バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

コンドロイチン硫酸の製造方法

2005年12月31日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-172484 出願日 : 2004年6月10日
公開番号 : 特許公開2005-350564 公開日 : 2005年12月22日
出願人 : 株式会社トクヤマ 発明者 : 岩田 在博 外3名

発明の名称 : コンドロイチン硫酸の製造方法

【課題】 例えば鮭の鼻軟骨からアルカリ抽出法や酵素法により抽出されたコンドロイチン硫酸ナトリウム抽出液のように、タンパク質等の夾雑物を含む原料組成物から夾雑物を簡便且つ低コストで除去し、高純度で且つ水溶液状態としたときに濁りのない日本薬局方外医薬品規格を満足するようなコンドロイチン硫酸ナトリウムを得る方法を提供する。
【解決手段】 例えば上記原料組成物を精製し、不純物として生体由来の難水溶性又は非水溶性不純物を少なくとも含み、且つ生体由来の不純物の総含有量が0.01~3.00重量%であるコンドロイチン硫酸粗体を得、次いで(1)前記粗体が溶解したpH3.0~6.5の水溶液を調製した後に該水溶液と水溶性有機溶媒とを混合してコンドロイチン硫酸を析出させるか又は(2)固体状の前記粗体から水溶性有機溶媒を用いて生体由来の難水溶性又は非水溶性不純物を抽出除去する。

出願番号 : 特許出願2004-7828 出願日 : 2004年1月15日
公開番号 : 特許公開2005-198557 公開日 : 2005年7月28日
出願人 : 株式会社サンシーフーズ 発明者 : 江藤 忠士 外1名

発明の名称 : 蛋白質とコンドロイチン硫酸を含有する食品原料及びその製造方法

【課題】 魚類の軟骨から蛋白質とコンドロイチン硫酸を同時に抽出する。
【解決手段】 魚類の軟骨を蛋白質分解酵素で酵素分解してペプチド状にしたことを特徴とする,蛋白質とコンドロイチン硫酸を含有する食品原料である。また,魚類の軟骨に魚類の軟骨以上の重量の水を添加し,40℃以上の水温で蛋白質分解酵素を添加して酵素分解した後,固液分離し,液分を乾燥することを特徴とする,蛋白質とコンドロイチン硫酸を含有する食品原料の製造方法である。コンドロイチン硫酸が体内で良く吸収される。組織細胞の保水効果が高いため,老化に伴う体内での組織細胞の水分減少を抑えることができる。ペプチド状にした蛋白質は,ムコ多糖であるコンドロイチン硫酸の働きを活用化し,健康な骨や細胞を維持するのに有効である。食品衛生法に抵触しない製造方法により,魚類の軟骨から,コンドロイチン硫酸を体内で吸収しやすい状態にした食品原料を提供できる。

出願番号 : 特許出願2003-383133 出願日 : 2003年10月7日
公開番号 : 特許公開2005-113106 公開日 : 2005年4月28日
出願人 : 片平 亮太 発明者 : 片平 亮太

発明の名称 : 粗コンドロイチン硫酸類の製造法



要約:

【目的】
鮭又は/及び鱒の頭部に含まれるコンドロイチン硫酸類を簡単かつ効率的に収率よく粗コンドロイチン硫酸類を抽出する方法を提供する。
【構成】
鮭又は/及び鱒の頭部に存在するコンドロイチン硫酸類を含む軟骨部分を軟骨類の熱溶解又は/及び熱融解温度(110℃)以上で、熱損傷の少ない温度(160℃)以下の範囲で頭部より粗コンドロイチン硫酸類を簡単に抽出することができ、また魚類頭部に溶け出した粗コンドロイチン硫酸類が流出しやすくなる路を作ることにより収率よく抽出することができ、さらに加熱前処理をたんぱく質変性温度(60℃)以上、軟骨類の熱溶解又は/及び熱融解温度(110℃)以下の段階的加熱を行うことでより効率的よく粗コンドロイチン類を抽出することができる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。