バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

マダニ感染症の抗体確認、ワクチン開発へ

2016年02月27日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
マダニ感染症の抗体確認、ワクチン開発へ


 愛媛県内の農林業従事者から、マダニを介して感染する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の抗体が全国で初めて見つかった。

 県内では2013年以降、全国で2番目に多い患者が確認され、県と国立感染症研究所が約700人を調査していた。県などは見つかった抗体を今後詳しく調べ、ワクチンの開発を目指す。

 SFTSは11年に初めて原因ウイルスが特定された感染症で、ウイルスを持つマダニにかまれると感染・発症し、全身倦怠感、高熱などの症状が出る。国内では、これまでに西日本を中心に約170人の患者が見つかり、うち47人が死亡した。県内では21人の患者が確認され、8人が亡くなっている。読売新聞(web版) 2016年02月26日

脂肪分解、促進たんぱく質…メタボ治療に期待

2016年02月27日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

 自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の富永真琴教授(57)らの研究グループは、脂肪を分解して熱を発生させる働きを高めるたんぱく質「TRPV2チャネル」を見つけたと発表した。

 メタボリックシンドロームの治療などへの応用が期待できるという。

 脂肪の燃焼は「褐色脂肪細胞」内で、たんぱく質の一種「UCP1」によって行われるが、研究グループは、これとは別のたんぱく質「TRPV2チャネル」が燃焼効果を高めていることを解明したとしている。読売新聞(web版) 2016年02月26日

うがい薬のデザイン巡り仮処分申し立ての応酬に

2016年02月27日 | 医療 医薬 健康

うがい薬のパッケージを巡って、食品大手の「明治」が外資系の製薬会社に対し、デザインが似ているとして、使用の差し止めを求めている問題で、今度は製薬会社側も明治に対しデザインの使用の差し止めを求める仮処分の申し立てを26日、裁判所に行いました。
うがい薬の「イソジン」は、食品大手の「明治」が販売を続けてきましたが、ことし4月からは、薬の成分を開発した外資系の製薬会社、「ムンディファーマ」がみずから販売する方針を決めました。NHK News web.,2016年2月26日

細胞用デバイス及び細胞凍結保存方法

2016年02月26日 | 細胞と再生医療
出願人: ニプロ株式会社
発明者: 笹山 典久, 高橋 俊成, 萩原 由以

出願 2008-327903 (2008/12/24) 公開 2010-148384 (2010/07/08)

【要約】【課題】細胞の取り扱いに好適であり、特に中空糸が用いられることによって、凍結保存や培養に際しての細胞の取り扱いに適し、かつ中空糸内の細胞を感染から防止する手段を提供する。【解決手段】細胞用デバイス10は、両端が開口された中空糸11と、中空糸11の第1端に接続されて、その内部空間が中空糸11の内部空間と連続する流路を構成する注射針12と、注射針12にスライド可能に設けられて、中空糸11より注射針12側へ退避した第1姿勢、及び中空糸11の周囲を覆う第2姿勢に姿勢変化可能なカバー13とを具備する。カバー13は、第2姿勢において熱溶着可能な袋形状である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2010148384/



ポリアミドアミンデンドロン脂質を含む遺伝子等運搬媒体組成物

2016年02月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願人: 公立大学法人大阪府立大学
発明者: 河野 健司, 高橋 俊成

出願 2005-332011 (2005/11/16) 公開 2007-137805 (2007/06/07)

【要約】【課題】デンドロン脂質を用いた非ウィルスベクターは、細胞内へのトランスフェクション効果が高く有用であるが、安定性や特異的な吸着性がなかった。【解決手段】デンドロン脂質の末端のアミノ基にガラクトースをリガンドとして修飾し、細胞表面のレセプターに特異的に吸着する機能を付与する。また末端アミノ基をPEGで修飾し、ベクターの平均粒径を小さくし、安定性と利用しやすさを向上させる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2007137805/

ポリアミドアミンデンドロン脂質を含む遺伝子等運搬媒体組成物

2016年02月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願人: 公立大学法人大阪府立大学
発明者: 河野 健司, 高橋 俊成

出願 2005-332011 (2005/11/16) 公開 2007-137805 (2007/06/07)

【要約】【課題】デンドロン脂質を用いた非ウィルスベクターは、細胞内へのトランスフェクション効果が高く有用であるが、安定性や特異的な吸着性がなかった。【解決手段】デンドロン脂質の末端のアミノ基にガラクトースをリガンドとして修飾し、細胞表面のレセプターに特異的に吸着する機能を付与する。また末端アミノ基をPEGで修飾し、ベクターの平均粒径を小さくし、安定性と利用しやすさを向上させる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2007137805/

細胞電位測定容器遠心分離補助具及び遠心分離方法

2016年02月26日 | 医療 医薬 健康

出願人: ニプロ株式会社
発明者: 笹山 典久, 森元 慎二, 高橋 俊成, 萩原 由以

出願 2011-069038 (2011/03/26) 公開 2012-200225 (2012/10/22)

【要約】【課題】本発明は、容器胴体部と電極基板の間から培養液等が漏れ出すことなく、細胞電位測定容器を遠心分離することができる遠心分離補助具および遠心分離方法を提供することを課題とする。【解決手段】本発明の遠心分離補助具2は、容器胴体部11と電極基板12とを備える細胞電位測定容器1を遠心分離する際に用いられる遠心分離補助具であって、上記遠心分離補助具2は、遠心分離機のバケットと略同じ形状の底面21と、上記底面21の上部に設けられた上記細胞電位測定容器1の電極基板12と略同じ形状の凸部22とを備え、上記細胞電位測定容器1の遠心分離時には、上記遠心分離補助具2の上に上記細胞電位測定容器1を載せた状態で上記凸部22により上記細胞電位測定容器1の電極基板12の底面が支持されることを特徴とする。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012200225/

診療報酬改定「かかりつけ」推進

2016年02月26日 | 医療 医薬 健康

小林達哉記者

「かかりつけ医」や「かかりつけ薬局」。平成28年度からの診療報酬改定では、こうしたことばがキーワードとなりました。診療報酬とは、2年に1度、治療や検査などの内容ごとに国が価格を決めるもので、病院や薬局などの医療機関に支払われる報酬です。私たちは、加入している保険などに応じて、この診療報酬の原則1割から3割の窓口負担を支払います。医療機関に支払われる診療報酬は、平成28年度から、全体で0.84%引き下げることが決まっています。限られた財源のなか、日本の医療の在り方を政策的に誘導する診療報酬。これからの医療や、私たちへの影響はどうなるのか。政治部の小林達哉記者が解説します。NHK News web.,2016年2月16日