バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ジカ熱、水無脳症の原因にもなる可能性」エール大の…

2016年02月27日 | 医療 医薬 健康

「ジカ熱、水無脳症の原因にもなる可能性」エール大の研究チームが警告

ジカウイルスが、脳が小さい小頭症以外に様々な組織へ影響を与えることを指摘
米エール大学の熱帯病研究チームが中心となって行われた研究で、ジカ熱に感染した母親から死産で生まれた胎児が、脳の組織が無く液体が貯留する水無脳症だったことが分かった。単独の症例であることから一般化は難しいものの、ジカウイルスの影響が、生まれつき脳が小さい小頭症にとどまらない可能性が示唆された。
Newsweek.,2016年2月26日

肝移植の拒絶反応、薬使わず抑制…北大・順大

2016年02月27日 | 医療 医薬 健康


 北海道大と順天堂大のチームは18日、生体肝移植後の拒絶反応を、副作用の多い免疫抑制剤を使わずに抑える手法を開発したと発表した。

 10人の患者のうち7人が免疫抑制剤を服用せずに日常生活を送り、残り3人も薬の量を減らすことができた。患者の負担を減らし、生活の質が向上すると期待される。

 移植された臓器は、体内で「異物」と認識され、免疫によって攻撃される。患者は免疫抑制剤を飲み続ける必要があるが、免疫機能が弱まるため、感染症やがんを発症しやすくなるほか、腎不全や糖尿病などの副作用の恐れがあった。読売新聞(web版)2016年02月19日

マダニ感染症の抗体確認、ワクチン開発へ

2016年02月27日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
マダニ感染症の抗体確認、ワクチン開発へ


 愛媛県内の農林業従事者から、マダニを介して感染する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の抗体が全国で初めて見つかった。

 県内では2013年以降、全国で2番目に多い患者が確認され、県と国立感染症研究所が約700人を調査していた。県などは見つかった抗体を今後詳しく調べ、ワクチンの開発を目指す。

 SFTSは11年に初めて原因ウイルスが特定された感染症で、ウイルスを持つマダニにかまれると感染・発症し、全身倦怠感、高熱などの症状が出る。国内では、これまでに西日本を中心に約170人の患者が見つかり、うち47人が死亡した。県内では21人の患者が確認され、8人が亡くなっている。読売新聞(web版) 2016年02月26日

脂肪分解、促進たんぱく質…メタボ治療に期待

2016年02月27日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

 自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の富永真琴教授(57)らの研究グループは、脂肪を分解して熱を発生させる働きを高めるたんぱく質「TRPV2チャネル」を見つけたと発表した。

 メタボリックシンドロームの治療などへの応用が期待できるという。

 脂肪の燃焼は「褐色脂肪細胞」内で、たんぱく質の一種「UCP1」によって行われるが、研究グループは、これとは別のたんぱく質「TRPV2チャネル」が燃焼効果を高めていることを解明したとしている。読売新聞(web版) 2016年02月26日

うがい薬のデザイン巡り仮処分申し立ての応酬に

2016年02月27日 | 医療 医薬 健康

うがい薬のパッケージを巡って、食品大手の「明治」が外資系の製薬会社に対し、デザインが似ているとして、使用の差し止めを求めている問題で、今度は製薬会社側も明治に対しデザインの使用の差し止めを求める仮処分の申し立てを26日、裁判所に行いました。
うがい薬の「イソジン」は、食品大手の「明治」が販売を続けてきましたが、ことし4月からは、薬の成分を開発した外資系の製薬会社、「ムンディファーマ」がみずから販売する方針を決めました。NHK News web.,2016年2月26日