Jリーグの３クラブは来週半ばからACLが再開するが、Aリーグの３クラブは明日から試合があるチームもあるので、当然すでに開催地であるカタールのドーハに入り、練習を開始している。ちなみにFC東京と同じF組のパース・グローリーは明日上海申花と試合がある。パースにとってはこれがなんと２試合目で、まだ１節しか消化していないのだ。
パースは2月１８日に東京でFC東京に負けているので、ここまで勝ち点０。そして11月１８日から12月３日までの２週間で５試合をこなす。明日の次は11月２５日と間隔は空くが、それからは中２日である。どのチームも同じだが、これは狂気の沙汰で昔のコンフェデ杯のようなものだ。
ちなみに中国のクラブもほとんど試合を消化していない。これはコロナ感染が2月から中国から拡大したことにも起因している。もう武漢からコロナが発生したことを騒ぐ人はほとんどいない。中国の４つのチームの内、北京だけが１試合しただけで他の３チームはまだ試合をしていないのだ。そして地獄のような日程である。
たとえばマリノスと同じH組の上海上港は、11月１９日、２３日、２６日、２９日、12月２日、４日と試合がある。最後なんて中１日である。この超過密日程について参加’クラブが強硬に抗議して日程を変更するように主張したというニュースはないので、どのクラブもあきらめて淡々とこなすだけなのだろう。さっさと終わらせたいのだ。
神戸なんてこのところ４連敗しているし、ACLは外国人は３人までしか起用できないので戦力ダウン必死。イニエスタからスルーパスが出てもそれを決めきれる選手がいないのはいつも同じで、ACLの残りの試合も全敗するだろう。