12月に読んだ本

2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:6565ページ
ナイス数:115ナイス

エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集 (講談社文芸文庫)エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集 (講談社文芸文庫)
読了日:12月31日 著者:金井美恵子
タマや (河出文庫)タマや (河出文庫)の感想
再読。
読了日:12月28日 著者:金井美恵子
冬の物語冬の物語
読了日:12月26日 著者:イサクディネセン
道化師の恋 (河出文庫文芸コレクション)道化師の恋 (河出文庫文芸コレクション)の感想
再読。
読了日:12月24日 著者:金井美恵子
容疑者の夜行列車容疑者の夜行列車の感想
再読。
読了日:12月22日 著者:多和田葉子
お勝手太平記お勝手太平記
読了日:12月21日 著者:金井美恵子
快適生活研究 (朝日文庫)快適生活研究 (朝日文庫)の感想
最後に文庫版特別インタビューを読んで、思わずにんまり。未熟で鈍感な自己愛による慢性的な幸福に陥った人たちの“憎々しいおかしさ”に、いらっ…としながらわらいつつ読むのが堪らない。(“おちこぼれ系”のおばさんや桃子たちがやっぱり好きだー)
読了日:12月21日 著者:金井美恵子
愛の探偵たち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)愛の探偵たち (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:12月18日 著者:アガサ・クリスティー
書記バートルビー/漂流船 (古典新訳文庫)書記バートルビー/漂流船 (古典新訳文庫)
読了日:12月17日 著者:メルヴィル
彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄の感想
『小春日和』からの10年後。“十年一昔というけれど、十年前が「昔」なのかなあ、つい、昨日のようにも思えるけどなあ”…なんて。桃子、花子、おばさん…と相変わらずな面々に会えてとても楽しかった。話が逸れて、強引に戻してまた逸れて…と続いていく彼女たちのお喋りが面白くて、呑みながらそこに加わって聴いてる気分になってみたり。またここから10年後のことについて、ぜひ読みたいと思ってしまう。
読了日:12月16日 著者:金井美恵子
ボマルツォの怪物 (1979年)ボマルツォの怪物 (1979年)の感想
読んでみたかった「ボマルツォの怪物」では、マンディアルグが訪れた当時の怪物公園の打ち捨てられた様子に驚きつつ、異様なモニュメントの数々にその荒廃ぶりはさぞや似つかわしかったのでは…などと思いを馳せた。修復後の今では見られない、もっと悪夢めく凄まじい眺め。蓬々と茂る茨に覆われ伏在する彫像群。雑木林の奥の巨大な亀、破損した天馬、身の丈9mに及ぶヘラクレス。曰く、“ボマルツォの怪物は、その無分別な錯乱において官能的であり、無責任であり、狂気の神のように超人間的なのである”。「イギリス人」(抄訳)も読めてよかった
読了日:12月15日 著者:A.P.ド・マンディアルグ
黄色いアイリス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)黄色いアイリス (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:12月14日 著者:アガサ・クリスティー
球形時間球形時間の感想
再読。
読了日:12月12日 著者:多和田葉子
シェイクスピアとコーヒータイム (シリーズ 「コーヒータイム人物伝」)シェイクスピアとコーヒータイム (シリーズ 「コーヒータイム人物伝」)
読了日:12月11日 著者:スタンリーウェルズ
時の止まった小さな町 (フラバル・コレクション)時の止まった小さな町 (フラバル・コレクション)の感想
やっぱりフラバルはいいなぁ…と、嬉しくて隅々まで堪能したわ。フラバル少年も可愛くてよかったけれど、何といってもマエストロペピンぶらぼ…! 新しい時代に置いてけぼりをくらって止まってしまった“古い時”の中に、愛おしく懐かしいものがいつまでも輝き続ける。
読了日:12月10日 著者:ボフミルフラバル
失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ II (岩波文庫)失われた時を求めて(9) ソドムとゴモラ II (岩波文庫)
読了日:12月9日 著者:プルースト
ナイトランド・クォータリーvol.01 吸血鬼変奏曲ナイトランド・クォータリーvol.01 吸血鬼変奏曲
読了日:12月7日 著者:
NかMか (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)NかMか (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
読了日:12月6日 著者:アガサ・クリスティー
はるかな星 (ボラーニョ・コレクション)はるかな星 (ボラーニョ・コレクション)
読了日:12月5日 著者:ロベルト・ボラーニョ
人形愛/秘儀/甦りの家 (講談社文芸文庫)人形愛/秘儀/甦りの家 (講談社文芸文庫)
読了日:12月4日 著者:高橋たか子
世界の誕生日 (ハヤカワ文庫 SF ル 1-11) (ハヤカワ文庫SF)世界の誕生日 (ハヤカワ文庫 SF ル 1-11) (ハヤカワ文庫SF)の感想
ル=グィンを読むのは久しぶし。とてもよかった。ことに表題作が好きだ。また他の作品も読もう。
読了日:12月3日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン
12人の蒐集家/ティーショップ (海外文学セレクション)12人の蒐集家/ティーショップ (海外文学セレクション)の感想
素晴らしく、すこぶる好みな短篇集。再読の「ティーショップ」は大好きだし、連作短篇の『12人の蒐集家』もとてもよかった。シュールに軽やかに語られる12篇。覚束無い落としどころの奇妙な味わいと言ったら、もう…。不可思議な紫の渦に捕り込まれていく、至福の時間だった。常軌を逸した蒐集家の心情には、ついついにやにやしてしまう。装丁にもぐっと掴まれた。
読了日:12月1日 著者:ゾラン・ジヴコヴィッチ

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