木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

感動価格フランス7日間の旅 1 シャルトル ロワール

2012年09月15日 | フランス旅行
12時間の飛行時間を経て9月3日朝6時半 パリ シャルルドゴール空港到着
 6時半というのにまだまだ夜明けには程遠く真っ暗

空港はバカンスを終え帰国した人たちや観光客でごった返して
 入国審査を受けるための列は長蛇の列

審査を受け 荷物を受け取って
 バスに乗る頃には 辺りも明るくなって

最初の目的地はシャルトル
 いよいよフランスの旅の始まりです



車窓から眺める移り変わる景色にもワクワク
 どこを観ても おっしゃれ どこを切り取って撮ろうか迷ってしまいます

最初に訪れたのは世界でもっとも美しいといわれるステンドグラスを有する
 世界遺産「シャルトルのノートルダム大聖堂」



この大聖堂は元はロマネスク様式で建てられていたものですが1194年の大火災で大半が焼失し
現在見られるものは13世紀以降に再建されたもので大火災を免れた南塔(向かって右で12世紀に建てられた)以外はゴシック様式になっています
北の尖塔は16世紀に入り再建され シンプルな南塔と比べると違いがはっきり分かります

中に入ってみると高い 高い天井
 そのすぐ下 見上げる程の高窓にステンドグラスが嵌め込まれて
深みのある色で荘厳な中に静かに まるで心を洗ってくれるかのように光を放っています

青の美しさは比類なく「シャルトル・ブルー」の固有名詞がつけられたそうです

左上の写真は 西のバラ窓とステンドグラス
正面入り口の真上にあるのが西のバラ窓
 1216年頃の建築で直径約14m 主題は「最後の審判」その下のステンドグラスは
  左から「キリストの受胎 生涯 系譜」の物語が説明するように画かれている 



こちらはブルーのマリア
 有名な「美しき絵ガラスの聖母」
他とは異なる独特な青のガラスのマリア
この部分は12世紀のもので 大火災のあとに残った破片を集めて再構築されたのだそうです

聖母が着ているのがこの大聖堂に収められているという聖衣サンクタ・カミシア
 火事にも聖衣は奇跡的に残ったのだそうです




次に向かったのがロワール地方

シャンボール城を見学する前にランチ
 主菜は牛肉の赤ワイン煮



ここで日本ではちょっと考えられない事が…

前菜に添えられているピクルスやトマト
私の隣のWさんのは「何か色が…???」と思ったらトマトがのっていません
 その隣のⅠさんのはピクルスが無いんです
で、お店の人に訴えたら 「ウイ」って手を上げて返事してくれ
 今か今かと待ったのですが とうとう最後まで出てきませんでした^_^;

もう品切れだった様で 
 次への移動中に添乗員さんから「お店の人が謝っておいてください」と言ってましたと…^_^;

盛り付けもパスタが多かったり少なかったり
 お野菜が見るからに少ない人も… これってフランス的なのかしら?

さて次はランチした所から程近くに在る
 レオナルド・ダ・ヴィンチが設計に関わったとされる世界遺産のシャンボール城



フランソワ1世の命で造られたロワール最大級の豪勢なお城

おびただしい数の尖塔
 何故あんなに沢山 いろいろな形をして存在するのでしょうね

巾156m 奥行き117mの巨大な城内部には440の部屋と365の暖炉と14の階段があるのだそうです
 完成したのがルイ14世の時代にあたる1658年
  着工から実に139年後のことだったそうです

時間の都合でしょうか内部は見学できませんでした
 もっともそんなに広かったら一日掛かっても見終えられませんね

でも 城中央部分にあるフランス・ルネッサンス様式のダ・ヴィンチが画いた理想の都市の階段を実現させた目を見張るほどの複雑さと言われる二重螺旋階段
それだけでも見たかったものです 

次に「6人の貴婦人の城」と呼ばれるシュノンソー城

左端はマルクの塔              イタリア式回廊
                                                  ルイ14世のサロン

ロワール河の支流のシェール川に浮かぶようにして立つ城
16世紀初 王の財政出納官を努めていたボイエの妻カトリーヌ・ブリソネを筆頭に
このお城は何代にもわたって女性が城主として君臨した歴史があります

観光終了後1時間ほどバスを走らせトゥールへ

可愛いプチホテル
 ディナーは鶏肉料理



ホテルの写真 これで夜8時半頃です
 8月には10時頃まで明るかったそうです

上海を出発 シャルル・ドゴール空港に到着
 そのまま観光に出掛け 少々お疲れ気味

一日半ぶり いや二日近く?
 ゆっくり足を伸ばして休んだのでした