サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

川崎Fの最速優勝

2020-11-25 20:34:22 | 日記

家長のハットトリックなどで川崎がガンバ大阪を5-0で蹴散らし、J1最速優勝を決めた。それにしても一応、首位と2位の直接対決なんだからガンバにはもっとしっかりして欲しかった。まあ、これだけ川崎が独走していたのだから、仕方がないのだろう。

 

さて今日の試合を見て川崎の強さを感じた。まずボールポゼッションが高いのはいうまでもないが、ボールを取られた後の奪い返しが早い。そして選手間の距離が短く、ボールを細かくつなぐ。それが徹底している。選手間の距離が短いために、パススピードもさほど強くなくてすみ、そのためにトラップもしやすいゆるいパスですむ。だからパスが雑にならない。

 

今シーズンのMVPは三笘だろう。左サイドが主戦場だが、どこでもこなせる。狭いスペースを切り裂くようにドリブルで突破できる。サッカーIQが高く、判断が早い。まだ23才だし、次にヨーロッパに移籍する選手は三笘だろう。どの程度のレベルのクラブに移籍できるかにもよるだろうが、ウイングができる選手はトップ下しかできない選手よりは有利だろう。

 

さて来季の川崎だが苦手なACLに出場しなければならない。2017年はベスト8だったが、2018,2019は一次リーグ敗退。ACLに出るシーズンはリーグ戦に影響が出るためにどうしても両方とも苦戦する。最初からACLは手を抜いてリーグ戦重視でいくのか、大補強をしてでもACLも勝ちに行くのか。だた今季同様に来季のACLもコロナの影響を受けるだろうから、対応しにくい。

 

中村憲剛の引退のシーズンを優勝で飾り、憲剛も心置きなく引退できることでしょう。


ACL FC東京対上海申花 0-1

2020-11-25 08:54:09 | 日記

上海申花はACL3試合目で、選手のローテーションをしているだろうが、初戦のFC東京のほうがコンデイションは圧倒的にいいはず。前半はFC東京のボール保持が上だが、フィニッシュまでいけない。決定機もなし。

 

後半になりオープンな展開になり、中村ほたかが不容易なPKを与えて失点。途中からFC東京が押し気味に攻めたが決定力がなく、0-1で敗戦。上海申花はそんなに強いようには見えなかったが、FC東京の攻撃は実に雑。サイドからのクロスまではいいのだが、真ん中に構えているレアンドロが不調なのか、元々こんなものなのかフィニッシュまでいけず、ボールをこねくり回すだけ。とにかく役に立たない。

 

頼みのデイエゴ・オリベイラも玉離れ、瞬時の判断が遅くフィニッシュまでいけない。体調が悪いのか普段のキレがない。久保がいたころはFC東京はもっと強かった印象だが、久保、橋本、室屋と主力がポロポロと抜けてしまい、かなり弱体化してしまった。

 

この組は混戦だが、仮にグループリーグを勝ち抜いたとしても、FC東京がベスト16以上に進めるとはとても思えない。神戸なんてもっと弱いので、横浜マリノスに頼るほかない。