1月17日(日)のつぶやき(石橋の「サバニー」 その6)

@rinakko 10:06
【聖域の雀 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)/エリス ピーターズ】を読んだ本に追加 →ln.is/bookmeter.com/… #bookmeter






@rinakko 13:15
お昼ごはん。ちょっとひさしぶしに石橋のサバニー。


@rinakko 13:17
子羊の香草ソースのパスタ。きゃーん、美味♪

 ご馳走さまでした♪
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1月16日(土)のつぶやき

@rinakko 11:39
夫が呑みながらパスタを茹でていて何だか休日っぽい。長閑長閑。

@rinakko 12:57
夢野久作 『ユメノユモレスク』、4つの恋奇譚×幻想銅版画。4つの恋の奇想曲。ここここれは欲しい(価格未定と…)。 ln.is/aki-remains.co…
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1月15日(金)のつぶやき(読んだ本、『海に落とした名前』 再読)

@rinakko 20:32
【海に落とした名前/多和田 葉子】を読んだ本に追加

 再読。いやはや…覚えていた以上に4篇とも面白かった! とりわけ今回とても好きだった「時差」は、東京・ベルリン・ニューヨークを舞台に3人の男たちを描く話で、彼らのすれ違いっぷりが切なくも滑稽でつい笑ってしまった。3人の追われつつ追う三角関係はベクトルがぐるっと回り(つまり3人とも過去に関係があるが…)、恋愛のもどかしさや温度差と時差そのものがリンクして延々ぐるぐる回っている様が読み手にはわかる…という…。
 そして、やはり表題作に唸った。“名前”を失う話にはぐらぐらする。拠り所としてきたことの脆さを知らされる、その眩暈ゆえに魅入られる。当たり前のことのように思い込まされてきた事柄の不確かさを突き付けられるのは、ふっと風が吹き抜けていく気持ちよさだ。この風が好きだ。
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1月14日(木)のつぶやき

@rinakko 08:54
【紋切型辞典 (岩波文庫)/フローベール】を読んだ本に追加
紋切型辞典 (岩波文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店



@rinakko 11:10
昨日からうちの本。ようこそようこそ。

@rinakko 15:09
【メダリオン (東欧の想像力)/ゾフィア ナウコフスカ】を読んだ本に追加
メダリオン (東欧の想像力)
クリエーター情報なし
松籟社
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1月13日(水)のつぶやき

@rinakko 12:03
ひつじ村の兄弟、これからみりゅ!

@rinakko 16:28
『ひつじ村の兄弟』の兄弟は、何だかとても可愛かった。愛おしかった。
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1月12日(火)のつぶやき(読んだ本、『奥の部屋』)

@rinakko 10:31
【奥の部屋: ロバート・エイクマン短篇集 (ちくま文庫)/ロバート エイクマン】を読んだ本に追加

 確かに怖い話…なのだが、怖さよりも何とも言えない気持ちの悪さに魅入られ捕り込まれていく7篇だった。自分ではない誰かのおぞましい妄想なのに、その中に強引に引きずり入れられ、いつのまにかそこの住人にされているのに気付いて「そんなのいやだここから出してくれ…」と呻きそうになる。そういう怖さ…ていいますか気持ち悪さでぞわぞわが止まらない。
 でも、「学友」のサリーや「何と冷たい小さな君の手よ」のネーラが閉ざされていた場所のことを、知りたいとも思う。あと、「髪を束ねて」と表題作が好き。(私だけを守ってくれる強固な境界線なんて、何処にもないんだ…きっと)
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12月に読んだ本

