バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

植物の受精に不可欠「ユイノウ」遺伝子 立教大など発表

2005年12月26日 | 植物&農業
 植物の受精で、精細胞が卵細胞などと結びつくのに不可欠な遺伝子を、立教大などの研究チームが発見した。この働きを結婚の結納にたとえ、研究チームは「ユイノウ」遺伝子と名付けた。原始的な藻類から高等植物まで存在しており、植物の受精の仕組みを解明するカギになるとみられる。朝日新聞 2005年12月26日

抗生物質に強く治療が困難 「耐性菌」海や川にも

2005年12月26日 | 菌類 細菌
 抗生物質に強く、人体や家畜の体内で増殖すると治療が困難になる耐性菌と同じ遺伝子を持つ細菌が、国内の海や東南アジアの河川にも広く存在することを、愛媛大学沿岸環境科学研究センターの鈴木聡教授(海洋微生物学)らが確認した。鈴木教授は「魚を食べたり、生活用水に使ったりすることで、この菌が人体に入り、悪影響を及ぼす可能性もある」と指摘している。 朝日新聞(関西)2005年12月26日

花卉類の栽培方法

2005年12月26日 | 植物&農業
【発明者(出願人)】大谷 敏郎ほか(農業工学研究所長)
【公開番号】特開平9-266725

【課題】 ペチュニア、ゼラニウム、ポインセチア等の花卉類の矮化その他の形態制御を矮化剤等の薬剤を使用することなく行えるようにする。
【解決手段】 ペチュニア属、テンジクアオイ属又はユーフォルビア属から選ばれる花卉類の栽培方法において、育苗期以降、特に本葉展開以降開花又は苞葉形成までの明期の光質を制御することにより、草丈、枝長、花冠長、花筒長、花数、花房の大きさ、苞葉数又は苞葉長に関する形態を制御する。

矮化植物の生産方法およびその利用

2005年12月26日 | 植物&農業
【公開番号】特開2005-40036
【発明者(出願人)】福崎 英一郎ほか(独立行政法人科学技術振興機構)
【課題】従来とは異なる機構により効率よく矮化植物を生産する方法と、その利用の一例を提供する。
【解決手段】ペクチンのメチル基をランダムに加水分解することができるAspergillus niger由来ペクチンメチルエステラーゼ(PME)遺伝子(pmeA)をタバコ植物体Nicotiana tabacum L. cv SR-1に導入することにより、細胞壁代謝異常を誘導し、矮小化した形質転換植物体を生産する。必要に応じて、植物体が成熟する前に、ペクチンメチルエステラーゼの発現に伴い生ずる測定可能な化合物の量または活性を基準として、矮化植物体を選抜すればよい。

野生スイカの秘密追う

2005年12月26日 | 環境 自然  生態
奈良先端科学技術大学院大学
http://osaka.yomiuri.co.jp/kenkyu/kk51224a.htmスイカに含まれるアミノ酸の一種のシトルリンが、活性酸素を無害化していることを突き止めた。世界の陸地のほぼ半分は、年間降水量が50ミリ以下の地域で、横田教授は「研究成果を、砂漠の緑化や世界の食糧増産に生かせる可能性がある」と期待を寄せる。