木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

レーピン展

2012年12月03日 | 美術館
30日金曜日 浜松市美術館で開催されているレーピン展をKちゃんと観に行ってきました

金曜日は学芸員の方のギャラリートーク(展示室で作品を前に解説)が2時~3時にあるということで
 その時間に合わせるために先に「マリポーサ」でランチ



スープ サラダ 鯛のポワレ 
 デザートは5種類のデザートの中から栗のロールケーキをチョイス 珈琲

これで¥1050-



浜松城公園の駐車場に入れて
 美術館まで散策 

この辺りは寒暖の差が少なく 紅葉の色が鮮やかにならないんですが
 今年はグンと冷えたからか思いのほか綺麗 なんか得した気分です



桜の季節にはよく訪れるのですが 
 紅葉の季節も良いものですね


ロシアの国民的画家イリア・レーピン(1844-1930)
 恥ずかしながら 初めて知りました

モスクワの国立トレチャコフ美術館より 初期から晩年までにいたる
 歴史画 風俗画 肖像画など様々なジャンルの作品が展示されていました

レ-ピンが歴史資料を基に描かれたという「皇女ソフィア」は激怒するソフィアの表情に圧倒されます
 その反面 家族を描いた作品は愛情に満ちた優しいまなざし 心温まる穏やかさが伝わってきます

肖像画はまるで写真のよう
 そして気どった感じではなくその人の内面までも描いているようで惹きつけられます
王侯貴族から芸術家まで多くの肖像画を描いています

文豪トルストイの肖像画も目を引きます
作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像は 亡くなる10日前に病院で描いたそうで
 髪はモシャモシャ 目はうつろ 彼の心情までも伝わってくる様

「トルコのスルタンに手紙を書くザポロージャのコサック」や
  初期の作品「ヴォルガの船曳き」など肉体労働に従事する人々を率直に描いた作品は
表情や向きなど何回も下書きし 研究して描かれたそうで 
 汗や うめき声 笑い声や 歓声が聞えてきそうです 



学芸員の方のガイドを今回初めて聞きましたが
 その絵の背景などまで分かり 観賞の手引きになり 良い経験でした


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