バイオの故里から

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12年凍結卵子で出産 高校時に採取、結婚後受精

2014年12月06日 | 癌 ガン がん 腫瘍
12年凍結卵子で出産 高校時に採取、結婚後受精

 血液がんの治療で生殖機能を失う恐れがあった当時高校2年の女性(30)=愛知県=から卵子を採取して凍結保存、12年後に解凍して夫の精子と体外受精した受精卵を子宮に戻すことで、ことし8月に女性が出産していたことが5日、分かった。

 精子や受精卵に続き、近年、卵子(未受精卵)も凍結保存できるようになったが、国内で10年以上凍結保存した卵子で出産したケースは珍しい。がん治療で不妊に悩む患者にとっては福音となる一方、晩婚化を背景に、将来の妊娠に備えて卵子凍結をする未婚女性も増えており、こうした傾向に拍車がかからないか懸念する声もある。
共同通信47news.,2014/12/06