第5回 乳がん患者会スノードロップ学習会
今回は「乳がん アレコレ…」と題して主治医O先生のお話しでした
エビデンス
日常生活習慣
食生活
定期検診
乳がんは遺伝するの?
等について
まずエビデンスに基づいた治療
それには今までにランダム化比較試験を行い→結果比較検討
いろいろな事例をプロジェクターに映し出し説明
薬が違えば効果も違う 同じ薬でも投与方法が違えば効果も違います
臨床試験を行い常に最良の治療を模索しています 治療は日進月歩しています
日常生活習慣
肥満は閉経後の乳がんの発生率を上昇させる根拠がある
但し閉経以前については発生率を低下させると思われます
BMI ボディ・マス・インデックス(Body Mass Index)の略
計算方法は 体重(kg)÷身長(m)身長(m)で算出される体格指数の事
値が
18.5~25 健康
25~30 太り気味
30以上 肥満
で、乳がん発生率が
25 1.34倍
30 1.63倍
35 1.7倍
40 2.12倍
というデータがあり明らかに肥満は乳がんの発生に関連あると考えられます
又診断後の肥満も+5.8kgで再発率が+50% 死亡率も+60%あがります
かといって急激な無理な(例えば脂肪吸引の様な)減量はホルモン等に影響を及ばすのでかえって乳がん発生などに関わる恐れがあります
体重増加に注意する事は
乳がんの発生予防 心血管疾患 糖尿病 全ての死亡に有用性があります
徐々に減らし キープする 簡単なようで…
美味しい物を食べた後は反省 リセット食事を心がけてという事ね
飲酒について
乳がん発生に明らかな関連性がある
週に7合以上の飲酒する人の乳がん発症率は飲まない人に比べて1.74倍
これも閉経後の人は関連性あります
飲まない人を1として
少し飲む 1.24倍
時々飲む 1.39倍
よく飲む 1.74倍
それでも好きな人にとっては飲まないということもストレスになるので少量を楽しむように心がけましょう
食生活については第2回患者会で仲川先生がお話し下さっているので省略して…
定期検診
腫瘍マーカー 骨シンチ等のデータを総合してチェック
検査単一だけでは分からないことが多い
一番推奨できるのは自己チェック法
脇 リンパの腫れ
乳房の自己触診
術側の皮膚や皮下のしこり
骨転移の痛みはないか…
定期的に観察しましょう
遺伝について
遺伝子のどこかに異常がありそれに後天的な障害が起きて発ガンする
遺伝が関連している乳ガン(家族性乳がん)もありますがその値は乳がん全体の3~5%
BRCA1 BRCA2遺伝子を持っている人のうち80%の人が発症するといわれています
家族性乳がんの判断基準は次のようなものです
1 第1等近親者(親、子供、兄弟姉妹)に発端者(本人)を含め3人以上の乳がん患者がいる
2 第1等近親者(親、子供、兄弟姉妹)に発端者を含め2人以上の乳がん患者がいて、
「40歳未満の若年発症者」「両側乳がん患者」「他の臓器のがんを合併」「男性乳がん」
最新の治療
アバスチン 血管の新生、成長を活性化する血管内皮増殖因子物質に対する抗体です
異常な血管の増殖や成長を抑える薬
ラパチニブ
等 まもなく認可されます
まとめ
治療は臨床試験で日進月歩
検診は自己検診が一番確実
アルコールは適量を楽しく飲んで
肥満には気をつけ
食生活に気を配り
検診に2人誘って50%
最後の<検診に2人誘って50%>とは
日本の検診率はまだ20%ほど 罹患者が検診に2人誘えば検診率が50%になり
乳がんで悲しい思いをする人を減らせるということ
私達から発信して検診の声を掛けましょうって事ね
後半は今後3ヵ月毎の患者会のテーマの案を皆から出してもらい相談
4月にはお花見会を現地集合で開催との事
患者会終わった後
新築移転した病棟8Fに展望喫茶室があるという情報に誘われて
新病棟に入院したくはないけど「遊びに行くなら良いわね」って言いながら早速向かい
小高い丘の上に立つ病棟8階は見晴らしよく
天井は高く 窓も大きく 明るく広く 病院内であることを忘れそう
カメラを持って来れば良かったわ 残念
グレープフルーツジュース ジャスミンティー アップルジュース コーヒー 杏仁豆腐
それぞれ好みのものを注文して1時間ほどあれこれおしゃべり
「病気になったからこそ知り合え お出かけも増え 良い事もあったわね」
と話に花が咲いたひとときでした
今回は「乳がん アレコレ…」と題して主治医O先生のお話しでした
エビデンス
日常生活習慣
食生活
定期検診
乳がんは遺伝するの?
