マダニ感染症の抗体確認、ワクチン開発へ
愛媛県内の農林業従事者から、マダニを介して感染する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の抗体が全国で初めて見つかった。
県内では2013年以降、全国で2番目に多い患者が確認され、県と国立感染症研究所が約700人を調査していた。県などは見つかった抗体を今後詳しく調べ、ワクチンの開発を目指す。
SFTSは11年に初めて原因ウイルスが特定された感染症で、ウイルスを持つマダニにかまれると感染・発症し、全身倦怠感、高熱などの症状が出る。国内では、これまでに西日本を中心に約170人の患者が見つかり、うち47人が死亡した。県内では21人の患者が確認され、8人が亡くなっている。読売新聞(web版) 2016年02月26日
愛媛県内の農林業従事者から、マダニを介して感染する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の抗体が全国で初めて見つかった。
県内では2013年以降、全国で2番目に多い患者が確認され、県と国立感染症研究所が約700人を調査していた。県などは見つかった抗体を今後詳しく調べ、ワクチンの開発を目指す。
SFTSは11年に初めて原因ウイルスが特定された感染症で、ウイルスを持つマダニにかまれると感染・発症し、全身倦怠感、高熱などの症状が出る。国内では、これまでに西日本を中心に約170人の患者が見つかり、うち47人が死亡した。県内では21人の患者が確認され、8人が亡くなっている。読売新聞(web版) 2016年02月26日