出願番号 : 特許出願2008-541057 出願日 : 2005年12月20日
公表番号 : 特許公表2009-527221 公表日 : 2009年7月30日
出願人 : アールエヌエル バイオ カンパニー リミテッド 発明者 : カン キュンスン 外2名
本発明はヒト脂肪組織由来の成体幹細胞である多能性幹細胞に関するもので、より具体的には、スフィア(sphere)形成を通じて未分化状態で長期間維持が可能で、増殖率が優秀なヒト乳房脂肪組織由来の多能性成体幹細胞及び前記成体幹細胞の分離及び維持方法、前記多能性成体幹細胞から神経細胞、脂肪細胞、軟骨細胞、骨形成細胞及びインシュリン分泌膵臓ベータ細胞への分化方法、及び前記分化された細胞または前記成体幹細胞を含む骨関節炎、骨粗鬆症及び糖尿病治療用細胞治療剤と乳房組織形成用細胞治療剤に関するものである。
本発明による多能性幹細胞は成体幹細胞にもかかわらず、骨形成細胞、神経細胞、星状細胞、脂肪細胞、軟骨形成細胞、骨形成細胞、またはインシュリン分泌膵臓ベータ細胞に分化する能力を持ち、骨粗鬆症、骨関節炎、神経疾患、糖尿病などの治療に有効で、乳房組織形成に有用である。また、CORM-2含有無血清培地でスフィアを形成し、未分化状態で長期間維持が可能なだけでなく、増殖率が非常に優秀で細胞治療剤として有用である。
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