バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

発達障害の関連遺伝子12個を特定、英研究

2014年12月26日 | からだと遺伝子
心臓欠損、てんかん発作、知的障害などを引き起こす恐れのある子どもの発達障害に関連する遺伝子12個を発見したとの研究論文が、24日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。

 論文を発表した英遺伝子研究機関ウェルカムトラスト・サンガー研究所(Wellcome Trust Sanger Institute)などの研究チームによると、これらの遺伝子は、診断未確定の重度の障害がある子ども1133人とその両親のゲノム(全遺伝情報)の詳細な調査で発見されたという。AFP BB News.,2014年12月25日

「STAP細胞は別の万能細胞」 理研調査委

2014年12月26日 | 医療 医薬 健康

STAP細胞の問題で、理化学研究所の調査委員会は、小保方晴子元研究員らが発表した論文の主な結論は否定され、その証拠となった緑に光るマウスなどはいずれも別の万能細胞のES細胞が混入したか、混入で説明できることが科学的な証拠で明らかになったとする報告書をまとめました。NHK News web.,2014年12月25日

がん治療に新たな光 スーパーコンピュータを使った「IT創薬」で広がる可能性

2014年12月26日 | 創薬 生化学 薬理学
 具体的には、富士通がスーパーコンピュータを用いて、薬の候補となる化合物の構造を設計。その設計に基づいて、興和が化合物を合成し、また、合成した化合物が薬として期待される作用を示すか実験的に検証します。それらの実験結果をもとに、東大先端研が設計方法の改良に取り組み、これまでは対応できなかった疾患に対する創薬開発の基盤技術を確立します。 Huffington Oost.,2014年12月24日


多様な精神疾患に関わる遺伝子の働き解明

2014年12月26日 | からだと遺伝子
 自閉症や統合失調症、薬物依存など多様な精神疾患に関わるAUTS2遺伝子が神経細胞の動きや神経突起の形態を制御していることを、国立精神・神経医療研究センター神経研究所(東京都小平市)の堀啓(ほり けい)室長、星野幹雄(ほしの みきお)部長らが初めて突き止めた。幅広い精神疾患に共通する病理の解明や新治療法の開発に道を開く成果といえる。12月18日付の米オンライン科学誌セルリポーツに発表した。
Huffington Post2014年12月25日