麺喰いの日々 その11 (つるてん生楽、しゅはり…)

1月27日、日曜日。晴れ。
 寒い…。冬ごもりをしたくなるような日々が続く。雪こそ降らないものの。 
 家でぬくぬく冬ごもり。たまにはそんな日があってもいいような気がする、すっごくする。だらくぅ。

 話は変わりますが。だんだん無茶な呑み方はしなくなってきたので、ひどい宿酔いというのもだんだんなくなってきました。でも、軽い宿酔いとは縁が切れることはありません。…何だかな。
 今日も今日とて、朝起きた直後には自覚症状がなかったのに、意識が明瞭になってくるのと同時に頭がいたい…。昨夜は久しぶりに福島で焼肉をいただき(焼肉そのものじゃなくて夜の焼肉が久しぶり)、二軒目のおでんやで熱燗でしたの(冬はこれこれ)。 

 そんな訳で、今日のランチはどうしましょ~?と話していたらだーさんが「蕎麦が食べたいなぁ」とのたまいました。ぐらぐら気味な私には、お蕎麦はとても宿酔いにふさわしき選択に思えたのでした(あの粋な軽妙さが)。
 さっそく我が家のグルメムックを引っ張り出し、さくさくと決まったお店は…。

 元町にあります、「つるてん生楽」というお店でっす。
 元町方面はいつにも増して人出が多く、賑わっているようでした。お店への道順は、南京町へ入って横道に入ってすぐ。
 暖簾をくぐり店内へ足を踏みいれ、「ん?満席?」と思うひまもなく「お二階へどうぞ~」と声がかかりましたので二階へ。
 一階とはうって変わって静かなお二階。 

 「“おかめ”って何だっけ?」と言いつつ、だーさんは“おかめ”。  上にのせるいくつかの具材を、おかめさんの顔に見立てたことから“おかめ”と呼ばれるようになった…というのは、ただの通説なのかな?

 私のは、“天ぷらおろし”の温かいのです。お蕎麦屋さんに入ると割合高い確率で、天ぷらが欲しくなります。普段、揚げ物って頂かないし。
 衣がサクサク。お蕎麦もつゆも美味しかったですよん。

 こちらのお店、一番人気があるのは“ぶっかけ”なのですって。ふうむ。私の出身地愛知では、“ぶっかけ”は認知度が低かったような気がします。名前だけは知ってても、「で、“ぶっかけ”って要するにどんなの?」という人もいると思います(だーさんもそうでした)。ま、愛知も特殊らしいから…(地元の人は自覚してないけれど)。
 そう言えば引っ越してきたばかりの頃は、“ぶっかけ”と“ぼっかけ”は同じものなのかと思っていました。

 〆のお楽しみと言えば蕎麦湯ですが、こちらのお店の蕎麦湯は今まで頂いた中でも、飛びぬけてさらさらなので吃驚しました。私もだーさんも蕎麦湯はどろどろ派で、どろどろであればどろどろであるほど嬉しい…くらいなので、残念でした。うぬーん。

 えっとついでに、昨日のお店。
 3回目の「しゅはり」でっす。
 お目当てはこれ! 冬季限定の“大人の灘潮らあめん”でした。ずばり、粕汁風の一杯です。  灘の酒蔵から、搾りきっていない酒粕をわけてもらって作っているというこだわりの一杯、美味しくないわけがないっ。これで身も心も温まりました。

 大好きな平打ち麺と、大好きなシャケ♪

 さらにさらについでに、昨夜の画像をば。 
 福島の「匠味屋」というお店です。小洒落ていましたけれど、飲み放題があるのが素晴らしかったです(え、どこでもありますか?)。
 

 ホルモンの盛り合わせ。
 メニューを見ながら「赤センマイって何?」と思ったのですが、ギアラのことなのね。ギアラならわかります、真ん中がギアラでした。あとはミノ?シマチョウ? わからない…。

 二軒目のおでんやさんで、エイひれなど頂きました。
 酒の肴は、親父趣味全開が正解ですな。

 このような結果の宿酔いなのでした。生中2、焼酎ロック…熱燗…。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )