の底でヘッデイングに勝ち、ボールを取られず、縦パスを綺麗に通す。前半の橋本とは段違いである。遠藤ってこんなにいい選手だったのだろうか。浦和にいたころは3CBの一角だったが、不安定なDFの代名詞のような選手だった。ドイツに行ってから覚醒したのか。シュツットガルトの監督が遠藤を褒めちぎっていたのがどうにも信じられなかったが、この試合を見て納得。遠藤さん、これまで悪口ばかり書いてごめんなさい。

 

クラブで毎試合先発している選手は動きがいい。それだけ能力が高いからポジションを取っているということか。遠藤にしても鎌田にしても違いを出せる選手になっている。一方、南野、久保は時折いいプレーを見せるが、雑なプレーも多い。特に南野は自分一人で局面を打開できる選手ではないので、相手の裏を狙い、狭いスペースでかき回す。逆に言えば周囲からいいパスを自分の思うところにだしてもらわないと何もできない。

 

リバプールでは南野の欲しいところばかりにボールは来ない。ジョッタはどんなボールでも何とかしてしまう。前半の南野のプレーをみていると、リバプールで序列を上げるのも無理ではないかと感じた。PK決めてうれしそうだったが、何とか自信を取り戻せるだろうか。

 

後半は浅野と三好が決定機をはずしたが、使えない選手だ。三好にはもっと期待していたが、がっかりした。シュートをはずし、1対1も弱い。戦術眼もない。コッパアメリカのウルグアイ戦で2ゴールあげたのが、選手としての全盛期だったのかも知れない。