等について
まずエビデンスに基づいた治療
それには今までにランダム化比較試験を行い→結果比較検討
いろいろな事例をプロジェクターに映し出し説明
薬が違えば効果も違う 同じ薬でも投与方法が違えば効果も違います
臨床試験を行い常に最良の治療を模索しています 治療は日進月歩しています
日常生活習慣
肥満は閉経後の乳がんの発生率を上昇させる根拠がある
但し閉経以前については発生率を低下させると思われます
BMI ボディ・マス・インデックス(Body Mass Index)の略
計算方法は 体重(kg)÷身長(m)身長(m)で算出される体格指数の事
値が
18.5~25 健康
25~30 太り気味
30以上 肥満
で、乳がん発生率が
25 1.34倍
30 1.63倍
35 1.7倍
40 2.12倍
というデータがあり明らかに肥満は乳がんの発生に関連あると考えられます
又診断後の肥満も+5.8kgで再発率が+50% 死亡率も+60%あがります
かといって急激な無理な(例えば脂肪吸引の様な)減量はホルモン等に影響を及ばすのでかえって乳がん発生などに関わる恐れがあります
体重増加に注意する事は
乳がんの発生予防 心血管疾患 糖尿病 全ての死亡に有用性があります
徐々に減らし キープする 簡単なようで…
美味しい物を食べた後は反省 リセット食事を心がけてという事ね
飲酒について
乳がん発生に明らかな関連性がある
週に7合以上の飲酒する人の乳がん発症率は飲まない人に比べて1.74倍
これも閉経後の人は関連性あります
飲まない人を1として
少し飲む 1.24倍
時々飲む 1.39倍
よく飲む 1.74倍
それでも好きな人にとっては飲まないということもストレスになるので少量を楽しむように心がけましょう
食生活については第2回患者会で仲川先生がお話し下さっているので省略して…
定期検診
腫瘍マーカー 骨シンチ等のデータを総合してチェック
検査単一だけでは分からないことが多い
一番推奨できるのは自己チェック法
脇 リンパの腫れ
乳房の自己触診
術側の皮膚や皮下のしこり
骨転移の痛みはないか…
定期的に観察しましょう
遺伝について
遺伝子のどこかに異常がありそれに後天的な障害が起きて発ガンする
遺伝が関連している乳ガン(家族性乳がん)もありますがその値は乳がん全体の3~5%
BRCA1 BRCA2遺伝子を持っている人のうち80%の人が発症するといわれています
家族性乳がんの判断基準は次のようなものです
1 第1等近親者(親、子供、兄弟姉妹)に発端者(本人)を含め3人以上の乳がん患者がいる
2 第1等近親者(親、子供、兄弟姉妹)に発端者を含め2人以上の乳がん患者がいて、
「40歳未満の若年発症者」「両側乳がん患者」「他の臓器のがんを合併」「男性乳がん」
最新の治療
アバスチン 血管の新生、成長を活性化する血管内皮増殖因子物質に対する抗体です
異常な血管の増殖や成長を抑える薬
ラパチニブ
等 まもなく認可されます
まとめ
治療は臨床試験で日進月歩
検診は自己検診が一番確実
アルコールは適量を楽しく飲んで
肥満には気をつけ
食生活に気を配り
検診に2人誘って50%
最後の<検診に2人誘って50%>とは
日本の検診率はまだ20%ほど 罹患者が検診に2人誘えば検診率が50%になり
乳がんで悲しい思いをする人を減らせるということ
私達から発信して検診の声を掛けましょうって事ね
後半は今後3ヵ月毎の患者会のテーマの案を皆から出してもらい相談
4月にはお花見会を現地集合で開催との事
患者会終わった後
新築移転した病棟8Fに展望喫茶室があるという情報に誘われて
新病棟に入院したくはないけど「遊びに行くなら良いわね」って言いながら早速向かい
小高い丘の上に立つ病棟8階は見晴らしよく
天井は高く 窓も大きく 明るく広く 病院内であることを忘れそう
カメラを持って来れば良かったわ 残念
グレープフルーツジュース ジャスミンティー アップルジュース コーヒー 杏仁豆腐
それぞれ好みのものを注文して1時間ほどあれこれおしゃべり
「病気になったからこそ知り合え お出かけも増え 良い事もあったわね」
と話に花が咲いたひとときでした
返事遅くなりましてm(__)mごめんなさい
乳がんになって知った事がいっぱいあります
なる前にも情報を聴く機会があったでしょうし 実際耳にしたのかもしれません
が、自分に関係ないと思いキャッチしてなかったのかもしれませんね
なんでも<過ぎたるは猶及ばざるが如し>ほどほどが大事ってことですよね
いずれも乳がんには関連性が低いと思っていましたので,勉強になりました。
「太っていて良いわけがない」というのは定番な事実ですので,これからも食生活に気をつけなければならないと気を引き締めたところです。
飲酒も適量で…飲みすぎるときがあるので,これも注意ですね(^^;
いつもありがとうございます
患者会が立ち上がって1年
この時期に遭遇しホント幸せもんだと思います
検診のお誘い ダメ元で声掛けしましょ
私達罹患者の声の重みを感じて欲しいですね
映画?
今日 再度「今度は愛妻家」そして「ラブリーボーン」
そして明日は「おとうと」「ゴールデンスランバー」で~すp(^^)q
多すぎてブログにアップできるかしら?^_^;
ホントに素晴らしいですね。
色々とためになりました。
やっぱり閉経後の患者には
肥満は大敵なんですね。
もっとも、太って良いことは
何も無いでしょうけどね。
それに、ダメ元で検診をすすめるって
ホントに大事なことですね。
私もダメ元で声をかけましょ。
ps.
ところで映画は楽しめましたか?
何を観たんでしょう?(^^)