バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

神経膠腫(グリオーマ)治療に向けた新たな創薬戦略:PTPRZ阻害剤の開発

2016年02月10日 | 医療 医薬 健康
基礎生物学研究所 統合神経生物学研究部門の野田昌晴教授、藤川顕寛研究員らは、アスビオファーマ株式会社、岡崎統合バイオサイエンスセンター生体分子機能研究部門および、大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学研究室と共同研究を実施し、PTPRZの酵素活性を阻害する化合物開発がグリオーマ治療に有効であることを、培養細胞を用いた実験やラットをモデルとした実験で証明しました。研究チームは、PTPRZの酵素活性を選択的に阻害する低分子化合物SCB4380を初めて取得し、PTPRZの活性阻害によってラット由来のグリオブラストーマ細胞による移植腫瘍の成長が抑制されることを実験的に示しました。 日本の研究 2016年2月9日の記事 > プレスリリース

虫歯菌減らせば脳出血防げる可能性…発症関与か

2016年02月10日 | 医療 医薬 健康

 特定の遺伝子を持つタイプの虫歯菌が脳出血の発症に関与している可能性が高いと、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の猪原匡史・脳神経内科医長らのチームが5日、英電子版科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。


 チームは脳出血や脳梗塞などで同センターに入院した79人の唾液を採取。血小板の止血作用を低下させる「cnm遺伝子」を持つ虫歯菌の有無を調べた。読売新聞(web版) 2016年02月06日

<iPS細胞>がん細胞を間接的に攻撃…免疫細胞作製に成功

2016年02月10日 | 医療 医薬 健康

毎日新聞 2月10日(水)2時0分配信

 ◇京都大iPS細胞研究所の研究グループ

 京都大iPS細胞研究所(京都市)の金子新准教授(腫瘍免疫学)らの研究グループは9日、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、がん細胞を間接的に攻撃する機能を持つ免疫細胞を作製することに成功したと発表した。免疫細胞の大量作製が可能になり、がん患者への有効な免疫療法や治療薬開発への応用が期待できるという。成果は同日、米科学誌「ステム・セル・リポーツ」に掲載された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160210-00000003-mai-sctch

iPSで免疫活性化細胞=がん治療に応用期待―京大

2016年02月10日 | 細胞と再生医療

時事通信 2月10日(水)2時2分配信

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、人の免疫機能を活性化させる細胞を作製したと、京都大iPS細胞研究所の金子新准教授らの研究チームが発表した。将来は、がん患者の免疫治療に応用が期待できるという。論文は10日、米科学誌ステムセル・リポーツ電子版に掲載された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160210-00000007-jij-sctch

うがい薬デザイン使用差し止め求め 仮処分申請

2016年02月10日 | 医療 医薬 健康

うがい薬のパッケージを巡って、食品大手の「明治」は、製薬会社2社に対して、デザインがよく似ていて消費者が間違えるおそれがあるなどとして、デザインの使用の差し止めを求める仮処分を裁判所に申し立てました。
「明治」は、これまで一般用のうがい薬として高いシェアを持つ「イソジン」を販売していましたが、契約の見直しに伴い、ことし4月以降は別の商品名でうがい薬の販売を続けることにしています。パッケージには、これまでどおりカバのキャラクターを使う方針です。NHK News web.,2016年ぬ2月9日

ミトコンドリア障害脳疾患治療剤及び診断剤

2016年02月10日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
出願人: コスモ石油株式会社
発明者: 黒岩 敏彦, 梶本 宜永, 鱒渕 誉宏, 石塚 昌宏, 田中 徹

出願 2007-099508 (2007/04/05) 公開 2008-255059 (2008/10/23)

【要約】【課題】脳梗塞に代表される脳疾患の治療剤及び診断剤の提供。【解決手段】(A)一般式(1)R2R1NCH2COCH2CH2COR3 (1)(式中、R1及びR2は各々独立に、水素原子、アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリール基又はアラルキル基を示し;R3はヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基又はアミノ基を示す。)で表されるδ-アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩、と(B)鉄化合物とを組み合せてなることを特徴とするミトコンドリア障害脳疾患治療剤。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2008255059/

δ-アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩を含有する腫瘍診断剤

2016年02月10日 | 医療 医薬 健康
腫瘍診断剤
出願人: コスモ石油株式会社
発明者: 大倉 一郎, 蒲池 利章, 小倉 俊一郎, 石塚 昌宏, 田中 徹

出願 2005-232996 (2005/08/11) 公開 2006-124372 (2006/05/18)

【要約】【課題】 全ての腫瘍について、早期発見、治療効果のモニタリング、予後の診断を可能とする腫瘍診断剤を提供すること。【解決手段】 一般式(1)R2R1NCH2COCH2CH2COR3 (1)[式中、R1及びR2は各々独立に、水素原子、アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリール基又はアラルキル基を示し;R3はヒドロキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基又はアミノ基を示す。]で表されるδ-アミノレブリン酸、その誘導体又はそれらの塩を含有する腫瘍診断剤であって、投与後、体内又は体外から採取した試料中のポルフィリン類を測定することにより診断するものである腫瘍診断剤。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2006124372/


5-アミノレブリン酸、5-アミノレブリン酸塩又はそれらの誘導体を含む育毛剤組成物

2016年02月10日 | 医療 医薬 健康
育毛剤組成物
出願人: 株式会社ミルボンgoogle_iconyahoo_icon, コスモ石油株式会社google_iconyahoo_icon
発明者: 小川 聡, 櫻井 勇希, 肥後 麻衣, 高橋 真純

出願 2011-169863 (2011/08/03) 公開 2013-032321 (2013/02/14)

【要約】【課題】従来の5-アミノレブリン酸、5-アミノレブリン酸塩又はそれらの誘導体と、鉄錯体又は鉄塩とを配合した育毛剤組成物よりも高い育毛効果を有する育毛剤組成物の提供。【解決手段】(A)5-アミノレブリン酸、5-アミノレブリン酸塩及びそれらの誘導体から選ばれる1種又は2種以上と、(B)鉄錯体及び鉄塩から選ばれる1種又は2種以上と、(C)血管拡張作用を有する植物抽出物と、(D)ビタミンB誘導体とを含有する育毛剤組成物。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013032321/