2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:6565ページ
ナイス数:115ナイス

エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集 (講談社文芸文庫)エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集 (講談社文芸文庫)
読了日:12月31日 著者:金井美恵子
タマや (河出文庫)タマや (河出文庫)の感想
再読。
読了日:12月28日 著者:金井美恵子
冬の物語冬の物語
読了日:12月26日 著者:イサクディネセン
道化師の恋 (河出文庫文芸コレクション)道化師の恋 (河出文庫文芸コレクション)の感想
再読。
読了日:12月24日 著者:金井美恵子
容疑者の夜行列車容疑者の夜行列車の感想
再読。
読了日:12月22日 著者:多和田葉子
お勝手太平記お勝手太平記
読了日:12月21日 著者:金井美恵子
快適生活研究 (朝日文庫)快適生活研究 (朝日文庫)の感想
最後に文庫版特別インタビューを読んで、思わずにんまり。未熟で鈍感な自己愛による慢性的な幸福に陥った人たちの“憎々しいおかしさ”に、いらっ…としながらわらいつつ読むのが堪らない。(“おちこぼれ系”のおばさんや桃子たちがやっぱり好きだー)
読了日:12月21日 著者:金井美恵子
愛の探偵たち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)愛の探偵たち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:12月18日 著者:アガサ・クリスティー
書記バートルビー/漂流船 (古典新訳文庫)書記バートルビー/漂流船 (古典新訳文庫)
読了日:12月17日 著者:メルヴィル
彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄の感想
『小春日和』からの10年後。“十年一昔というけれど、十年前が「昔」なのかなあ、つい、昨日のようにも思えるけどなあ”…なんて。桃子、花子、おばさん…と相変わらずな面々に会えてとても楽しかった。話が逸れて、強引に戻してまた逸れて…と続いていく彼女たちのお喋りが面白くて、呑みながらそこに加わって聴いてる気分になってみたり。またここから10年後のことについて、ぜひ読みたいと思ってしまう。
読了日:12月16日 著者:金井美恵子
ボマルツォの怪物 (1979年)ボマルツォの怪物 (1979年)の感想
読んでみたかった「ボマルツォの怪物」では、マンディアルグが訪れた当時の怪物公園の打ち捨てられた様子に驚きつつ、異様なモニュメントの数々にその荒廃ぶりはさぞや似つかわしかったのでは…などと思いを馳せた。修復後の今では見られない、もっと悪夢めく凄まじい眺め。蓬々と茂る茨に覆われ伏在する彫像群。雑木林の奥の巨大な亀、破損した天馬、身の丈9mに及ぶヘラクレス。曰く、“ボマルツォの怪物は、その無分別な錯乱において官能的であり、無責任であり、狂気の神のように超人間的なのである”。「イギリス人」(抄訳)も読めてよかった
読了日:12月15日 著者:A.P.ド・マンディアルグ
黄色いアイリス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)黄色いアイリス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:12月14日 著者:アガサ・クリスティー
球形時間球形時間の感想
再読。
読了日:12月12日 著者:多和田葉子
シェイクスピアとコーヒータイム (シリーズ 「コーヒータイム人物伝」)シェイクスピアとコーヒータイム (シリーズ 「コーヒータイム人物伝」)
読了日:12月11日 著者:スタンリーウェルズ
時の止まった小さな町 (フラバル・コレクション)時の止まった小さな町 (フラバル・コレクション)の感想
やっぱりフラバルはいいなぁ…と、嬉しくて隅々まで堪能したわ。フラバル少年も可愛くてよかったけれど、何といってもマエストロペピンぶらぼ…! 新しい時代に置いてけぼりをくらって止まってしまった“古い時”の中に、愛おしく懐かしいものがいつまでも輝き続ける。
読了日:12月10日 著者:ボフミルフラバル
失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ II (岩波文庫)失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ II (岩波文庫)
読了日:12月9日 著者:プルースト
ナイトランド・クォータリーvol.01 吸血鬼変奏曲ナイトランド・クォータリーvol.01 吸血鬼変奏曲
読了日:12月7日 著者:
NかMか (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)NかMか (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:12月6日 著者:アガサ・クリスティー
はるかな星 (ボラーニョ・コレクション)はるかな星 (ボラーニョ・コレクション)
読了日:12月5日 著者:ロベルト・ボラーニョ
人形愛/秘儀/甦りの家 (講談社文芸文庫)人形愛/秘儀/甦りの家 (講談社文芸文庫)
読了日:12月4日 著者:高橋たか子
世界の誕生日 (ハヤカワ文庫 SF ル 1-11) (ハヤカワ文庫SF)世界の誕生日 (ハヤカワ文庫 SF ル 1-11) (ハヤカワ文庫SF)の感想
ル=グィンを読むのは久しぶし。とてもよかった。ことに表題作が好きだ。また他の作品も読もう。
読了日:12月3日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン
12人の蒐集家/ティーショップ (海外文学セレクション)12人の蒐集家/ティーショップ (海外文学セレクション)の感想
素晴らしく、すこぶる好みな短篇集。再読の「ティーショップ」は大好きだし、連作短篇の『12人の蒐集家』もとてもよかった。シュールに軽やかに語られる12篇。覚束無い落としどころの奇妙な味わいと言ったら、もう…。不可思議な紫の渦に捕り込まれていく、至福の時間だった。常軌を逸した蒐集家の心情には、ついついにやにやしてしまう。装丁にもぐっと掴まれた。
読了日:12月1日 著者:ゾラン・ジヴコヴィッチ

