バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

小保方氏の代理人 事情聴取認める「彼女だけニュースに 極めて腹立たしい」

2016年02月20日 | NEWSクリッピング

小保方氏の代理人 事情聴取認める「彼女だけニュースに 極めて腹立たしい」
 STAP細胞問題の舞台となった神戸市の理化学研究所でES細胞が盗まれたとする窃盗容疑での告発を受け、元理研研究員の小保方晴子氏(32)が兵庫県警から参考人として事情を聴かれていたことを18日、小保方氏の代理人・三木秀夫弁護士が認めた。大阪市内の事務所前で報道陣の取材に対応。事情聴取には三木氏も立ち会い、窃盗について否定し「事実説明をきちんとした」とした。聴取の日時や場所、回数は明らかにしなかった。スポニチアネックス 2016年2月18日
バイオ塾情報創庫DB 2016-02-20

大腸がんの進化原理を解明!がんに対する予防と新しい治療法へ期待

2016年02月20日 | 医療 医薬 健康


九州大学
関連研究者:三森功士・宮野悟・森正樹

 九州大学病院別府病院の三森功士教授と、HPCI 戦略プログラム 分野 1「予測する生命科学・医療および創薬基盤」プロジェクトの東京大学医科学研究所の新井田厚司助教、宮野悟教授、および大阪大学大学院医学系研究科の森正樹教授らの研究グループは、大腸がんが非常に多様な遺伝子変異(※1)を持つ、不均一な細胞集団から構成されていること、またがん細胞の生存とは関係のない遺伝子変異の蓄積による「中立進化」よってこのような腫瘍内不均一性(※2)が生まれることを明らかにしました。今回の成果は、がんに対する新しい治療法や治療戦略を生み出すための基盤になると期待されます。
 本研究の成果は 2016 年 2 月 18 日(木)午前 11 時(米国太平洋時間)に米国学術誌「PLOS Genetics」で掲載されました。
日本の研究 2016年2月19日の記事 > プレスリリース

褐色脂肪細胞においてエネルギー消費を促す新たなメカニズムを発見

2016年02月20日 | 医療 医薬 健康

国立循環器病研究センター 京都大学 生理学研究所

褐色脂肪細胞においてエネルギー消費を促す新たなメカニズムを発見 --からだの熱産生に褐色脂肪細胞のTRPV2

関連研究者:富永真琴・内田邦敏・岩田裕子

「褐色脂肪細胞」は脂肪を分解して熱を発生させる細胞です。しかし、脂肪細胞が熱を産生する詳細なメカニズムは不明な点が多いのが現状です。今回、自然科学研究機構 生理学研究所の富永真琴教授、内田邦敏助教、Sun Wuping研究員と、京都大学大学院農学研究科 河田照雄先生、国立循環器病研究センター 岩田裕子先生らの研究グループは、褐色脂肪細胞においてTRPV2チャネルが効率的に脂肪燃焼を促すことを明らかにしました。本研究結果は、EMBO Reports誌(2016年3月1日号)に掲載されます。
日本の研究 2016年2月19日の記事 > プレスリリース


発生段階で膵臓の外分泌組織を欠くマウスは、糖尿病になる

2016年02月20日 | 医療 医薬 健康

日本医療研究開発機構 科学技術振興機構 京都大学

発生段階で膵臓の外分泌組織を欠くマウスは、糖尿病になる
―機能的膵島作製における外分泌組織との共存の重要性―

関連研究者:児玉創太・川口義弥

膵臓の外分泌組織注1が極端に少ないマウスを作成して解析したところ、内分泌組織注2の分化・増殖/維持・成熟が阻害され、糖尿病になった。
iPS細胞から機能的な膵島注2(内分泌組織)を作るためには、内分泌細胞だけでなく、膵島には含まれない外分泌組織と共に作製すべきことが示唆された。
日本の研究 2016年2月18日の記事 > プレスリリース

免疫寛容が成立しやすいペプチドや蛋白質の抗原に対する抗体の作製する方法

2016年02月20日 | 抗体 免疫 抗原 
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抗体の作製方法
出願人: 国立大学法人 東京大学google, 国立大学法人京都大学, 中外製薬株式会社, 株式会社ペルセウスプロテオミクス
発明者: 坂口 志文, 児玉 龍彦, 浜窪 隆雄, 先浜 俊子, 舟橋 真一, 岩成 宏子

出願 JP2006311422 (2006/06/07) 公開 WO2006132272 (2006/12/14)

【要約】生体内の免疫寛容を人為的に抑制することによって、従来方法では免疫寛容が成立しやすいペプチドや蛋白質の抗原に対する抗体の作製する方法を提供すること。GITRアゴニストを免疫動物に投与して当該免疫動物生体内の免疫寛容を抑制し、当該免疫動物に抗原を投与することを特徴とする。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2006132272/

多能性細胞を選別するための方法

2016年02月20日 | 細胞と再生医療

出願人: 国立大学法人京都大学
発明者: 上杉 志成, 平田 直, 村田 亜沙子, チャン ヨンテ, 中辻 憲夫, 末盛 博文, 川瀬 栄八郎, 山内 香織, 植田 和光, 藤林 悠人, 山中 伸弥, 中川 誠人

出願 2014-532154 (2013/01/07) 公開 2015-505240 (2015/02/19)

【要約】本発明は、MDR1トランスポーターを介して多能性細胞から排除される化合物を用いて多能性細胞を選別するための方法を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2015505240/