木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

乳がん市民公開講座に参加してきました

2014年08月28日 | 乳がん
8月24日 
 この日は父の命日 蝉時雨の中お墓参り
手を合わせ 皆の元気な様子を告げ お礼を述べ…

ある日突然 交通事故で51歳の若さで旅立ってしまった父
 去年母がそっちへ逝ったから 少しは賑やかになった? しばし偲び…  

そして午後
 NPO法人 がん情報局主催「第18回乳がん市民公開講座」が開かれ
  Aさんと駅で待ち合わせ 参加してきました

今回のテーマは「乳がんサポート 最前線」

第1部 基調講演
 私たち 乳がんの患者さんを支えます
  患者の立場からの生活サポート「あなたの心に火をともす」10年の挑戦 
    曽我 千春さん(㈱VOL-NEXT)

 身近にある患者サポート~この地域で役立つ情報~
    佐藤 真琴さん 

第2部 パネルディスカッション
 あなたの疑問に答えます

第1部の
 曽我千春さんは 1999年 33歳の時 胸にしこりを見つけ 乳がんの告知を受けました
  当時はアナウンサー ウエディングプロデュース 2つの仕事をし 忙しく元気に飛び回っていたそうです

突然の告知 手術 訳あって親との疎遠の中での闘病生活 病気後に別居 離婚
 さらには薬の副作用で ホルモンバがランスも崩れ うつ状態になり それが1年以上続いたそうです 

そんな彼女の闇の中に光が差し込んで来たのは
 ある日の診察時 忙しい主治医がゆっくりと話を聴いてくれ…
自分の事情を話し続け気がついたら「今の私には 神もほとけも信じる愛も無いのです」と言っていたそうです

そんな彼女に主治医はしばらくの沈黙の後 
「でもね 曽我さんにも信じる愛はありますよ」と言ってくださり

その言葉を聞いた時に涙が止まらなくなり
 氷が解けていくように 胸が温かくなった と…

それをきっかけに閉ざしていた外との交流を始め
 それによって ウェブ上で苦しみや悩みを語り合う大勢の患者さんの声も知り
仲間の励まし、エールを送る声 声 声に「生かされている」「独りではない」事にも気づかされたそうです

そして2004年 日本初のがん患者生活支援サービスを提供する会社「VOL-NEXT]を体験者6人で立ち上げました

会社を設立してまもなく10年 VOL-NEXTの次のテーマは
「がんをマイナスのターニングポイントにしない生き方が自然にできる思いやりの根付いた社会にする」


そして2部「あなたの悩みに応えます」
 
27の質問 …治療中の妊娠 新しい薬 リンパ浮腫 乳房切除後疼痛症候群などなど
 パネリストの先生方が 5時近くまでお話しくださいました

詳しくはこちら です




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勉強になります (ケセラセラ)
2014-09-12 17:29:13
こんにちは。
いつもながら勉強になります。有り難い。

ゆっくり話を聞いてくれる主治医ってステキ。
なかなか、そんな先生とは出会えないのに。

それにやっぱり「独りではない」って思えるのは
ホントに大事なことですよね。
病気になると、どうしたって気分も落ち込むし。
1人じゃないって~ 素敵なことね~~♪ ですよね。(^^)

クリックして「あなたの疑問に答えます」も読みました。
乳がんと告知されたら、そりゃ色んな疑問が次から次と湧いてきますもんね。
こういう情報はホントに有り難いですね。
返信する
心強い (Rグレイ)
2014-09-16 07:50:48
ケセラセラさん おはよう
 遅くなりごめんなさいね

ネットを通じてどれだけ助けられたか…
 ホント「独りじゃない」って思える事は大事ですよね

半年毎に開かれる市民公開講座
 乳腺外科の先生方のご尽力が大きいかと…
お忙しいのにありがたいことです

近くで開催され無料で参加できることに感謝です
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