木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

映画「チェ 39歳の別れ」

2009年02月04日 | 映画
昨日
 「チェ 39歳の別れ」を観てきました


革命の英雄、チェ・ゲバラを描いた歴史ドラマ2部作の後編
キューバ革命後もなお世界の革命を指導することに闘志を燃やすチェ・ゲバラの死までを衝撃的に描く 



成功に向かって希望が満ちている第1部と違いこの第2部は敗れていく話だから見ていて辛くなる
キューバで成功した革命がボリビアでは失敗 その状況がよく分かる

ゲリラ兵を訓練し、農民に敬意を払って信頼を得、彼らを味方に引き入れようとする キューバで成功した行動をとり作戦を進めていくのだけれど…

キューバと同じになっては…とボリビア政府とアメリカCIAの攻撃も激しくなる… 


 何故 何故… 観ている私の心の叫び


成功に向かうときの勢い
 それに比べ失敗に進んでゆくときの負の連鎖…

うまくは言えないけれど
 何かおおきな物の力 不本意な思いで 心が重くなりました


そんな過酷な状況の中でも
 農民に敬意を払うゲバラの終始一貫した態度など

すべての人の自由と平等のために闘う
ひたむきなチェ・ゲバラの姿

人間としての資質が浮き彫りになり 心が熱くなり

あらためて <凄い人> と認識しました
 
エンドロール 民族音楽フォルクローレ
 鎮魂歌の様に 優しく心に語り掛ける様に流れ
  曲が終わった後 静かに静かに音が無くエンドロールが続く…

灯りが点くまで身動きできませんでした