バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

成体腎臓からの幹細胞を用いて試験管内で腎臓構造の再現に世界で初めて成功

2014年12月08日 | 細胞と再生医療

喜多村真治・桜井裕之・槙野博史:

 岡山大学病院腎臓・糖尿病・内分泌内科の喜多村真治講師、杏林大学医学部薬理学教室櫻井裕之教授、槇野博史病院長らの研究グループは、成体腎臓から取り出した幹細胞を用いて、試験管内での腎臓構造の最小構成単位であるネフロン1)の再現に世界で初めて成功しました。日本の研究 プレスリリース 2014-11-25

キーワード 慢性腎臓病(CKD) データベース構築 新規治療法 難治性疾患 病態解析

ヒトiPS/ES細胞より高効率に神経堤細胞および間葉系間質細胞の作製に成功 PLOS ONEに掲載

2014年12月08日 | 医療 医薬 健康
 本研究では、ヒト多能性幹細胞から神経堤細胞を分化誘導および維持培養する過程において、化学合成培地を基礎培地としてGSK3β阻害剤とTGFβ阻害剤と最小限の成長因子(インスリン)を加えることにより、高効率(70~80%)に神経堤細胞を誘導することに成功しました。

▽無血清・フィーダーフリー培養条件で神経堤細胞および間葉系間質細胞を分化誘導することに成功しました。日本の研究 プレスリリース 2014-12-05

ヘリコバクター・ピロリに対する生薬組成物

2014年12月08日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願平6-252109 出願日 : 1994年10月18日
公開番号 : 特許公開平8-119872 公開日 : 1996年5月14日
出願人 : 大塚製薬株式会社 発明者 : 菊地 幹雄 外7名
発明の名称 : ヘリコバクター・ピロリに対する生薬組成物

【構成】本発明は、純グリチミン、カンゾウ油性抽出物、ローズマリー抽出物、サルビア抽出液、チョウジ抽出物、タイム抽出物液、ショウガエキス、オウゴン抽出液、ジュ抽出液、シコンエキス、キラヤニン、ルイボス茶乾燥エキス、ヨモギ乾燥エキス、刺梨エキスパウダー、タマリンド抽出物、グァバ抽出物、ユキノシタ葉抽出物、セラミド、エンメイソウ抽出物、ムクロジエキスパウダー、ユッカエキスパウダー及びレモン抽出液から選ばれた少なくとも1種を有効成分として含有することを特徴とするヘリコバクター・ピロリに対する生薬組成物を提供する。
【効果】本発明生薬組成物は、食品形態及び医薬品形態で接種乃至投与適用されて、ヘリコバクター・ピロリに対する抗菌作用、ウレアーゼ活性阻害作用及び胃粘膜上皮細胞屁の接着抑制作用を発揮し、その増殖を顕著に抑制し、該菌に起因する胃炎、胃潰瘍等の治療に有効である。特許資料>>astamuse 1996

間葉系幹細胞の増殖促進剤

2014年12月08日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2011-183149 出願日 : 2011年8月24日
公開番号 : 特許公開2012-210201 公開日 : 2012年11月1日
出願人 : 株式会社大塚製薬工場 外1名 発明者 : 小林 英司 外2名
発明の名称 : 間葉系幹細胞の増殖促進剤

【課題】間葉系幹細胞をより効率的に増殖させるための技術を提供すること。
【解決手段】タクロリムスを含む培地中で間葉系幹細胞を培養することを含む、間葉系幹細胞の製造方法。タクロリムスを含む、間葉系幹細胞の増殖促進剤。間葉系幹細胞及びタクロリムスを含む、間葉系幹細胞培養物。特許資料>>astamuse 2012

エクオール合成に関与する酵素

2014年12月08日 | ファインケミカル 中間体

出願番号 : 特許出願2012-246695 出願日 : 2012年11月8日
公開番号 : 特許公開2013-51966 公開日 : 2013年3月21日
出願人 : 大塚製薬株式会社 発明者 : 嶋田 良和 外5名

