木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

映画「マン・オブ・スティール」「少年H」「終戦のエンペラー」

2013年09月15日 | 映画
映画「マン・オブ・スティール」を観てきました



クリストファー・ノーラン制作
 スーパーマン誕生までの物語を紡ぐアクション大作
人気ヒーローのスーパーマンを、これまでになかった視点と最新の映像技術を駆使して新生させたものだそう

キャストもラッセル・クロウ ケヴィン・コスナー ダイアン・レインを配し
 この人たちはステキに描かれていました… 

これでもか これでもかと言わんばかりのアクションに飽き飽きしたのは私だけかしら?
 CGを主体に置いたら素晴らしい出来かもしれないけれど
人間ドラマ ストーリー性から言ったら???

昔 大平透さんの吹き替えの声を聞いて育った世代
 そしてクリストファー・リーブのスーパーマンに魅せられた私にはちょっと…の評価です

あんな激しいアクション…市民を傷つけてはいけないの欠片も見えないアクションを子供達に見せるのはどうでしょう


「少年H」

1997年に発表されベストセラーを記録した、妹尾河童の自伝的小説を実写化したヒューマン・ドラマ
 戦前から戦後までの神戸を舞台に、軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる家族の姿を描いてます



思いのほか良い映画だとおもいます

戦争によって歪められてゆく心情  絆 思想の自由
 子供達がそれを何故?と疑問に思いながら 言いながら苦しむ現実

それらがいろいろな場面で描かれていて
 老若男女どの世代の人にも 観賞して「戦争を二度としてはいけない」と言う事を感じて欲しい映画でした

主人公Hと友達に起きた現実
 でもそれを諭す父親 そしてそれに気付いたHが友達に謝るシーンには泣かされました


「終戦のエンペラー」



岡本嗣郎のノンフィクション「陛下をお救いなさいまし 河井道とボナー・フェラーズ」が原作の歴史サスペンス

8月半ば過ぎに観に行ってきました

日米にとって、戦後がどうなるのかという歴史の分岐点を、緊迫感ある構成で描いた作品

戦後生まれの人が多くなった現在
 こういう現実があったことを 知って心にとどめてほしいと思った作品でした