読書メーター

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1月9日(土)のつぶやき

@rinakko 13:43
義母にもらった 大須半生味噌煮込みうどん でお昼ごはん。海老天も玉子も牡蠣もないけれど、土鍋じゃないけれど、久しぶしの赤味噌は美味しかったわ。

@rinakko 15:10
ポワロロロみりゅ。好きな話。
@rinakko 15:55
ポワロ、11話は100分だった。長い。また出直す…。
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1月8日(金)のつぶやき

@rinakko 08:23
【自分ひとりの部屋 (平凡社ライブラリー)/ヴァージニア ウルフ】を読んだ本に追加
自分ひとりの部屋 (平凡社ライブラリー)
クリエーター情報なし
平凡社



@rinakko 18:12
エイクマン『奥の部屋』は、帰路の電車内で早速読み出してしまった。うほほ。単行本と同じクノップフの作品を使ったカバー装画も嬉しい。
@rinakko 18:28
服部まゆみ『時のアラベスク』の中で、クノップフの『私は私自身に扉を閉ざす』がとても印象的に使われる場面がある。旅行先のパリで主人公たちがクリスティナ・ロセッティの詩の朗読を聴いたあと、店内に飾られた絵をみてクノップフの話をするところ。何度も読んだ作品なのにまた読みたい。
@rinakko 18:33
『死都ブリュージュ』へ私を導いた作品でもあり…。



@rinakko 18:39
【マダム・エドワルダ/目玉の話 (光文社古典新訳文庫)/バタイユ】を読んだ本に追加
マダム・エドワルダ/目玉の話 (光文社古典新訳文庫)
クリエーター情報なし
光文社
 「眼球譚」があまりにも名タイトルなので驚いていた「目玉の話」だが、読んでいるうちに馴染んでくる。解説を読んで得心した。
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1月7日(木)のつぶやき(読んだ本、『日時計』)

@rinakko 09:22
【日時計/シャーリイ・ジャクスン】を読んだ本に追加
 流石の魔女、とても面白かった。身内による殺人を仄めかす冒頭からして不穏過ぎるし、夫を亡くしたばかりの妻とその娘の会話の内容は更に異様(『あたしが突き落としてあげようか?』)で、ぐっと引き込まれた。そこから何がどうしてこんな話になるの…と驚嘆するほどに、その展開の持って行き方にもジャクスンの凄みと“根の暗いユーモア”を感じる。
 訳者あとがきにもあるように全体のバランスは悪いが、それさえも妙味で、例えば私は終盤のパーティの場面など可笑しくて好きだ。あと、ファンシーとグロリアの造形がまさにジャクスンの少女たちなので、そんなところもツボだった。
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