【課題】本発明は、エクオール合成の関与する酵素、前記酵素をコードする遺伝子及びこれらを用いてエクオール及びその中間体を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ジヒドロダイゼイン合成酵素、テトラヒドロダイゼイン合成酵素、及びエクオール合成酵素、並びにこれらをコードする遺伝子を提供する。更に、これらの酵素を用いてジヒドロダイゼイン、テトラヒドロダイゼイン、及び/又はエクオールを合成する方法を提供する。特許資料>>astamuse 2013

細胞分離装置及び遠心分離方法

2014年12月08日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2011-284381 出願日 : 2011年12月26日
公開番号 : 特許公開2013-132240 公開日 : 2013年7月8日
出願人 : 株式会社大塚製薬工場 外1名 発明者 : 田口 明彦 外5名

【課題】成層時に試料の境界面に乱れを生じさせることなく容易に成層することができ、且つ分離した対象物の混合を防止して、純度よく回収することができる細胞分離装置及び遠心分離方法を提供する。
【解決手段】第1液体収容部51を有する第1容器11と、第2液体収容部52を有して相対回転可能に第1容器11の下方に設けられる第2容器12と、を備え、第1容器11と第2容器12とを相対回転させることにより、第1液体収容部51と第2液体収容部52とを連通させる連通状態と、該連通を遮断する遮断状態とに切替可能な第1切替機構55を備える。特許資料>>astamuse 2013

細胞分離装置

2014年12月08日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2011-284382 出願日 : 2011年12月26日
公開番号 : 特許公開2013-132241 公開日 : 2013年7月8日
出願人 : 株式会社大塚製薬工場 外1名 発明者 : 田口 明彦 外5名
発明の名称 : 細胞分離装置

【課題】成層時に試料の境界面に乱れを生じさせることなく容易に成層することができ、且つ分離した対象物の混合を防止して、純度よく回収することができる細胞分離装置を提供する。
【解決手段】第1液体収容部51を有する第1容器11と、第2液体収容部52を有し第1容器11の下方に設けられる第2容器12と、第1容器11と第2容器12との間に配置され、第1液体収容部51に向かって延びる第1ニードル72及び該第1ニードル72と連通し第2液体収容部52に向かって延びる第2ニードル73を有する連通部材20と、を備える。第1容器11と第2容器12とを近接又は離間させることで、連通部材20を介して第1液体収容部51と第2液体収容部52とを連通させる連通状態と、該連通を遮断する遮断状態とを切替可能な切替機構55を備える。特許資料>>astamuse 2014

幹細胞の移植時に、懸濁液中の幹細胞の生存率の低下を抑制する技術

2014年12月08日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2013-131124 出願日 : 2013年6月21日
公開番号 : 特許公開2013-223504 公開日 : 2013年10月31日
出願人 : 株式会社大塚製薬工場 外1名 発明者 : 小林 英司 外6名
発明の名称 : 細胞生存率低下抑制剤

【課題】幹細胞の移植時に、懸濁液中の幹細胞の生存率の低下を抑制する技術を提供すること。
【解決手段】トレハロースを有効成分として含む、哺乳動物幹細胞移植用の細胞生存率低下抑制剤を哺乳動物幹細胞懸濁液へ添加すると、哺乳動物幹細胞の生存率低下を抑制することができる。哺乳動物幹細胞懸濁液中のトレハロースの濃度は、通常、4.53mg/ml以上、好ましくは、15.1mg/ml以上である。また、トレハロース濃度が高いほど生存率低下を抑制する効果は高くなるが、トレハロース濃度が高すぎると、逆に幹細胞の生存率に悪影響を及ぼす可能性がある。従って、この悪影響を回避する観点から、懸濁液中のトレハロース濃度は、通常362.4mg/ml以下、好ましくは181.2mg/ml以下である。従って、懸濁液中のトレハロース濃度は、通常4.53~362.4mg/ml、好ましくは15.1~181.2mg/mlである。特許資料>>astamuse 2013