図書館に予約を入れたのは
本屋大賞にノミネートされた1月中旬のこと
その前に直木賞2016年下期を受賞されていて気にはなっていたのですが
本屋さんで手に取ってページをめくったとき
本の厚さ おまけに2段組み
図書館の貸出期間は2週間
読み切れるかしら?
躊躇して 予約できずにいました
で、本屋大賞にノミネートされたと知り
やっぱり読みたい!と…
8月にようやっと順番が回ってきて(^^♪
舞台は3年毎に開催される 芳ケ江(よしがえ)国際ピアノコンクール
第6回を迎えるこのコンクールは 優勝者が世界屈指のコンクールでも優勝
近年評価が上がっている
出場者 審査員達だけでなく 調律師 テレビの取材者など
さまざまな人の心情が交錯
恩田さんの見事な表現力で ぐいぐい物語に引き込まれ
時には行間から音楽が聞こえるような錯覚も
この先どうなるの?
先が気になって どんどん読み進め
臨場感に溢れ ドキドキ
まるで出場者の近親者のように寄り添ったり がっかりしたり…
題名からして風間 塵くんが主人公と思い読み始めましたが
コンクールを通じて 刺激され切磋琢磨して才能が開花していく
人間の成長物語と
明石さんが栄伝亜夜ちゃんに
「お帰り… 」
と涙 涙 のシーンには そうそう そうよね
と 嬉しくなってほろり
その様子を言葉巧みに表現され
音楽表現も素晴らしく 恩田陸さんに拍手喝采です
読み終えて
…クラシック音楽にはさほど詳しくない私は
「このコンクールでのピアノ曲を聴いてみたいな
この本のCDって出れば良いのに… 」
って思ってました
しばらくしたある日 美容院で手にした厚い本に
本の紹介と一緒に載ってました
「蜜蜂と遠雷」音楽集
CD2枚組
ディスク1は第1次予選~第3次予選 演奏曲
ディスク2はファイナル演奏曲
このCDに
「蜜蜂と遠雷」登場曲への想い と題して恩田陸さんのエッセイが載っています
まず「平均律クラヴィーア曲集」の楽譜とCDを資料として購入
ピアノコンクールの課題曲の音源と楽譜を集めることから始めたそうです
プログラムを作ってはプログラム通りに曲を弾いていく日が続き
…恩田さんは子供のころからピアノを弾いていたそうです
浜松国際ピアノコンクールのプログラムは大いに参考になったとも書かれています
何度も足を運ばれ 実際に弾いているのを聴いて
「これを是非マサルに弾かせようと思ったのは バルトークのピアノ・ソナタ」とか
一番苦労した曲は リストのピアノ・ソナタロ短調
この長い曲をどう書いていいのか分からず パソコンを前に途方にくれ
結果「ロ短調ソナタ」はうんうん表現を探しながら数百回も聴くはめになった
と
ご苦労がうかがわれます
CDを聴きながら
また本の余韻に浸っているこの頃です
いつかCDを聴きながら もう一度 読み返したいものです
この本のモデルとなった浜松国際ピアノコンクール
中ホールの様子 隣に大ホールがあって…とか
カレー屋さん あれかな?
なんて思い浮かべながら読めるのも楽しい出来事でした
3年毎の浜松ピアノコンクール
この前 Kちゃんと鑑賞した能狂言の折
「蜜蜂と遠雷」の話題が出て
浜松国際ピアノコンクール
今度いつか聴きに来ましょうと語り合ったのでした
本屋大賞にノミネートされた1月中旬のこと
その前に直木賞2016年下期を受賞されていて気にはなっていたのですが
本屋さんで手に取ってページをめくったとき
本の厚さ おまけに2段組み
図書館の貸出期間は2週間
読み切れるかしら?
躊躇して 予約できずにいました
で、本屋大賞にノミネートされたと知り
やっぱり読みたい!と…
8月にようやっと順番が回ってきて(^^♪
舞台は3年毎に開催される 芳ケ江(よしがえ)国際ピアノコンクール
第6回を迎えるこのコンクールは 優勝者が世界屈指のコンクールでも優勝
近年評価が上がっている
出場者 審査員達だけでなく 調律師 テレビの取材者など
さまざまな人の心情が交錯
恩田さんの見事な表現力で ぐいぐい物語に引き込まれ
時には行間から音楽が聞こえるような錯覚も
この先どうなるの?
先が気になって どんどん読み進め
臨場感に溢れ ドキドキ
まるで出場者の近親者のように寄り添ったり がっかりしたり…
題名からして風間 塵くんが主人公と思い読み始めましたが
コンクールを通じて 刺激され切磋琢磨して才能が開花していく
人間の成長物語と
明石さんが栄伝亜夜ちゃんに
「お帰り… 」
と涙 涙 のシーンには そうそう そうよね
と 嬉しくなってほろり
その様子を言葉巧みに表現され
音楽表現も素晴らしく 恩田陸さんに拍手喝采です
読み終えて
…クラシック音楽にはさほど詳しくない私は
「このコンクールでのピアノ曲を聴いてみたいな
この本のCDって出れば良いのに… 」
って思ってました
しばらくしたある日 美容院で手にした厚い本に
本の紹介と一緒に載ってました
「蜜蜂と遠雷」音楽集
CD2枚組
ディスク1は第1次予選~第3次予選 演奏曲
ディスク2はファイナル演奏曲
このCDに
「蜜蜂と遠雷」登場曲への想い と題して恩田陸さんのエッセイが載っています
まず「平均律クラヴィーア曲集」の楽譜とCDを資料として購入
ピアノコンクールの課題曲の音源と楽譜を集めることから始めたそうです
プログラムを作ってはプログラム通りに曲を弾いていく日が続き
…恩田さんは子供のころからピアノを弾いていたそうです
浜松国際ピアノコンクールのプログラムは大いに参考になったとも書かれています
何度も足を運ばれ 実際に弾いているのを聴いて
「これを是非マサルに弾かせようと思ったのは バルトークのピアノ・ソナタ」とか
一番苦労した曲は リストのピアノ・ソナタロ短調
この長い曲をどう書いていいのか分からず パソコンを前に途方にくれ
結果「ロ短調ソナタ」はうんうん表現を探しながら数百回も聴くはめになった
と
ご苦労がうかがわれます
CDを聴きながら
また本の余韻に浸っているこの頃です
いつかCDを聴きながら もう一度 読み返したいものです
この本のモデルとなった浜松国際ピアノコンクール
中ホールの様子 隣に大ホールがあって…とか
カレー屋さん あれかな?
なんて思い浮かべながら読めるのも楽しい出来事でした
3年毎の浜松ピアノコンクール
この前 Kちゃんと鑑賞した能狂言の折
「蜜蜂と遠雷」の話題が出て
浜松国際ピアノコンクール
今度いつか聴きに来ましょうと語り合ったのでした
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